綾瀬市議会 > 2011-02-28 >
02月28日-01号

  • "老人保護措置費負担金"(/)
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  1. 綾瀬市議会 2011-02-28
    02月28日-01号


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    平成23年3月定例会綾瀬市議会3月定例会会期日程==============綾瀬市議会3月定例会議事日程(第1号)=================== 平成23年2月28日(月)午前9時開議日程第1       会期決定について日程第2 第17号議案 平成22年度綾瀬市一般会計補正予算(第4号)                                                                                  日程第3 第18号議案 平成22年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第4 第19号議案 平成22年度綾瀬市深谷中央特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)日程第5 第20号議案 平成22年度綾瀬市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第6 第21号議案 平成22年度綾瀬市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)日程第7 第1号議案 綾瀬市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例日程第8 第13号議案 工事請負契約の締結について(平成22年度綾瀬市立大上保育園建替え工事(建築))日程第9 第14号議案 指定管理者の指定について(綾瀬西デイサービスセンター)日程第10 第15号議案 市道路線の認定について(R643-3)日程第11 第16号議案 工事委託契約に関する基本協定の変更について日程第12 第2号議案 綾瀬市特別会計条例の一部を改正する条例日程第13 第3号議案 綾瀬市重度障害者医療費助成条例の一部を改正する条例日程第14 第4号議案 綾瀬市知的障害児通園施設条例の一部を改正する条例日程第15 第5号議案 綾瀬市介護保険条例の一部を改正する条例日程第16 第6号議案 綾瀬市国民健康保険条例の一部を改正する条例日程第17 第7号議案 平成23年度綾瀬市一般会計予算日程第18 第8号議案 平成23年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計予算日程第19 第9号議案 平成23年度綾瀬市下水道事業特別会計予算日程第20 第10号議案 平成23年度綾瀬市深谷中央特定土地区画整理事業特別会計予算日程第21 第11号議案 平成23年度綾瀬市介護保険事業特別会計予算日程第22 第12号議案 平成23年度綾瀬市後期高齢者医療事業特別会計予算 ――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件 日程第1~日程第22の議事日程に同じ ――――――――――――――――――――出席議員(20名)  1番   比留川政彦君  2番   笠間善晴君  3番   青柳 愼君  4番   井上賢二君  5番   松澤堅二君  6番   笠間信一郎君  7番   上田博之君  8番   松本春男君  9番   中野昌幸君  10番   増田淳一郎君  12番   安藤多恵子君  13番   出口けい子君  14番   山岸篤郎君  15番   綱嶋洋一君  16番   佐竹百里君  17番   渡部市代君  18番   二見 昇君  19番   内藤 寛君  20番   山田晴義君  21番   吉川重夫君 ――――――――――――――――――――欠席議員  なし ――――――――――――――――――――地方自治法第121条による出席者  市長           笠間城治郎君  副市長          古塩政由君  副市長          高島勝美君  教育長          守矢育夫君  企画部長         加藤行数君  総務部長         笠間敏男君  福祉部長兼福祉事務所長  樋口賢一君  健康こども部長      見上 久君  市民部長         中山利次君  環境部長         熊山 茂君  都市経済部長       馬場 勉君  インター推進担当部長   渡邊晴樹君  建設部長         比留川正昭君  消防長          橘川利一君  監査事務局長       中島敬徳君  選挙管理委員会事務局長  木村 博君  農業委員会事務局長    曽根隆信君  教育総務部長       鈴木政俊君  参事兼学校教育課長    袴田 毅君  参事兼教育指導課長    西島 晃君  生涯学習部長       新倉博信君  秘書広報課長       森田純生君 ――――――――――――――――――――議会事務局出席者  局長           守矢亮三  次長           志村幸弘  議事担当副主幹      赤羽正法  主査           藤嶋 努  主査           保坂 敦 ―――――――――――――――――――― 午前9時04分 開会 ○議長(青柳愼君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成23年綾瀬市議会3月定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 諸般報告書と監査結果報告につきましては、お手元に配付してあります印刷物のとおりでありますので、御了承願います。 あわせまして、陳情第59号が提出されておりますので、本件はお手元に配付してあります議案等付託審査一覧表のとおり、経済建設常任委員会で審査を願いたいと思います。 以上をもって諸般の報告を終わります。 ――――――――――――――――――――――――  諸般報告書  ========= 月 日    報告事件 11.26    議会全員協議会  〃     12月定例会本会議(初日) 11.30    市民福祉常任委員会 12.1    経済建設常任委員会 12.2    総務教育常任委員会 12.6    基地対策特別委員会 12.9    12月定例会本会議(第2日目) 12.10    12月定例会本会議(第3日目)  〃     議会運営委員会 12.15    議会全員協議会  〃      12月定例会本会議(最終日)  〃     議会報編集委員会 1.20    議会全員協議会 1.28    議会報編集委員会 2.21    議会全員協議会  〃     議会運営委員会 ========================== ○議長(青柳愼君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第114条の規定により、議長において 松 本 春 男 議員 中 野 昌 幸 議員を指名いたします。 ========================== ○議長(青柳愼君) 日程第1、会期決定についての件を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月23日までの24日間といたすことに御異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) ○議長(青柳愼君) 御異議なしと認めます。よって、会期は24日間と決定いたしました。 ========================== ○議長(青柳愼君) 日程第2、第17号議案・平成22年度綾瀬市一般会計補正予算(第4号)から日程第22、第12号議案・平成23年度綾瀬市後期高齢者医療事業特別会計予算までの21件を一括議題といたします。 これより市長の施政方針並びに本21件についての提案理由の説明を求めます。市長。  〔市長(笠間城治郎君)登壇〕 ◎市長(笠間城治郎君) おはようございます。本日から3月定例会が開会されました。議員各位におかれましては、御出席を賜り、ありがとうございます。また、平素から市政各般にわたり温かい御支援、御協力をいただきまして、心から感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございます。 それでは、議題とされました第1号議案から第21号議案までの21議案につきまして、日程の順に従い、提案理由の説明を申し上げます。なお、平成23年度施政方針につきましては、新年度6会計予算議案の御提案に際し申し上げますので、御了承ください。 まず、日程第2、第17号議案・平成22年度綾瀬市一般会計補正予算(第4号)につきまして御説明申し上げます。今回の補正は、歳入歳出予算の総額に3億8,264万2,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ272億2,692万4,000円に増額するものでございます。補正いたします主な内容でございますが、国の緊急経済対策の一環として、平成22年度1号補正予算に新たに計上されました、地域活性化に係るきめ細かな交付金及び住民生活に光をそそぐ交付金、さらには、追加予算が計上されました社会資本整備総合交付金の各交付金を有効に活用するため、平成23年度予算で予定しておりました事業を前倒しなどいたしまして、補正措置を講ずるものでございます。中でも予算が追加されました社会資本整備総合交付金に係る計上事業につきましては、本年度当初では国より不採択となりましたが、改めて事業が採択され、この交付金を活用できる事業も含め、措置を講じております。歳入では、主に国の補正予算に計上されたこれらの交付金や、本年度からの国民健康保険税の新たな軽減措置により減額となった税収分を、国と県から受け入れる保険基盤安定交付金の増額のほか、社会資本整備総合交付金に係る補助金の名称と増減の整理などを基調に編成したものでございます。 主な事業の内容でございますが、きめ細かな交付金や社会資本整備総合交付金を活用いたしまして、道路維持補修事業等に要する経費を計上いたすとともに、同じく住民生活に光をそそぐ交付金を活用いたしまして、子育て支援や教育相談で使用する備品等の購入のほか、小中学校図書館への図書の購入、北の台図書室の学習室への移転に係る修繕工事費や書架の購入などに要する経費を計上いたすものでございます。このほか、利用者の増加に伴う福祉施設通所交通助成費の増額や、国民健康保険事業において保険給付費等の財源とする国民健康保険税現年度課税収納額に前年度所得の確定などにより減収が見込まれることから、財源補充をいたすため国保会計への繰出金の増額などでございます。 次に、継続費の補正につきましては、大上保育園建替え工事及び春日台中学校空調設備復旧工事のそれぞれの事業費の確定に伴い、その総額と年割額を変更いたすものでございます。 繰越明許費でございますが、土木費の道路維持補修事業費につきましては、市内道路・橋りょうの現状調査委託や市道10号線の舗装補修工事など、国の社会資本整備総合交付金及びきめ細かな交付金に対応した事業で、また、市道整備事業費は、市道1629-1号線交差点改良工事につきまして、同じく社会資本整備総合交付金に対応した事業でございます。いずれも年度内の執行が困難なため、翌年度に繰り越すべき措置を講ずるものでございます。街路整備事業費につきましては、9月補正に計上いたしました早川本蓼川線電線類地中化工事について、地中化参画企業等との調整に時間を要したことから、翌年度に繰り越すべき措置を講ずるものでございます。このほか、総務費、民生費、教育費の各事業につきましては、国の市民生活に光をそそぐ交付金に対応した事業で、いずれも年度内の執行が難しく、翌年度に繰り越すべき措置を講ずるものでございます。 次に、地方債の補正につきましては、市道950号線舗装補修工事など、社会資本整備総合交付金対象事業について、当初との増減調整を図った中で、補正計上事業の財源とするため限度額を増額するものでございます。 次に、日程第3、第18号議案・平成22年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。この補正は、歳入歳出予算の総額に変更はございませんが、国民健康保険税の減収が見込まれるため、財源調整として応益割の新たな軽減措置による減収分として、保険基盤安定などにかかわる法定繰入金とその他繰入金を増額するものでございます。 次に、日程第4、第19号議案・平成22年度綾瀬市深谷中央特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。この補正は、歳入歳出予算の総額から1億7,300万円を減額いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ8億1,669万4,000円とするものでございます。補正いたします内容は、歳入では主に保留地処分金収入について、当初の販売見込み数よりも下回ったことによる減額と、その財源調整のため繰入金の増額について、また、歳出では事業費の確定等に伴う減額をそれぞれ措置いたすものでございます。地方債補正につきましては、起債対象事業費の確定に伴い、限度額を減額いたすものでございます。 次に、日程第5、第20号議案・平成22年度綾瀬市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。この補正は、歳入歳出予算の総額に676万7,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ29億3,983万5,000円に増額するものでございます。補正いたします内容でございますが、介護給付費及び地域支援事業費における国庫支出金等の過年度精算額について、再確定により超過額が生じたため償還金の増額措置を講ずるものでございます。 次に、日程第6、第21号議案・平成22年度綾瀬市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。この補正は、歳入歳出予算の総額に3,423万1,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ5億5,223万1,000円に増額するものでございます。補正いたします内容でございますが、保険料収入と平成21年度決算に伴う繰越金等の増額分を神奈川県後期高齢者医療広域連合へ納付するため、必要な措置を講ずるものでございます。 以上、平成22年度5会計補正予算の提案説明とさせていただきます。 次に、日程第7、第1号議案・綾瀬市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。この条例は、綾瀬市社会福祉審議会委員の任期の見直しに伴い、所要の改正をいたしたく提案するものでございます。 次に、日程第8、第13号議案・工事請負契約の締結につきまして御説明申し上げます。これは、平成22年度綾瀬市立大上保育園建替え工事の建築の請負契約を締結したいので、綾瀬市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案するものであります。 次に、日程第9、第14号議案・指定管理者の指定について御説明申し上げます。これは、綾瀬西デイサービスセンターの管理について指定管理者を指定いたしたく、地方自治法第244条の2、第6項の規定により提案するものであります。 次に、日程第10、第15号議案・市道路線の認定について御説明申し上げます。寄附により提供された道路用地を認定いたしたく、道路法第8条第2項の規定により提案するものです。 次に、日程第11、第16号議案・工事委託契約に関する基本協定の変更について御説明申し上げます。平成20年6月2日に議会の議決を得た、綾瀬市公共下水道根幹的施設建設工事委託契約に関する基本協定の協定金額を変更いたしたく、綾瀬市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案するものであります。 次に、日程第12、第2号議案・綾瀬市特別会計条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。この条例は、老人保健医療事業特別会計の廃止に伴い、所要の改正をいたしたく提案するものであります。 次に、日程第13、第3号議案・綾瀬市重度障害者医療費助成条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。この条例は、重度障害者医療費助成対象者の見直しに伴い、所要の改正をいたしたく提案するものであります。 次に、日程第14、第4号議案・綾瀬市知的障害児通園施設条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。この条例は、綾瀬市立もみの木園における日中一時支援事業の実施に伴い、所要の改正をいたしたく提案するものであります。 次に、日程第15、第5号議案・綾瀬市介護保険条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。この条例は、介護認定審査会の委員の定数について、所要の改正をいたしたく提案するものであります。 次に、日程第16、第6号議案・綾瀬市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。この条例は、被保険者等の出産時の経済的負担軽減を継続するため、所要の改正をいたしたく提案するものであります。 続きまして、日程第17、第7号議案・平成23年度綾瀬市一般会計予算、第8号議案・平成23年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計予算、第9号議案・平成23年度綾瀬市下水道事業特別会計予算、第10号議案・平成23年度綾瀬市深谷中央特定土地区画整理事業特別会計予算、第11号議案・平成23年度綾瀬市介護保険事業特別会計予算、第12号議案・平成23年度綾瀬市後期高齢者医療事業特別会計予算の6議案は、これから申し上げます平成23年度施政方針をもってその提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 本日ここに、平成23年度予算案及び関連諸議案の御審議をいただくに当たり、市政運営に対する私の所信を申し述べるとともに、主要な施策について御説明し、議員各位を初め市民の皆さんの御理解とお力添えをお願い申し上げる次第でございます。 少子高齢化を初めとして、社会構造が大きく変化していく中、地方自治体にもその変化に応じた、より高度で多種多様なサービスの提供が求められております。綾瀬市に住んでみたい、住み続けたいと思えるまちづくりを進めるためには、従来の手法をただ継続するのではなく、目的や効果を見直し、時代の変化に対応した工夫を続けていかなければなりません。そして、都市間競争を勝ち抜くために、綾瀬市ならではの魅力を広く発信し、多くの方に綾瀬市を訪れてもらえるような積極的なシティセールスを展開する必要がございます。一方、経済に目を向ければ、世界同時不況の傷はいまだ回復せず、円高による経済停滞や雇用不安は、この綾瀬市にも少なからず影響を及ぼしております。財源を有効に活用するため、職員の知恵と能力を最大限に発揮し、最善の方法を選択していかなければなりません。職員と一丸となって進めております持続可能な都市経営を着実に推進するとともに、職員のさらなる意識改革や能力開発など、人材育成にも引き続き取り組んでまいります。 また、平成12年に策定した総合計画を見直し、「新時代 あやせプラン21」後期基本計画を定め、あわせて都市マスタープランなどの個別計画を策定いたしました。平成23年度は、これらの計画の元年であり、この計画の目標に沿いながら都市機能の再構築と産業の活性化を推進し、次世代に誇れるまちづくりを目指してまいります。そのためには、行政だけでなく市民やNPO、事業者の皆さんと力を合わせた協働のまちづくりに取り組むことが大事であると考えております。綾瀬市が目指す姿を皆さんにわかりやすく伝えていくよう努めながら、本市の将来都市像である「緑と文化が薫るふれあいのまち あやせ」の実現に向けて力を尽くしてまいる所存でございます。 それでは、平成23年度予算編成について御説明申し上げます。世界的な金融危機以降、低迷していた我が国の景気は、一部に持ち直しを見せているものの、欧米経済の減速懸念やさらなる円高への警戒感などを背景に、景気の先行き不透明感が強まっております。依然として回復の道筋が見えてこない経済情勢の影響により、本市の財政も厳しい状況が続いております。こうした中で、簡素にして効率的な行財政運営を図るため、より徹底した節減を図るとともに、財政の健全性の確保に留意しつつ、本市の着実な発展を目指し、必要な施策・事業に取り組んでいく必要がございます。平成23年度の予算編成に当たっては、市債を初め、国の地方財政計画に基づく地方交付税や臨時財政対策債及び財政調整基金なども財源とし、前向きな予算を編成いたしました。第1に、市民生活を重視した、福祉、医療、教育、環境などに優先的、効果的に予算配分を行うとともに、第2には、今後10年間の後期基本計画の始まりとして、産業の活性化などを基調とした将来を見据えたまちづくりへの配分など、積極さを取り入れた予算を編成したところでございます。このような基本的な考え方のもとに編成いたしました平成23年度の一般会計当初予算案は、新たな事業の展開と既存事業の充実を図ることにより、前年度当初予算額に対して4.1%増の269億5,000万円を計上したところでございます。また、国民健康保険事業を初めとする特別会計の総額は168億7,500万円で、前年度と比べ4.6%の増となっております。全会計の総額は438億2,500万円で、前年度と比べ4.3%の増となっております。 これより、その主要な事業につきまして順次御説明申し上げます。 初めに、市民協働のまちづくりについてでございます。行政活動に市民が参加しやすい環境をつくり、市民が相互に協力し合えるような「市民が主役」のまちづくりを進めてまいります。1点目といたしましては、提案型協働事業についてでございます。提案型協働事業とは、市民と行政がそれぞれの力を出し合いながら課題などに取り組む事業でございます。市民主体のまちづくりを推進するため、市民と行政が相互に立案し、地域の課題を解決していく仕組みとして検討を進めてまいります。2点目といたしましては、多文化共生社会の実現についてでございます。外国籍住民の定住化が進む中、日本語を理解できない方が各種制度や生活ルール等について理解できるように、また、地域でのコミュニケーション不足によるさまざまな問題を解消できるように支援するため、窓口業務や相談業務を補佐する行政通訳員を配置し、多文化共生社会の実現を目指してまいります。 次に、将来を見据えたまちづくりについてでございます。本市の特色を生かした良好な都市景観の形成を図りながら、都市機能の再構築と産業の活性化を進め、また、道路、下水道等の基盤施設整備により、安全で快適な生活環境の向上を推進してまいります。 1点目といたしましては、(仮称)綾瀬インターチェンジを軸とした市街地整備についてでございます。(仮称)綾瀬インターチェンジは、後期基本計画の重点プロジェクトに位置づけており、本市の新たな玄関口、そして、まちづくりの基軸として早期完成を目指しております。平成23年1月には、国・県・市、その他関係機関で構成される(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ地区協議会が設置され、インターチェンジの実現に向け第一歩を踏み出したところでございます。本市といたしましても、事業が円滑に進むよう移転企業の代替地調査等を実施するとともに、関係市や民間支援団体と連携を図り、国等へ積極的に働きかけてまいります。また、深谷落合地区につきましては、インターチェンジの設置効果を最大限に生かした企業誘致を行うため、具体的な事業の進め方や権利者との合意形成など、市街地整備事業の具現化を進めてまいります。あわせて、吉岡西部地区につきましては、広いまちづくりの視点からの問題点・課題点を整理しながら、工業系土地利用の拡大手法を検討してまいります。 2点目といたしましては、道路交通の整備についてでございます。道路はまちづくりの骨格として大変重要な施設でございます、特に広域で機能的な道路ネットワークづくりに必要不可欠な基幹道路である都市計画道路寺尾上土棚線の北伸につきましては、引き続き県を初めとして海老名市、座間市及び相模原市との連携を図るとともに、平成22年10月に設立した寺尾地区まちづくり検討会で、地域の方々と道路周辺のまちづくり計画について検討を進めてまいります。また、並塚笹山線につきましても、関係する藤沢市と連携を図りながら、蓼川に新設する橋りょうの予備設計に着手してまいります。あわせて、防災機能の向上や景観に配慮した道路環境づくりを促進するため、引き続き早川本蓼川線のセンター区における電線類の地中化に取り組んでまいります。また、鉄道駅のない本市において、唯一の公共交通機関であるバス交通の充実は大きな課題でございます。これまでも利用者の利便性を高めるため、コミュニティバスのルート見直しを行うとともに、路線バスの停留所の整備等について助成してまいりました。平成23年度も引き続きコミュニティバスの社会実験運行を実施し、効率性や効果について研究を進めるとともに、路線バスの待合環境の整備等を行ってまいります。あわせて、交通施策の検証や立案に当たっての現状把握のため、東京都市圏で実施されたパーソントリップ調査の結果をもとに、本市における人の移動の特徴を解析してまいります。 3点目といたしましては、深谷中央特定土地区画整理事業についてでございます。本事業につきましては、宅地整備を初め、道路、公園緑地及び下水道等の都市基盤の整備を進め、都市機能の集積と快適な住環境の創出を実現しつつあります。引き続き権利者との合意形成を図るとともに、保留地を積極的に販売し、事業の早期完成を目指してまいります。 4点目といたしましては、下水道事業についてでございます。市民が快適な生活を営むために、公共下水道は必要不可欠な施設でございます。昭和62年の供用開始から23年が過ぎ、施設の老朽化が進んでいる中で、下水道施設のライフサイクルコストを縮減する長寿命化計画を策定し、引き続き安全で快適な生活環境の向上に努めてまいります。 5点目といたしましては、産業の活性化についてでございます。まず、農業の振興についてでございますが、地域ブランドとして本市を代表する農作物を新たに発掘するため、新規農作物の導入・研究への支援を充実してまいります。また、農業振興地域内の農業用道路の維持補修工事を実施し、農業がしやすい環境づくりを推進するほか、農地の保全や都市農業の再生を目指すアグリパーク構想の実現に向けて取り組んでまいります。次に、観光振興につきましては、1人でも多くの方に綾瀬の魅力を知っていただくため、松蔭大学と提携して実施した観光資源調査の結果を踏まえ、市内の観光資源や名産品店などを周遊するサイクルツアーを実施いたします。続いて、商工業の振興につきましては、近隣市における大型商業施設の進出により市外への購買力流出が危惧される中、市内商業を魅力あるものにし、集客力を高めるため、商店街の環境整備に係る費用に対し補助をするとともに、地域コミュニティの核としての商店街づくりを目指し、新たなビジネス導入に向けた調査研究を進めてまいります。また、市内中小企業の受注機会の拡大を図るため、海外も含む見本市等への出展費用を助成してまいります。さらに、市内ものづくり企業の継続的な事業活動を支えるために、中小企業支援の知識及びネットワークを有する専門相談員を設置し、積極的に市内企業を巡回訪問してまいります。あわせて、本市の持続的な経済発展と市民生活向上に寄与することを目的として、本市に新たな立地を考える企業や市内既存企業の事業拡大に対し、立地・雇用の奨励や、固定資産税・都市計画税の優遇などを行う新制度について、平成24年度の条例施行に向けて引き続き検討してまいります。 次に、豊かな自然を守り、緑豊かなまちを育てるについてでございます。綾瀬の緑の保全を進めつつ、市民の憩いの場となる公園を整備してまいります。また、二酸化炭素の低減、ごみの減量化といった環境対策にも積極的に取り組んでまいります。 1点目といたしましては、緑地や里山景観の保全についてでございます。貴重な財産である緑地や里山景観を保全するため、引き続き寺尾の森用地取得や条例による緑地保全の指定を実施してまいります。また、ふるさと納税により積み立てられた基金を活用し、蟹ケ谷公園や目久尻川沿いの公園などへ桜の植樹を行うとともに、長峰の森・落合キツツキの森管理委員会や公園愛護会などの地域ボランティアの御協力をいただきながら、公園・緑地の景観保全に努めてまいります。 2点目といたしましては、公園の整備及び維持管理についてでございます。平成26年度末の完成を目指す綾瀬スポーツ公園は、平成22年度末には面積の約49%を整備し、一部供用しておりますが、多目的広場や軟式野球場は利用者から大変好評をいただいております。平成23年度は、引き続きテニスコート、ソフトボール場及び利用者の休憩施設であるレストハウスの建設を行うほか、硬式野球場の建設にも着手してまいります。また、宅地化が進んでおります深谷中央特定土地区画整理区域内の公園緑地の整備や、寺尾本町地区の河川管理用通路を活用した遊歩道の整備を行い、比留川沿いの公園緑地を結ぶ緑のネットワーク化を進めてまいります。さらに、引き続き目久尻川沿いの親水公園の用地取得を進めていくとともに、地域の方々と協働で策定した計画に基づいて小園公園を整備してまいります。老朽化が進む公園遊具につきましては、安全性の確保やライフサイクルコストの縮減という観点などから、平成22年度において公園施設長寿命化計画を策定いたしました。平成23年度は、計画に基づいて適切な施設点検、維持補修などの予防保全的管理を実施し、遊具の改修を行ってまいります。 3点目といたしましては、環境対策についてでございます。地球温暖化対策は喫緊の課題であります。市民、事業者とともに二酸化炭素の排出削減を着実に進めていかなければなりません。市では、地球温暖化の推進に関する法律に基づき、平成22年8月に本市の事務事業に関する地球温暖化対策実行計画を策定いたしました。引き続きこの計画を推進し、日常の省エネルギー対策に加え、施設改修などの機会をとらえ、省エネルギー施設への転換や、太陽光発電・電気自動車などの新エネルギー設備の導入により、積極的に地球温暖化対策に取り組んでまいります。あわせて、市民や事業者の二酸化炭素削減の取り組みを推進するため、太陽光発電設備の設置や電気自動車の購入に対して補助するとともに、家庭や事業所での環境対策を推進する「あやせエコっと21」を実施してまいります。また、市内の環境活動団体や事業所、自治会などで構成される「あやせ環境ネットワーク」と協働し、環境講座や環境展のほか、日常の活動の中から二酸化炭素の排出削減を図るエコドライブ講習会や緑のカーテン講習会などを開催し、市民協働による環境意識・環境行動の普及拡大を図ってまいります。 4点目といたしましては、ごみの減量化・資源化の推進についてでございます。現在、可燃ごみの減量及び資源物のリユース、リサイクルを目的として、資源分別収集を19分別として実施しており、市民の皆さんの御理解・御協力のおかげで着実に減量及び資源化が進んでおります。しかしながら、生活スタイルの変化により、指定の収集時間に資源物を出すことが困難な方もふえております。そのため、指定時間以外にも資源物を出すことができる収集所を新たに設置し、さらなる資源物のリユース、リサイクルを推進するとともに、サービス向上を図ってまいります。また、可燃ごみの新たな減量施策として、一部の地域で実施しておりました家庭の生ごみを大型処理機により減量化するモデル事業につきましては、平成23年度から対象地域を拡大してまいります。さらに、家庭の生ごみの減量に有効である家庭用生ごみ処理機の購入助成制度につきましても、より利用しやすくなるように見直しを行うとともに、実際に効果を体験することで購入のきっかけとしていただくため、貸出制度を創設し、普及に努めてまいります。一方、事業系ごみにつきましては、多量排出者に対する減量化の指導体制を整えることで、近年、減少傾向にあります。平成22年度は、減量化及び適正処理の実践に役立てていただくため、冊子の配布や専門家による講演会を実施してまいりました。平成23年度も、引き続き排出事業者及び収集運搬業者への指導啓発を行ってまいります。 次に、快適で、安全安心を実感できる都市生活についてでございます。だれもが快適で安心して暮らせるまちづくりを目指し、防災、防犯、交通安全対策、そして、基地対策に取り組むほか、公共施設のバリアフリー化を推進してまいります。 1点目といたしましては、防災機能の強化についてでございます。市民の生命、身体及び財産を災害から守るため、水槽つき消防ポンプ自動車の更新や、分団車庫の老朽化に対応した改修を行ってまいります。また、地震に強いまちづくりを推進する木造住宅耐震化事業補助金の交付や、平成23年6月からすべての住宅に設置が義務づけられる住宅用火災警報器の設置推進活動を引き続き実施してまいります。さらに、東名高速道路にかかる水頭橋など3橋の高欄改修を行い、災害時の避難路及び緊急輸送路の安全確保を図ってまいります。このことにより、東名高速道路にかかる12橋のすべての高欄改修が完了いたします。そのほか、災害が発生した場合に被害を防止・低減する市街地形成を計画的に進めるため、大規模地震時の延焼や避難に対する市街地の安全性を検証してまいります。 2点目といたしましては、暴力団の排除についてでございます。暴力団による不当な行為は多くの市民に多大な脅威を与えており、全国的に暴力団排除条例の制定が進められている中、神奈川県におきましても平成23年4月に暴力団排除条例が施行される予定でございます。県条例施行に伴い、県内各市町村でも暴力団排除条例の制定が進められており、本市におきましても条例を制定し、市民と行政が一体となって暴力団の排除に取り組む意志を表明してまいります。 3点目といたしましては、交通安全対策についてでございます。近年、高齢者の運転による交通事故が多発傾向にあり、本市におきましても交通事故の増加が懸念されます。高齢者による交通事故の減少を図るため、自動車運転免許証の自主返納を促進してまいります。 4点目といたしましては、基地対策と平和学習の推進についてでございます。厚木基地の存在は、まちづくりの阻害要因となっているばかりでなく、航空機騒音や墜落の不安など、市民の日常生活に大きな影響を与えております。平成22年1月と3月には、米軍機からの部品落下事故が相次いで発生し、とりわけ1月の事故は、市内の民家を損傷させるという極めて危険なものでございました。さらに、この2月にも立て続けに2件の米軍ヘリコプター関連の事故が発生したことから、改めて事故の再発防止と安全対策の徹底を強く求めてまいります。航空機騒音問題につきましては、平成22年5月の日米安全保障協議委員会共同発表で、「再編実施のための日米ロードマップ」に示された再編案を着実に実施していくことが再確認されたところでございますが、平成21年7月が1つの目安とされた恒常的訓練施設の選定が現在でも行われていないなど、依然として不透明な状況でございます。本市では、これまでもロードマップに盛り込まれた艦載機移駐の早期実現や恒常的訓練施設の早期選定などを求めてまいりました。今後も市議会初め、市基地対策協議会と力を合わせて、市民の悲願である艦載機移駐の早期実現と恒常的訓練施設の早期選定、移駐にあわせた厚木基地の一部返還などを国に求めてまいります。また、核兵器の恐ろしさや戦争の悲惨さなど、戦争による被害を風化させないため、市内の小学校5・6年生を被爆地である広島市へ派遣し、平和のとうとさについて考える機会を提供してまいります。21世紀を担う子供たちに命のとうとさや平和の大切さが受け継がれていくよう、平和思想の普及や平和に対する意識の高揚を図りたいと考えております。 5点目といたしましては、公共施設のバリアフリー化についてでございます。これまで進めてまいりました施設の改修等について、改めて整備基準の見直しを行った結果、平成22年度末のバリアフリー化率は80%を超える見込みでございます。そのため従来の目標値を大幅に引き上げ、新たな整備基準に基づいたバリアフリー化の推進に努めてまいります。また、平成23年度は道路のバリアフリー化に重点を置き、歩行者のだれもが安全・安心・快適に移動できる歩行空間を確保するため、従来の道路の新設・改良に伴うバリアフリー化とあわせて、交差点における歩車道の段差の解消を図ってまいります、そのほか、障害の有無、年齢性別等にかかわりなく、お互いに支え合い、安心して暮らすことができるようユニバーサル社会の理念啓発に今後も取り組んでまいります。 次に、生きる力を育てるまちづくりについてでございます。科学技術の進歩やグローバル化の進展など、急速に変化する社会における子供たちには、人間関係をはぐくみながら、みずから問題を解決し、未来を切り開いていく「生きる力」が何よりも求められており、子供たちが人を思いやり、社会を生き抜いていく力を身につけるよう、地域・家庭・学校の教育力を高めてまいります。また、高齢化が進む中、市民が誇りと生きがいを持って人生を歩んでいけるよう、生涯学習の充実を図るとともに、「綾瀬に住んで子育てができてよかった」と思えるまちを目指し、次代を担う子供たちの「生きる力」と豊かな人間性を育てるための子育て施策を展開してまいります。 1点目といたしましては、教育の充実についてでございます。学校教育及び生涯学習の充実を図るため、平成23年度を初年度として本市の目指すべき教育の基本的方向や重点的に取り組むべき施策を明らかにした「教育振興基本計画」の進捗状況の管理、事業実施結果の検証・評価を適切に行いながら、この計画を着実に推進してまいります。 2点目といたしましては、学校教育についてでございます。子供たちに確かな学力を身につけさせるため、新学習指導要領の全面実施にあわせてデジタル教科書を全小学校に整備し、プロジェクター等のICTを活用した教育を進めることにより、「わかる・楽しい」授業を行い、学習意欲の向上と基礎・基本の定着を図ってまいります。そして、現在小学校1・2年生において実施している1クラス35人以下とする少人数学級を小学校3年生まで拡大し、きめ細かな指導を進めてまいります。いじめ問題や不登校、集団不適応などの多様な課題に対しては、心理相談員を増員し、スクールカウンセラーとして小学校全校に派遣することにより、学校や保護者の相談ニーズ等に速やかに対応できる体制を充実してまいります。さらに、学級における児童生徒の満足度や意欲、集団としての状態を子供の側から把握する学級集団アセスメントを充実し、課題の早期発見と早期対応に取り組んでまいります。学校環境の整備につきましては、綾瀬小学校の新校舎の完成に伴い、引き続き既存校舎の解体工事を進めるとともに、グラウンド整備工事を実施し、児童が良好な環境のもとで学校生活を過ごせるようにしてまいります。また、綾北小学校・綾西小学校の空調設備機能復旧の設計や綾北中学校の武道場の建てかえ設計など、老朽化した施設の改修を進め、安全で快適な施設の整備に取り組んでまいります。さらに、綾北小学校・綾瀬中学校への太陽光発電装置の設置に向けた設計を行い、環境に配慮した施設の整備にも努めてまいります。高等学校への修学につきましては、国においては平成22年度から公立高等学校の授業料の不徴収と、私立高等学校への就学支援金の支給が実施されております。しかし、修学には授業料以外にも多くの経費が必要であることから、必要経費の実態を踏まえながら、学費の支弁が困難な家庭に対し引き続き奨学金を給付し、修学の奨励を図ってまいります。 3点目といたしましては、家庭教育の推進についてでございます。家庭教育はすべての教育の出発点でございます。子供が基本的な生活習慣を身につけ、また、人間として望ましい心情や態度を養う上で、家庭は大きな役割を担っております。しかしながら、近年、少子化や核家族化が進む中で、家族との触れ合いを通じた学びの機会が減少するなど、家庭の教育力の低下が指摘されております。そのため地域家庭教育講座や父親を対象とした家庭教育講座などの充実に加え、新たに家庭教育アドバイザーによる啓発事業を実施し、家庭の教育力の向上を図ってまいります。また、成長期の子供にとって、読書は豊かな心をはぐくむ上で欠くことのできないものでございます。しかし、さまざまなメディアの発達により子供の読書離れが進んでおり、親が子供の読書の意義や重要性を認識し、また、子供たちが早い時期から絵本などの児童図書に触れる機会を持つことが必要とされております。そのため4から5カ月児の健診時に絵本などの児童図書を配布し、乳幼児から本に親しむ環境づくりを促すなど、ブックスタート事業の充実を図ってまいります。 4点目といたしましては、生涯学習の推進についてでございます。市民の文化芸術への参加意識が高まる中で、文化芸術活動の発表・鑑賞の機会を提供する、あやせ文化芸術祭を開催し、自主的で創造的な文化芸術活動を引き続き支援してまいります。また、心身ともに健康な生活を送りたいという願いから、市民の健康志向が高まり、スポーツ・レクリエーションへの取り組みが盛んになってきております。そこで、早川城山多目的広場に防球ネットやトイレの設置、駐車場の整備を行い、市民のスポーツ・レクリエーション活動の場として、安全で快適に利用できる施設を提供してまいります。このたび国の指定史跡となりました神崎遺跡につきましては、弥生時代の人々の集団移動を実証する貴重な遺跡であるとともに、環濠集落全体が完全な形で残る全国的にもまれな遺跡でございます。市民はもとより、国民の財産であるこの遺跡をどのように管理していくか、遺跡の活用を視野に入れた保存整備の方針と計画について、策定委員会を設置し検討してまいります。 5点目といたしましては、大上保育園の建てかえについてでございます。新園舎の建設により、定員は現在の70名から40名ふえた110名となります。地域の待機児童解消に大きく貢献できるものと考えております。新園舎は、ランチルームとして利用できる多目的ホールや一時保育室などを設けるとともに、バリアフリーを実現し、また、太陽光発電やLED照明などを導入した、地球環境に配慮した設計としております。また、子育て支援センターのサロン室を設置し、地域の子育て家庭に対する支援も進めてまいります。 6点目といたしましては、子育て支援の推進についてでございます。子育ての不安や悩みを軽減するため、子育てハンドブックを作成するほか、乳児のいる家庭を保健師が全戸訪問し、子育てに関する情報を提供してまいります。また、児童館につきましては、平成23年度から直営管理に移行し、体験型教室などの新たな機能を構築し統一的な事業を行う、青少年健全育成の拠点として位置づけてまいります。さらに、放課後児童対策では、少子化や核家族化の進行など環境の変化を踏まえ、放課後等に子供たちが安心できる居場所の確保を図り、放課後児童クラブに対する支援を拡充してまいります。そのほか青少年の健全育成の基本方針を策定し、その推進のための仕組みづくりと人材の発掘・育成を推進してまいります。 最後に、健康と生きがいのまちづくりについてでございます。高齢化が進む現代において、いつまでも元気ではつらつと暮らせるまちづくりを推進するため、市民全体の福祉向上を目指してまいります。 1点目といたしましては、母子保健事業の充実についてでございます。出産後の母親のメンタルケアと養育環境等の把握や助言を行うため、乳児のいる家庭を保健師が全戸訪問する「こんにちは赤ちゃん事業」に取り組んでまいります。また、継続的な支援が必要な家庭に対しましては、関係機関との連携を図りながら必要な支援を行うことで孤立を防ぎ、乳児の健全な育成環境を確保するとともに、虐待予防を図ってまいります。 2点目といたしましては、病気の予防と早期発見についてでございます。がんによる死亡を減少させるため、歯科医師会と連携し、口腔がんの早期発見・早期治療に取り組んでまいります。また、感染予防のため、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種をゼロ歳児から4歳児の乳幼児に、子宮頸がんワクチンの予防接種を中学校1年生から高校1年生の女子に実施してまいります。さらに、市民一人一人の健康づくり活動を支援するとともに、心の健康づくり事業に基づく自殺予防対策の充実に努め、疾病の早期発見と予防対策を推進してまいります。あわせて、平成22年度に引き続き、発熱やけが等の応急手当て、体の不調について、休日・夜間でも安心して相談できる24時間対応電話健康相談サービスに取り組むとともに、いきいき健康・食事相談を実施し、健康の保持・増進や心の健康など、身近な相談に応じてまいります。 3点目といたしましては、障害者福祉についてでございます。もみの木園の通園事業終了後に、同園児を含む市内の障害児を一時的に預かる障害児放課後等支援事業を新たに実施し、施設の有効活用と障害児の家庭の負担軽減を図ってまいります。あわせて、障害児教育・障害児保育の推進のため、障害児を受け入れる幼稚園や保育所への補助を充実してまいります。重度障害者医療費助成事業につきましては、新たに精神保健福祉手帳1級の所持者を追加し、身体・知的・精神の3障害が一体となったサービスの拡充を図るとともに、制度の見直しを行いながら、将来にわたる安定的かつ継続的な運営を図ってまいります。また、障害者が住みなれた住居で生活を続けられるよう、住宅設備の改良工事に対する助成限度額を引き上げ、生活環境整備の促進を図るとともに、重度心身障害者や支援困難ケースの受け入れ先として、看護師等を配置する障害福祉サービス等拠点事業所に新たな補助を行い、24時間365日の短期入所サービスが提供できる体制を構築してまいります。 4点目といたしましては、高齢者福祉についてでございます。高齢化が進む中にあって、高齢者が住みなれた地域で生活できるよう地域包括ケアの実現を目指すとともに、介護保険の安定的な運営を図るため、高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画の改定に取り組んでまいります。また、所在不明問題を契機として高齢者の孤立が大きな社会問題となっており、高齢者の見守り体制の充実を図るため、ひとり暮らし高齢者情報提供事業をモデル地区から全市域に広げ、ひとり暮らしの方々を定期的に見守る体制を確保してまいります。さらに、緊急連絡先やかかりつけ医などの情報を冷蔵庫等に保管することができる救急医療情報キットを配布することで、ひとり暮らしの方が緊急の事態に陥ったときに、より的確・迅速な救急搬送が可能となる環境を整えてまいります。はいかい傾向のある方につきましては、GPSを活用した位置探索装置を携帯することにより、速やかに保護できる環境を整備し、要介護者への支援にとどまらず、介護する家族の負担の軽減にも努めてまいります。あわせて、綾瀬市社会福祉協議会が実施する法人後見事業への支援を行い、所得の低い方々も成年後見制度を利用できる環境を整えてまいります。 以上、平成23年度の市政を進めるに当たり、予算案の概要及び主要な事業について申し述べました。平成23年度の予算は、地方行政の厳しい状況を踏まえ、すべての事務・事業につきまして分析を行い、市民の皆さんが安全・安心に生活していく上で、真に必要とされる市民生活重視の施策を展開するものといたしました。また、あわせて、綾瀬の今後10年間の道しるべである総合計画「新時代 あやせプラン21」後期基本計画の初年度として、厳しい財政状況にちゅうちょすることなく、実施すべき事業は時期を逃さず積極的に取り組んでいくという強い意志と勇気を持って編成しております。 私には大切にしている格言がございます。それは、「時代に生きる、歴史に生きる」というものでございます。「時代に生きる」とは、みずからが生きている時代に、市民の皆さんに責任を持つという意味であり、「歴史に生きる」とは、子孫に、また、祖先に対しても市の継続を担う務めを負うという意味でございます。この言葉を胸にこれからも私が先頭に立ち、職員と一丸となって市政に取り組んでまいります。そして、市の重要な資源である豊かな自然環境と、生涯学習などで発揮される市民の皆さんの活力を大切にしながら、一人一人が「いつまでも住み続けたいと思えるまち」を実現できるよう、誠心誠意、努力することをお誓い申し上げます。以上、私の所信を述べさせていただきました。議員各位並びに市民の皆様におかれましては、今後とも御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、平成23年度の施政方針といたします。 以上、施政方針を含め、全21議案の提案理由とさせていただきます。なお、詳細につきましては各担当部長から補足説明をいたしますので、十分御審議をいただき、全議案に御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。ありがとうございました。 ○議長(青柳愼君) 以上で施政方針並びに提案理由の説明を終わります。 これより第17号議案から第21号議案までの5件に関し、各担当部長の補足説明を求めます。初めに、総務部長。  〔総務部長(笠間敏男君)登壇〕 ◎総務部長(笠間敏男君) おはようございます。よろしくお願いいたします。 それでは、第17号議案・平成22年度綾瀬市一般会計補正予算(第4号)につきまして補足説明をさせていただきます。一般会計補正予算書(第4号)の3ページをお開きいただきたいと存じます。この補正の主な理由といたしましては、国の22年度第1号補正に計上されました地域活性化交付金のきめ細かな交付金と住民生活に光をそそぐ交付金、また、社会資本整備総合交付金に対応した事業費の計上のほか、年度末に必要な予算整理を基本に編成したものでございます。補正の内容でございますが、第1条歳入歳出予算の補正のとおり、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億8,264万2,000円を追加いたしまして、予算の総額を272億2,692万4,000円とするものでございます。第2条の継続費の補正につきましては5ページの第2表、第3条の繰越明許費につきましては同じく5ページの第3表、第4条の地方債の補正につきましては6ページの第4表の内容で、それぞれ変更等をいたすものでございます。 次に、4ページをお開きいただきたいと存じます。第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、記載のとおり、11款地方交付税、15款国庫支出金、16款県支出金、18款寄附金、22款市債でございます。同じく歳出につきましては、2款総務費、3款民生費、8款土木費、10款教育費でございます。 次に、5ページの第2表継続費の補正でございます。3款民生費、2項子育て支援費、大上保育園建替え事業費、また、10款教育費、3項中学校費、春日台中学校空調設備復旧工事につきましては、それぞれの工事の契約実績による事業費の減に伴い、総額と年割額を変更いたすものでございます。 次に、同じページの第3表繰越明許費でございますが、2款総務費、1項総務管理費の災害対策管理経費と、3款民生費、1項子育て支援費の大上保育園建替え事業費及び児童館維持管理経費、10款教育費、1項教育総務費の教育相談事業費及び2項小学校費の小学校教育振興管理経費、3項中学校費の中学校教育振興管理経費、4項社会教育費の図書館運営経費、以上の経費等につきましては、国の22年度第1号補正に計上されました緊急経済対策の一環とされる、住民生活に光をそそぐ交付金の対象事業として、また、8款土木費、2項道路橋りょう費の道路維持補修事業費及び市道整備事業費につきましては、同じく第1号補正に計上されました社会資本整備総合交付金やきめ細かな交付金の対象事業として、いずれの対象事業も平成22年度内の完了が難しいため、翌年度に繰り越すべき措置を講ずるものでございます。また、8款土木費、4項都市計画費の街路整備事業費につきましては、9月補正に計上いたしました都市計画道路早川本蓼川線の電線類地中化工事について、参画する企業等との調整に時間を要しましたことから、翌年度に繰り越すべき措置を講ずるものでございます。 次に、6ページの第4表地方債補正でございますが、市道950号線や2号線など、社会資本整備総合交付金の対象事業の財源といたすため、地方債限度額を増額するものでございます。 次に、9ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算補正事項別明細書の1総括でございますが、このページの歳入及び10ページ、11ページの歳出につきましては記載のとおりでございますので、お目通しをいただきたいと存じます。 次に、12ページをお開きいただきたいと存じます。2の歳入でございます。11款1項1目地方交付税でございますが、普通交付税を本補正予算の財源に充てるため計上するものでございます。15款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、1節社会福祉費負担金でございますが、国保特会への保険基盤安定繰出金の増額に伴う国庫負担金を受け入れるものでございます。2項国庫補助金、4目土木費国庫補助金、1節道路橋りょう費補助金でございますが、説明欄1の地域活力基盤創造交付金から3の狭あい道路整備等促進事業交付金までにつきましては、説明欄の5と6のように社会資本整備総合交付金の名称に当初計上時からの変更がありましたので、一たん全額を減額する整理を行ったものでございます。その上で国の1号補正に伴う追加分も含め、説明欄の5と6の名称でそれぞれ受け入れるものでございます。また、説明欄4は、同じく国の補正に伴うきめ細かな社会資本の整備などに活用するため交付されるもので、道路の修繕などに活用いたします。なお、補助金額は国の事業採択等で国から示された額となっております。6目教育費国庫補助金、3節中学校費補助金でございますが、春日台中学校空調設備復旧工事に係る事業費の確定に伴い減額するものでございます。また、4節社会教育費補助金でございますが、国の補正により、住民生活にとって大事な分野でありながら光が十分に当てられてこなかった自立支援や地域づくりなどの分野に活用するため交付されるもので、小中学校図書室の図書の購入などに活用いたします。なお、補助金額は同様に国から示された額となっております。 次に、16款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、1節社会福祉費負担金でございますが、国保特会及び後期高齢者医療特会への保険基盤安定繰出金の増額に伴う県負担金をそれぞれ受け入れるものでございます。 次に、18款寄附金、1項1目総務費寄附金、1節総務管理費寄附金でございますが、説明欄1の市民活動寄附金につきましては、昨年4月に大上の小野邦明様より10万円を、同じく5月に伊勢原市小稲葉の有限会社県央映画社代表取締役、柏木良子様より3万円を、また、8月には匿名の方お二人から合わせて8,456円を、市民活動推進のためにと御寄附をいただきましたので、市役所受付や市民活動センターに設置しております募金箱に寄せられた寄附金と合わせ、受け入れるものでございます。説明欄2の企画費寄附金につきましては、昨年10月に上土棚南の社団法人綾瀬市建設協会会長、峰尾四郎様より、いきいき祭りでの募金などとして4万1,401円を、また、ことし1月に厚木市栄町の社団法人神奈川県建設業協会県央支部支部長、山本善一様より1万円を、総合福祉会館複合施設整備のためにと御寄附をいただきましたので、これを受け入れるものでございます。2目民生費寄附金、1節社会福祉費寄附金でございますが、昨年の8月に藤沢市石川の神奈川土建一般労働組合湘南支部綾瀬分会様より、ボランティア活動時の募金4万7,220円を、12月には社団法人大和法人会様より17万8,000円を、同じく匿名の方から5,776円を、また、ことし1月に綾瀬市三師会様より2万7,000円を、社会福祉の発展・振興のためにと御寄附をいただきましたので、これを受け入れるものでございます。3目土木費寄附金、1節都市計画費寄附金でございますが、昨年4月に開催の第21回綾瀬緑化フェアで寄せられた募金17万6,900円を、また、翌6月に50万円を、寄附者の御希望によりお名前は控えさせていただきますが、緑のまちづくりのためにと御寄附をいただきましたので、これを受け入れるものでございます。 次に、22款1項市債、次の14ページになりますが、2目土木債、1節道路橋りょう債でございますが、市道10号線や950号線などの舗装補修工事等、国の1号補正に伴う社会資本整備総合交付金に係る対象事業費の財源として増額措置をするものでございます。 次に、16ページをお開きいただきたいと存じます。3の歳出でございます。2款総務費、1項総務管理費、8目企画費、25節積立金でございますが、歳入で御説明申し上げました総合福祉会館複合施設整備のためにと御寄附をいただきましたので、その御意向に沿うべく同複合施設整備基金に積み立てるものでございます。17目災害対策費、11節需用費でございますが、23年度予算で予定しておりましたユニバーサルデザインによる広域避難場所看板への標識シールを、住民生活に光をそそぐ交付金を活用して購入するものでございます。19目市民活動推進費、25節積立金でございますが、市民活動の推進のためにと募金をいただきましたので、その御意向に沿うべく市民活動推進基金に積み立てるものでございます。 次に、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、25節積立金でございますが、社会福祉振興のためにと御寄附をいただきましたので、その御意向に沿うべく社会福祉基金に積み立てるものでございます。28節繰出金でございますが、保険基盤安定繰出金の確定に伴い、また、国保税減収が見込まれる国民健康保険事業特別会計の財源調整のため、繰出金を増額するものでございます。2目障害福祉費、20節扶助費でございますが、社会福祉施設等に通所する障害者の方の交通費助成につきまして、利用者の増加に伴い予算に不足を来すことから増額するものでございます。3目老人福祉費、19節負担金補助及び交付金でございますが、説明欄1の後期高齢者医療事業費につきましては、神奈川県後期高齢者医療広域連合が行う医療費給付につきまして、その増加が見込まれるため市町村定率負担金を増額するものでございます。28節繰出金でございますが、説明欄2の介護保険事業特別会計への繰出金につきましては、特別会計において国等の過年度精算額が確定し、償還金が生じたため増額措置を講ずるものでございます。また、説明欄3の後期高齢者医療事業特別会計繰出金につきましては、特別会計における広域連合への納付金の増に伴い、県から保険基盤安定負担金に本市負担分を加え増額するものでございます。2項子育て支援費、3目保育所費、11節需用費及び18節備品購入費でございますが、23年度予算で予定しておりました大上保育園の建てかえに伴い、併設する子育て支援センター大上サロン室で使用の消耗品及び布製積み木セットなどの備品を、光をそそぐ交付金を活用して購入するものでございます。15節工事請負費でございますが、大上保育園建替え工事の工事費の確定に伴い、減額措置をするものでございます。4目青少年育成費、11節需用費でございますが、23年度予算で予定しておりました児童館で使用する幼児用玩具等を、光をそそぐ交付金を活用して購入するものでございます。3項生活保護費、次の18ページをお開きいただきたいと存じますが、1目生活保護総務費、28節償還金利子及び割引料でございますが、前年度の生活保護扶助費等の確定に伴い、国庫負担金等の受け入れ超過となったため返還措置を講ずるものでございます。 次に、8款土木費、2項道路橋りょう費、2目道路維持費、13節委託料でございますが、市道336号線ほか66路線の舗装調査につきましては、国の社会資本整備総合交付金の対象事業として当初に予算計上いたしましたが、本年度では事業採択がされなかったため減額措置を講ずるものでございます。15節工事請負費でございますが、同整備総合交付金の対象事業として当初に計上し、事業採択がなされなかった早園小学校北側の通学路防護さく整備工事に係る事業費を減額いたす一方、23年度予算で予定しておりました道路の舗装補修等を国の第1号補正による同整備総合交付金やきめ細かな交付金を活用して実施するため、事業費全体で増額措置を講ずるものでございます。3目道路新設改良費、13節委託料でございますが、市道325号線の測量につきまして、国の社会資本整備総合交付金の対象事業として当初予算計上いたしましたが、事業採択がなされなかったため減額措置を講ずるものでございます。15節工事請負費でございますが、23年度予算で予定しておりました市道1629-1号線の交差点改良工事を、国の1号補正による社会資本整備総合交付金を活用して実施するものでございます。4項都市計画費、1目都市計画総務費でございますが、広域道路対策事業費へ財源充当している国の社会資本整備総合交付金が減額で決定されたことにより、財源更正をするものでございます。4目公園費、25節積立金でございますが、緑のまちづくりのためにと御寄附をいただきましたので、その御意向に沿うべくみどりのまちづくり基金に積み立てるものでございます。5目タウンセンター計画費、28節繰出金につきましては、深谷中央特定土地区画整理事業特別会計において歳入減が見込まれるため、その財源調整のため繰出金を増額するものでございます。 次に、10款教育費、1項教育総務費、5目教育研究所費、2項小学校費、2目教育振興費及び3項中学校費、2目教育振興費につきましては、それぞれ23年度予算で予定しておりました教育相談事業で使用する箱庭療法用具や小中学校の各図書室に備える図書を、光をそそぐ交付金を活用して購入するものでございます。 次に、20ページをお開きいただきたいと存じます。3目学校建設費、15節工事請負費でございますが、春日台中学校空調設備復旧工事につきまして、工事費の確定に伴い減額措置をするものでございます。4項社会教育費、5目図書館費、15節工事請負費及び18節備品購入費でございますが、23年度予算で予定しておりました北の台図書室の学習室への移転に伴う補修工事及び書架の購入について、光をそそぐ交付金を活用して実施するものでございます。 次に、22、23ページをお開きいただきたいと存じます。継続費補正につきましての調書でございます。大上保育園建替え事業費と春日台中学校空調設備復旧工事についてのものでございます。お目通しをいただきたいと存じます。24、25ページにつきましては、地方債に関する調書でございます。お目通しをいただきたいと存じます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 次に、福祉部長。  〔福祉部長(樋口賢一君)登壇〕 ◎福祉部長(樋口賢一君) よろしくお願いいたします。 それでは、第18号議案、第20号議案、第21号議案の補足説明を申し上げます。 最初に、第18号議案・平成22年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして補足説明申し上げます。補正理由につきましては、先ほど市長の提案説明のとおりでございますので、省略をさせていただきます。 それでは、補正予算書の3ページをお開きいただきたいと存じます。補正いたします内容でございますが、第1条の歳入歳出予算の内容につきましては、4ページの第1表によるものでございます。 それでは、4ページをお開きいただきたいと存じます。第1表、歳入歳出予算補正でございます。歳入につきましては、1款国民健康保険税、7款繰入金でございます。 次に、7ページでございますが、歳入歳出予算補正事項別明細書でございますので、お目通しいただきたいと存じます。 8ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございます。1款国民健康保険税、1項1目一般被保険者国民健康保険税、2目退職被保険者等国民健康保険税のそれぞれ医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の、現年課税分の所得割課税標準額の減少に伴い減額するものでございます。7款繰入金、1項1目一般会計繰入金、1節保険基盤安定繰入金は、保険税軽減額の増加に伴います法定繰り入れの増額をするものでございます。4節財政安定支援事業繰入金は、高齢者被保険者割合の確定に伴い増額するものでございます。5節その他繰入金は、保険税の減収見込みに伴い増額するものでございます。 以上が第18号議案・平成22年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でございます。 続きまして、第20号議案・平成22年度綾瀬市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして補足説明申し上げます。補正理由につきましては、先ほど国民健康保険と同じように市長の提案説明がございましたので、省略させていただきます。 補正予算書の3ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出の総額にそれぞれ676万7,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ29億3,983万5,000円とするものでございます。 4ページをお開きいただきたいと存じます。補正後の歳入歳出予算は第1表のとおりで、歳入につきましては、4款県支出金、6款繰入金でございます。歳出につきましては、5款諸支出金でございます。 次に、7ページから9ページでございますけれども、歳入歳出予算補正事項別明細書でございますので、お目通しいただきたいと存じます。 10ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございます。4款県支出金、1項1目介護給付費負担金は、介護サービス給付費の過年度精算額の再確定に伴い、平成18年度に交付された県支出金に不足を生じたことにより、精算により増額するものでございます。6款繰入金、1項3目地域支援事業繰入金は、配食サービスの過年度精算額の再確定に伴い、18年度から20年度に交付されました国庫及び県交付金の過大交付によります精算のための増額をするものでございます。 12ページをお開きいただきたいと存じます。歳出でございます。5款諸支出金、1項2目償還金は、介護給付費及び配食サービスの過年度精算額の再確定に伴い、超過額を国及び県へ返還するため増額するものでございます。 以上が第20号議案・平成22年度綾瀬市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)でございます。 次に、第21号議案・平成22年度綾瀬市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきまして補足説明申し上げます。補正理由につきましては、先ほど市長の提案説明がございますので、省略をさせていただきます。 それでは、補正予算書の3ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,423万1,000円を追加し、歳入歳出をそれぞれ5億5,223万1,000円とするものでございます。 4ページをお開きいただきたいと存じます。第1表歳入歳出予算補正でございます。歳入につきましては、1款保険料、2款繰入金、3款繰越金、歳出につきましては、2款負担金でございます。 7ページから9ページとなりますが、歳入歳出予算補正事項別明細書でございますので、お目通しいただきたいと存じます。 10ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございます。1款保険料、1項1目後期高齢者医療保険料は、調定見込みが当初予算見込みを上回るための増額をするものでございます。2款繰入金、1項1目一般会計繰入金は、保険料軽減額の増額に伴う法定繰り入れの増額をするものでございます。3款繰越金、1項1目繰越金は、前年度繰越金の確定に伴い増額するものでございます。 12ページをお開きいただきたいと存じます。歳出でございます。2款負担金、1項1目広域連合納付金は、保険料収入等の増額に伴い広域連合納付金を増額するものでございます。 以上で第18号議案、第20号議案、第21号議案、平成22年度綾瀬市国民健康保険事業、介護保険事業、後期高齢者医療事業の各特別会計補正予算の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 次に、都市経済部長。  〔都市経済部長(馬場勉君)登壇〕 ◎都市経済部長(馬場勉君) どうぞよろしくお願いいたします。 第19号議案・平成22年度綾瀬市深谷中央特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして補足説明を申し上げます。補正いたします理由といたしましては、事業費の確定などにより必要な補正措置をいたすものでございます。 補正予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。補正の内容でございますが、第1条歳入歳出をそれぞれ1億7,300万円減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ8億1,669万4,000円とするものでございます。第2条の地方債の補正につきましては、5ページの第2表によるものでございます。 それでは、4ページ、5ページをお開きいただきたいと存じます。第1表の歳入歳出予算補正でございます。歳入につきましては、1款保留地処分金収入、4款繰入金、6款市債でございます。歳出につきましては、2款事業費、3款公債費でございます。5ページの第2表地方債の補正でございますが、事業の確定に伴い限度額を変更いたすものでございます。 次に、9ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算補正事項別明細書、1総括でございますが、このページの歳入及び10ページ、11ページの歳出は記載のとおりでございますので、お目通しをいただきたいと存じます。 12ページをお開きいただきたいと思います。歳入でございます。1款1項1目保留地処分金収入でございますが、当初予算では22年度に新規販売をいたします6区画と、これまで売却できていない13区画の約6割を見込んで計上いたしてございましたが、結果的に新規販売のうちの4区画と、これまで残っております13区画のうちの2区画の、計6区画の販売となったため減額措置をいたすものでございます。なお、この補正予算手続終了後、3区画の申し込みをいただいている状況でございます。4款繰入金、1項1目一般会計繰入金につきましては、保留地処分金収入や事業費等の確定により、財源調整のため増額するものでございます。6款市債、1項1目都市計画事業債につきましては、事業費が確定したことに伴い減額するものでございます。 14、15ページをお開きいただきたいと存じます。3歳出でございます。2款事業費、1項工事費、1目公共施設整備費につきましては、事業執行に伴い入札差金が生じたことから減額するものでございます。3目宅地整地費、説明欄1の宅地整地事業費、2項1目移転移設補償費、説明欄1の移転移設補償事業費及び3項1目調査設計費、説明欄1の測量・設計事業費につきましては、地権者との合意が得られず、予定しておりました造成工事、建物等の補償や設計委託が未執行となったため減額するものでございます。また、3項1目調査設計費、説明欄2の補償調査・換地事業費につきましては、事業執行に伴い入札差金が生じたことから減額するものでございます。3款公債費、1項公債費、2目利子につきましては、額の確定に伴い減額するものでございます。 なお、16、17ページにつきましては、平成22年度の地方債に関する調書でございますので、後ほどお目通しをお願いいたします。 以上で第19号議案の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 以上で説明を終わります。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) この際暫時休憩いたします。 午前10時31分 休憩 ――――――――― 午前10時45分 再開 ○議長(青柳愼君) 再開いたします。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) これより本5件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。松本春男議員。 ◆8番(松本春男君) 1点だけ確認します。17ページの総合福祉会館複合施設ということで、寄附があったということなんですけど、総合福祉って福祉の総合だという。それで、複合といった場合、それ以外の分野というふうになると。寄附が今後いろいろ寄せられた場合に、おれはこういう目的のためにここへ寄附したんだといったら、違ったということになるといけないもので、ある時期になったらこの総合福祉、複合というイメージを、今回補正ではというんじゃなくて、今後いつごろにこのイメージをつくっていくか。やっていかないと、寄附がいろいろ来た場合に、実際に、例えば教育施設を考えていたと。そうしたら教育施設がなかったといって、返還だ、どうのこうのとなると大変な状況になるので、このあたりの時期はいつごろに、総合福祉というイメージをつくる時期を考えているのかをお聞きします。
    ○議長(青柳愼君) 企画部長。 ◎企画部長(加藤行数君) 総合福祉会館につきまして、既にお話を差し上げていると思いますけども、平成18年に1度基本的な考え方を出させていただきました。ただ、そうした中では、当初予定をしておりました土地がなかなか手当てできないというようなこともございまして、現在市が所有をしている土地を使いまして、その中に建設をしていきたいということで今準備を進めております。そうした中では面積的なものもございまして、当初想定していたものよりは多少小さくなっていくのかなということもございます。ただ、実は、これはまだ内部的な話でございますけども、消防庁舎等も大分古くなっているという中では、こうしたものもあわせて考えていく必要があるかなというふうに思っております。こういうようなものを含めて1つ建物を建てていきたいと。ただ、これは総合福祉会館に含むものではございませんけども、そうした施設をつくるに当たりましては、例えば消防の通信施設の耐用年数の問題等もございます。これは28年の1月でしたかね、これは入れかえをしなきゃいけないと。こういうような時期もございますので、こうしたものを勘案しながら、今後内容的には詰めていきたいなというふうに思っています。ただ、場所的な問題につきましては、なるたけ早く決めさせていただきまして、今、松本議員のおっしゃられましたような中身ですか、これについては早く議会の皆様にもお示しをしていきたい、このように思っております。以上でございます。 ○議長(青柳愼君) 松本春男議員。 ◆8番(松本春男君) 場所的なとか、いろいろ動きはあると思うんですけど、私が言おうとしたのは、大まかに、例えば福祉、産業、教育とかいろんな分野があるんだけど、ある程度の項目だけはやっぱりやっておかないと、寄附があるもので、この項目だけはある時期に市長のほうで早目に公表するというかな、細部はまた別にして、そういう考えはできないのか。ずっとこれ5年も6年もやった場合に、寄附があった場合にいろいろ問題が起きてくると思うので、そのあたりの考え方、大きな柱だけは、例えばこの1年間ぐらいの間に立てられないかというのをちょっと確認します。 ○議長(青柳愼君) 企画部長。 ◎企画部長(加藤行数君) できましたら23年度中には中身を詰めていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(青柳愼君) ほかに質疑のある方。安藤多恵子議員。 ◆12番(安藤多恵子君) 3点につきお聞きいたします。 まず、一般会計補正予算のほうの教育費の関係ですけれども、光をそそぐ交付金ということで、大変いろいろなことがやれてよかったというふうに思っておりますけれども、1つは学校図書の充実ですけれども、学校の先生からもよく図書の充実をしてほしいというようなことも伺っておりましたので、大変結構だと思いますが、図書室の活用、利用について、今の現況をちょっとお知らせ、お願いいたします。 それから、箱庭療法の関係ですけれども、いわゆる心理療法の1つで、大変子供たちの深層心理などを探るのにも有効な方法であるというふうには承知しておりますけれども、この療法をまさに効果的にするための人的体制というものは十分であるのかどうか、そこをお聞きします。 それから、深谷中央特定土地区画整理のほうですけども、お話ではあと10区画が残っていると思いますけれども、その10区画が残っているというのは、ここだとちょっと売れ残っても仕方がないのかなというような、条件が悪いところといいますか、そういうところなんでしょうか。ちょっとお聞きしたいと思います。以上です。 ○議長(青柳愼君) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(鈴木政俊君) まず1点目、図書の関係ですけども、図書につきましては、図書室ということを各学校に設けてございますけども、大変議員の皆さん方もこれまでもいろいろお話しいただいている中で、狭いというようなところも当然ございます。そういう中で、限られた施設の中ですので、その辺を有効に使っているというのが1つ。それと、もう1つは、今言われるように、図書室でもなかなか長い時間、やっぱり授業がある中で、業間とか朝とか放課後――放課後も児童生徒、中学校であれば部活、小学校であれば早目にお帰りいただくという、安全面もありますので、なかなかそう長時間そこに滞在して見るような状況というのは少ないのかなというふうに思いますけども、図書については、やっぱり新刊、いろいろ出てきますので、やっぱりある程度経常的に、入れかえというのはおかしいですけども、その時代時代に合った、その状況に合った本を整理していくというのが必要なのかなというふうに思っております。 それから、箱庭療法のほうは、箱庭をお子さんなりそういう方がいろいろいじりまして、人形とか動物とか車とかありますので、それを見ながら臨床心理士、心理相談員の方が見て1つの判定に使っていくと。それが1回だけじゃなくて何回かやることによって状況が変わってくるとか、そういうような形で見ていくというような状況です。先ほど市長の施政方針にもございましたけども、心理相談員のほうを充実していくということで、これは新年度予算の中で充実の形で予算組みをしておりますので、そういう中でこういう箱庭療法というものも十分活用してやっていきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(青柳愼君) 都市経済部長。 ◎都市経済部長(馬場勉君) それでは、保留地の関係でお答えをさせていただきます。今、質問ございますように、10区画、既に93区画、販売する見込みも含めまして103区画のうち93区画が販売、または販売見込みというふうな状況で、残りが10区画になるわけでございます。なぜ残っているのかというふうな点でございますが、やはり最低敷地面積が150平方メートル、それよりもやはり大きなところ、200に近いような敷地面積、そういうようなところがやはり残っていると。あと、形状の問題もございますが、やはり結果といたしまして敷地面積が大きいことから、販売価格もどうしても高くなってくるというふうなことで、傾向としてそういうふうなところが残っていると、そんな状況でございます。以上です。 ○議長(青柳愼君) 安藤多恵子議員。 ◆12番(安藤多恵子君) ありがとうございました。図書室の活用なんですけれども、非常に積極的に活用されているという印象がちょっとないんですが、昼休み中は開放されていますか、どこの学校も。15校。それを確認させていただきたいと思います。それから、読書ボランティアというような方たちが活動してくださっていたかと思いますけれども、この今の状況について。読書ボランティア。図書館ボランティアですかね。済みません、図書館ボランティアですね。そういう方たちが民間でいらしたと思います。そういう方たちの状況をちょっとお知らせください。 それから、臨床心理士の方たちがこの箱庭療法を使うわけですけども、それはよくわかりましたが、もともとそういった箱庭療法が必要であるということが、現場のほうから強い要求があったのかどうか、お聞きいたします。 それから、深中のほうですけども、広いところが残っているということで、やっぱり高いからなかなか売れないということなんですけども、価格の再考というようなことは、以前ちょっとお聞きした気もするんですけど、その点については今どのようにお考えでしょうか。以上です。 ○議長(青柳愼君) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(鈴木政俊君) 図書室については、昼休みは開放してございます。それから、図書ボランティアの方、これは必ずしも、ボランティアということで、こちらからすべてお願いできる形でないので、すべての学校にボランティアの方が入っているという状況ではございませんが、多くのところは入っていただいてお手伝いいただいていると。今、学校図書資料の効率的な形ということで、データベース化を進めるような形で取り組んでおります。 それから、箱庭療法のほうは、今も実際十分じゃないんですけども、箱庭療法までいかない、若干のフィギュアというんですか、そういう形ではやっておったんですけども、それがなかなか満足な形、1セットちゃんとないという中で、今後そういうような形でやっていくと。やっぱりそれを活用している心理相談員の方から充実をという声があったのも事実でございます。以上です。 ○議長(青柳愼君) 都市経済部長。 ◎都市経済部長(馬場勉君) それでは、販売に当たって価格の、再考というのは見直しというふうなことでよろしいんでしょうか。まず、価格の問題の前に販売の促進というふうな点では、これまでも行っております住宅展示場でのPRといいますか、チラシ等の配布、また、イベントでのPR活動、そういうふうなものを一義的にまず行っていくというふうなことを考えてございます。どうしてもこれまでの傾向としては、やはり販売価格の問題もございますので、経済情勢、いろいろそういうふうな状況をかんがみながら、最終的には販売価格の検討もしていく必要もあるのかなということで、現在の段階では、まずPR活動、そういうふうなものを積極的に行っていくというふうなことを考えてございます。 ○議長(青柳愼君) 安藤多恵子議員。 ◆12番(安藤多恵子君) ありがとうございました。いろいろわかりましたが、最後に1点、朝読書の今の状況をお伺いして終わりたいと思います。 ○議長(青柳愼君) 教育長。 ◎教育長(守矢育夫君) 朝読書につきましては、中学校は全校で毎日やっております。小学校につきましては、学校によって朝読をやる曜日と、それから、その他のプリントをやるとか、学校によって多少の違いはありますけれども、いずれにしましても各校で朝読書はやっております。 以上でございます。 ○議長(青柳愼君) ほかに質疑はありませんか。上田博之議員。 ◆7番(上田博之君) それでは、第17号議案・一般会計補正予算について、何点かお伺いいたします。 まず、きめ細かな交付金が1,656万9,000円あります。これが交付金の目的に沿った活用がされているのかという点で確認していきたいんですけれども、先ほどの説明の中では、道路維持補修費に全額が使われているようでありました。これがこの交付金の使い方としてベストだったのか、ベターだったのか、その辺をどのように考えられているのかについてお伺いしたいと思います。また、この道路維持補修費以外にどのようなことに使おうということを検討されたのかについて、教えていただきたいと思います。 次に、同じ住民生活に光をそそぐ交付金ですが、これ、同じと言ったのは、昨年の10月8日に閣議決定された政府の新成長戦略実現に向けたステップ2ということで、この2つの補助金が出されたわけですけれども、この光をそそぐ交付金のほうは524万8,000円ということで、きめ細かなほうに比べると3分の1ぐらいの交付金ということですけれども、こちらのほうも目的に沿った活用がされているのかどうかということです。先ほどの説明の中では、ほとんどの事業が本来本予算でやるべき事業を前倒ししてやるというような説明だったと思いますけれども、前倒しというだけのそういう使い方でこの交付金がいいのかどうか、その辺の考え方、思いを教えていただきたいと思います。 ○議長(青柳愼君) 総務部長。 ◎総務部長(笠間敏男君) まず、きめ細かな交付金と住民生活に光をそそぐ交付金につきましては、当然国が補正予算を計上した時点でその使い方といいますか、その辺の趣旨については国のほうから出ていますので、当然国の交付金の趣旨に沿った中での補正予算対応をしてございます。ちなみに、住民生活に光をそそぐ交付金につきましては、先ほど来いろいろ説明していますけども、図書購入とか箱庭とか、あと、ユニバーサルデザインの表示とか、いずれにしても、これは国の補正予算を計上した時点での、当然国の趣旨に沿った中での補正予算計上をしてございます。以上です。 ○議長(青柳愼君) 上田博之議員。 ◆7番(上田博之君) 私も趣旨に沿っていないとは言っていないんですけれども、趣旨を本当に生かし切っているのかということで質疑させていただいているわけですけれども、きめ細かな交付金のほうは、そのステップ2のほうで具体策として5つぐらい挙げているわけですけれども、そのうち幾つかを紹介しますと、1つとして雇用・人材育成、2つ目に新成長戦略の推進・加速、3番目に子育て・医療・介護・福祉等の強化による安心の確保。4番目に地域活性化、社会資本整備、中小企業対策等などが掲げられているわけです。ですから、道路補修といえば、この4番目に一応入ることは入るんでしょうけれども、今のこの市民生活の中で、なぜ3番目の子育て・医療・介護・福祉などのところにこの補助金が使われなかったのか。そういったことを検討したのかどうかについて再度お伺いしたいと思います。 それから、光をそそぐ交付金のほうでも、先ほども言いましたように、ほとんどの事業が前倒しなわけですね。それで、小学校・中学校の図書室の運営経費ということで、図書の購入費ということが挙げられておりますが、新年度の予算書を見ますと、図書の購入費がなくなっています。まあ、前倒しだからそういうことなんでしょうけれども、毎年必要な事業として確保しているこうした図書購入に、住民生活に光をそそぐ交付金ということを利用して、早く本がいつもより入るかもしれませんけれども、これが本当に有効な活用方法なのかどうか。その辺の市の考え方。もっと市民生活に役立つ活用の仕方はなかったのか。その辺の考え方、検討の経過、教えていただきたいと思います。 ○議長(青柳愼君) 総務部長。 ◎総務部長(笠間敏男君) まず、きめ細かな交付金につきましては、先ほどちょっと御説明しましたけども、年度当初におきましては地域活力基盤創造交付金とか、長寿命化修繕計画、狭あい道路等の内容で予算を計上していましたが、国が途中で方向性を変えて、それらの3事業につきましては地域活性化交付金という方向性を変えてきましたので、当初から道路整備課のほうでいろいろ、地域活力基盤創造交付金とか、長寿命化修繕計画、狭あい道路についてはやっていましたけど、それがなくなりましたので、それが地域活性化交付金のほうに国が大きな方向性を、かじ取りを変えてきましたので、それに沿った中での財源充当をしてございます。あと、光をそそぐ交付金につきましても、先ほどからちょっと申していますけども、当然住民生活にとって大事な分野という中では、当然図書も必要だという中で財源充当してございます。以上です。 ○議長(青柳愼君) 上田博之議員。 ◆7番(上田博之君) 余り説得力がない御説明のように思いますけれども、とにかくこの補助金が、国によってこの事業が認められているということは、一応趣旨には沿っているだろうというふうには認めるわけですけれども、とにかく今の市民生活の困窮状態、社会保障制度が所得の再配分機能を果たしていない現状があるわけですね。そうした中で本当にいろんなところに市民生活のゆがみとかひずみ、苦しさがあらわれているわけです。そういったところにこそ、こうした緊急の交付金が使える内容なわけですから、使ってほしかったというのが私の気持ちです。今後こうしたものがありましたら、ぜひそうした市民生活を直接助ける、支援できる、そういった施策にこうした補助金を使っていただきたいと思います。私のそういう思いを受けとめていただけるのかどうかだけ御回答ください。以上です。 ○議長(青柳愼君) 総務部長。 ◎総務部長(笠間敏男君) これから国のほうでいろんな補助金とか交付金等の考え方が出されてきましたら、当然その考え方に沿った中で、当然市民生活をよく見た中で、財源充当なり、いろいろ予算を考えてまいります。以上です。 ○議長(青柳愼君) 市長。 ◎市長(笠間城治郎君) さまざまな交付金があるわけでございますけども、今回の補正もそうなんですけども、常に職員には、今緊急に何をやりたいか、こういうことをやりたいということを常に頭に置いていかないと、これも意外と早い、短時間に申請しなくちゃいけないものもございます。そのような状況で、常にみずから今何をしなくちゃいけないかと考えるような体制もしていくように指示をしているところでございます。そして、今回のさまざまな、きめ細かな、あるいは、光をそそぐ、あるいは社会資本整備総合交付金につきましても、何しろ自分たちで事業をしたいものを提出しろと、上げろということの中で、そういう中で、これが当てはまるかどうかということを精査した中でこのような形になってきているのが現状でございます。しかし、今おっしゃるように、各課が、あるいは各部が、本当にこの事業をしっかり認識して進めるよう私も指示をしているところでございます。 以上です。 ○議長(青柳愼君) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(青柳愼君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第17号議案から第21号議案までの5件は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案等付託審査一覧表並びに予算分割付託表のとおり、第17号議案は総務教育、市民福祉、経済建設の各常任委員会に、第18号議案、第20号議案及び第21号議案の3件は市民福祉常任委員会に、第19号議案は経済建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) ○議長(青柳愼君) 御異議なしと認めます。よって、本5件はただいま申し上げましたとおり、総務教育、市民福祉、経済建設の各常任委員会に付託することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) これより第1号議案及び第13号議案から第16号議案までの5件に関し、各担当部長の補足説明を求めます。初めに、企画部長。  〔企画部長(加藤行数君)登壇〕 ◎企画部長(加藤行数君) よろしくお願いいたします。 議案書の1ページをお開きいただきたいというふうに思います。第1号議案・綾瀬市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例でございます。例規集につきましては、第1款の1,751ページでございますので、御参照いただきたいと存じます。改正の理由でございますが、当審議会の設置目的であります社会福祉に関する事項の分野が大変広いことから、諮問内容に応じ議員を委嘱することで、柔軟かつ適切に審議会の運営を図るためでございます。一部改正条例新旧対照表で御説明を申し上げますので、新旧対照表の1ページをお開きいただきたいと存じます。改正の内容といたしましては、綾瀬市社会福祉審議会の委員の任期を「2年」から「当該諮問に係る調査審議が終了するまで」と改めるものでございます。議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。附則といたしまして、第1項では、この条例の施行期日を公布の日と定めるものでございます。第2項では、経過措置として、現在委嘱をしております委員につきましては、その任期を平成23年3月31日までとするものでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(青柳愼君) 次に、総務部長。  〔総務部長(笠間敏男君)登壇〕 ◎総務部長(笠間敏男君) よろしくお願いいたします。 それでは、第13号議案・工事請負契約の締結について(平成22年度綾瀬市立大上保育園建替え工事(建築))につきまして補足説明を申し上げます。議案書9ページをお開きいただきたいと存じます。また、黄色の表紙の議案資料につきましては、1ページから9ページにかけまして工事請負仮契約書、公共工事履行保証内容、工事請負契約資料、工事概要書、案内図、配置図、1階・2階の各階平面図、東西南北の各方向から見た立面図がございますので、あわせて御参照いただきたいと存じます。まず、工事名といたしましては、平成22年度綾瀬市立大上保育園建替え工事(建築)でございます。請負契約者といたしましては、匠建設株式会社、神奈川県平塚市東八幡3丁目10番13号、代表取締役、佐藤豊明氏でございます。請負契約金額は2億6,760万900円でございます。契約の方法でございますが、一般競争入札でございます。履行場所につきましては、議案資料6ページの案内図のとおり、綾瀬市大上6丁目14番5号地内でございます。工事の履行期間でございますが、議案資料の1ページの工事請負仮契約書に記載のとおり、議決の日の翌日から平成24年2月29日まででございます。 次に、入札までの経過を申し上げます。本事業につきましては、地方自治法施行令第167条の6の規定に基づきまして、一般競争入札の参加資格と、必要事項でございます工事名、工事概要、工種、工期及び設計金額などの公告を12月8日にいたしました。12月21日まで申請を受け付けましたところ、32社の申請があり、資格審査の結果、議案資料の3から4ページに記載の30社を受理いたしました。1月11日、午前9時20分から入札を執行いたしましたところ、前に申し上げましたとおり、匠建設株式会社が落札したものでございます。落札いたしました匠建設株式会社の会社概要を申し上げます。所在地は神奈川県平塚市東八幡3丁目10番13号、資本金は3,645万円、年間完成工事高は36億7,919万6,000円でございます。主な官公庁実績といたしましては、平成21年に二宮町が発注した(仮称)二宮町新学校給食センター建設工事、7億896万円や、神奈川県住宅営繕事務所が発注した西湘高校A棟改修及び耐震補強工事、建築、4億1,147万4,000円などがあり、本市にかかわるものとしては、民間実績ではございますが、平成20年11月着工のおとぎ保育園整備工事、3億3,799万5,000円がございます。 以上で第13号議案の補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 次に、福祉部長。  〔福祉部長(樋口賢一君)登壇〕 ◎福祉部長(樋口賢一君) よろしくお願いいたします。 それでは、第14号議案・指定管理者の指定につきまして補足説明申し上げます。議案書の10ページをお開きいただきたいと存じます。なお、指定いたします法人の概要及び管理業務の事業計画につきましては、議案資料の10ページ、11ページでございます。御参照いただきたいと存じます。現行の指定期間が平成23年3月31日をもちまして満了いたしますことから、指定管理者の公募をいたしましたところ、指定申請が行われ、候補者の選定を行いましたので、議会の議決に付すため指定議決の議案を提出いたすものでございます。1の管理を行わせる施設の名称及び所在地でございますが、名称は綾瀬西デイサービスセンター、所在地は綾瀬市早川1485番地1でございます。次に、2の指定管理者の名称及び所在地でございますが、名称は社会福祉法人道志会、代表者は理事長、川邊泰男でございます。所在地は綾瀬市早川城山2丁目11番3号でございます。3の指定の期間でございますが、平成23年4月1日から平成28年3月31日までの5年間でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 次に、建設部長。  〔建設部長(比留川正昭君)登壇〕 ◎建設部長(比留川正昭君) それでは、私のほうからは、第13号議案、第15号議案、第16号議案の3議案につきまして補足説明を申し上げます。 最初に、第13号議案・工事請負契約の締結についてでございます。議案資料の5ページをお開きいただきたいと存じます。大上保育園建替え工事は、平成22年5月に基本実施設計に着手いたしまして、平成22年度、23年度の継続事業といたしまして工事を施行するものでございます。1の工事名称につきましては、平成22年度綾瀬市立大上保育園建替え工事(建築)でございます。2の履行場所につきましては、綾瀬市大上6丁目14番5号地内でございます。3の用途地域は、都市計画区域内で第1種中高層住居専用地域でございます。4の施設概要でございますが、(1)の敷地面積は1,853.61平方メートル、(2)の構造規模は、鉄筋コンクリート造、地上2階建て、(3)の建築面積は655.93平方メートルでございます。4の延床面積につきましては、1,229.27平方メートルでございます。5の工事概要のうち(1)の主要室でございますが、8ページに各階平面図がございますので、あわせて御参照いただきたいと存じます。まず1階には、事務室、相談室、子育てサロン、ゼロ歳児から2歳児までの保育室及び関連諸室や調理室などが配置されております。次に、2階には3歳児から5歳児までの保育室、一時保育室、多目的ホールや職員休憩室などが配置されております。(2)の基礎につきましては、直接基礎でございます。6ページは案内図でございます。7ページの配置図をごらんいただきたいと存じます。今回の新築園舎は、敷地南側に位置します既存の園庭部分に配置いたします。8ページをごらんください。左側が1階平面図でございます。玄関を入りましてホールのわきにエレベーターとみんなのトイレを設置しております。右側は2階平面図でございます。4歳児、5歳児、及び多目的ホールの間仕切り壁を可動式にすることで広いスペースを生み出し、多様な利用形態が可能としております。9ページは、各方位からの立面図でございます。園庭側からは北側立面図のように建物が見えます。また、屋上部分の三角形に見えるものは、2階の3歳児保育室及びホールの明かり取り用のトップライトでございます。なお、23年度別途工事で、太陽光発電設備、発電量約20キロワットを屋上に設置予定でございます。 以上で工事請負契約についての補足説明とさせていただきます。 続きまして、市道路線の認定につきまして補足説明を申し上げます。議案書11ページをお開きいただきたいと存じます。議案資料につきましては、12ページに位置図、13ページに公図の写しがございますので、御参照していただきたいと存じます。第15号議案・市道路線の認定について。路線名、市道643-3号線、起点は寺尾釜田1丁目355番3地先、終点は寺尾釜田1丁目356番10地先、延長は128.5メートル、幅員は4.0メートルでございます。提案理由といたしましては、寄附により提供されました道路用地を認定していただきたく提案するものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。 引き続きまして、第16号議案・工事委託契約に関する基本協定の変更につきまして補足説明を申し上げます。議案書の12ページをお開きいただきたいと存じます。また、議案資料につきましては、14ページに綾瀬市公共下水道根幹的施設建設工事委託契約に関する基本協定を変更する協定(案)がございますので、御参照いただきたいと存じます。第16号議案・工事委託契約に関する基本協定の変更について。まず、建築工事委託名といたしましては、綾瀬市公共下水道根幹的施設の建設工事委託でございます。1の協定の相手方といたしましては、日本下水道事業団、東京都新宿区四谷3丁目3番1号、理事長、曽小川久貴氏でございます。2の変更前協定金額は15億2,700万円でございます。また、変更後協定金額は14億10万円でございます。3の変更理由につきましては、事業費が確定したことにより協定金額に変更が生じたためでございます。 次に、本事業の経過につきまして簡単に説明をさせていただきたいと思います。今回の建設工事は、昭和62年8月の下水道供用開始時に設置されました処理場施設が老朽化したことから、平成20年6月議会におきまして議決をいただきまして、平成20年6月2日付で日本下水道事業団と工事委託契約に関する基本協定を締結後、平成20年度から22年度までの3カ年間で終末処理場及び中継ポンプ場の設備更新工事を行ったものでございます。工事の実施に当たりましては、年度ごとに年度実施協定を結びまして事業を進めてまいりました。平成20年度の年度実施協定では、中央監視室制御設備ほか及び汚泥脱水設備、機械、ホッパー棟上屋の更新工事を行い、確定事業費は10億3,590万円でございます。また、平成21年度の年度実施協定では、汚泥濃縮設備、機械、電気及び上土棚中継ポンプ場機械電気設備、建築附帯設備の管理棟空調設備の更新工事を行い、確定事業費3億3,640万円でございます。さらに、平成22年度は、建築附帯設備の汚泥棟空調設備の更新工事を行い、確定事業費2,780万円でございます。この3カ年の確定事業費の合計が14億10万円になりまして、今回の基本協定の変更後協定金額になっております。なお、変更前協定金額からは1億2,690万円の減額となりますが、事業の執行残金でございます。 以上で補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 以上で説明を終わります。 これより本5件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。松本春男議員。 ◆8番(松本春男君) 13号議案と15号議案で何点かありますもので、ゆっくり言いますのでメモをとってください。 まず13号で、工事で、敷地内で既存の園舎と新しい園舎でぎりぎりいっぱいになると思うので、子供たちの遊具――隣接した公園はすごくちっちゃいと。そうすると、ある程度遊べるといったら海老名の近隣公園かなと思うんですけど、そのあたりの協議というのかな、どういう状況になっているのか。それから、敷地に半分あって半分また建てるということは、かなり周辺住民の方にも御迷惑をかけると思うんですけど、そのあたりの地域の説明会はどうなっているのか。もうちょっと大きい声で言いますね。海老名との近隣公園の関係の使用はどうなっているか。2点目は、敷地いっぱいになりますから、周辺住民とはどうなっているか。それから、3点目として、敷地がかなりぎりぎりだと、例えば工事の車両が本当に、使わない車は別にしても、材料の出し入れでもかなりぎりぎりだと思うんですけど、工事車両の関係はどういうふうになっているのか。これが3点目ですね。それから、先ほど、まあ、将来なんですけど、20キロワットといったら炊飯器が20個ぐらい。どの程度の、今回じゃないんですけど、将来電気を自家発電で、太陽光でやるのかというのが1点。それから、この図面の9ページで、3歳児のクラスは北側を使うんですけど、ところで、この西側立面図と東側立面図を見ると、何か2階のところが斜めに出っ張りになりますよね、上に。西側立面図といったら、ほかは大体真っすぐなんですけど、2階だけが外側に上向きに反っちゃうという。光を少しでも当てるために、あえてその部屋を斜めにするのか、それとも、これは意味があるのかという。まずここを聞きます。 ○議長(青柳愼君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(見上久君) 大上保育園の関係でございます。自分のほうからお答えさせていただきます。 まず、工事期間中、ごらんのとおり今までの園舎と、それから新しい園舎、園庭を使って今回建てますので、目いっぱいの利用、活用するような形になります。その間、園庭が使えないような状況になりますので、そこにつきましては、おっしゃるとおり近隣の、近くにあります公園を利用する等の中で子供たちの育成に努めていきたいというふうなところでございます。 あと、周辺への説明会ということでございます。説明会という形ではないんですけれども、関係される自治会とか、あるいは、直近の周辺の方たちには、個々にお話をさせていただくなり、御説明をさせていただいた経過がございます。 また、車両の関係でございます。これから具体的には場所等の確定をしながら工事を進めていくわけでございますが、子供たちの安全性というのは十分に確保するようにしていきたいというふうに思っております。特に出入りが出てきますので、今のところ準備をしている段階ではありますけれども、周辺の直近の駐車場とかを活用させていただいて、うまく園児に影響のないような形に、最小限に影響を抑制した中で進めていきたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(青柳愼君) 建設部長。 ◎建設部長(比留川正昭君) 何点かお答えをさせていただきます。 まず、周辺住民の関係は、事前でもう担当課のほうでやっていただいたということでございますが、業者さんが決まって、当然工事着手前にはもう少し詳細な説明をさせていただきたいと思います。それから、工事車両の関係でございます。南側のほうに突っ込み道路があるんですけど、それを挟んで反対側のほうを、一部民地をお借りしまして、工事用でも使わせていただけるような話で進んでございます。当然議員さんのほうでおっしゃられたように、敷地目いっぱいの中で工事をしなきゃいけません。周辺の道路を使っての材料の荷おろし等も発生するかとは思いますが、安全を期してやりたいと思います。 それから、太陽光の関係でございますけれども、約20キロワットということで今予定をしてございます。施設の電灯の、照明のほうに使いたいと思っております。 それから、立面図の斜めの部分ですね、これにつきましては、窓は垂直でございます。部屋自体は一般の部屋と変わりません。こちらが北側になりますけども、正面玄関のほうになりますので、デザイン的に少し2階の途中から上の部分、そこを斜めにして意匠的に工夫しているという状況でございます。以上でございます。 ○議長(青柳愼君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(見上久君) 済みません、答弁がちょっと漏れたようで申しわけないです。近隣公園についての確認といいますか、海老名市分に当たりますので、その辺につきましては、こういう状況であるということにつきましては当局のほうに御説明をしまして、了解といいますか、理解はしていただいているというふうなところでございます。以上です。 ○議長(青柳愼君) 松本春男議員。 ◆8番(松本春男君) まず1つは、隣にちっちゃな公園がありますね。だけど、そこじゃだめだから近隣公園を使わせてもらうと。行政は納得すると思うんだ、お互いだから。ところが、海老名市の住民の人たち、要するに近隣公園を使っている人たちが、綾瀬がどうしてそこを使わなくちゃいけないかというのが、やっぱり知ってもらわないと誤解になっちゃうというかな。要するに、何でわざわざ、綾瀬の保育園を建てかえるのに、海老名の施設なんだと。ですから、これは行政同士での行政の協議と、海老名の地域の自治会でも住民の人でも、そのあたりまで配慮しておかないと、例えば同じように綾瀬が、ほかがやっていっぱい来た場合、説明がちゃんと地域住民、わかっていればいいけど、わかっていないとまずいもので、海老名の行政じゃなくて、海老名の自治会も含めたところで、例えばお願いをちゃんとしておくという、これをしてほしいということが1点ですね。 それから、地域住民のほうは、自治会とその周辺とあるんですけど、今回正直言って、道路に工事車両がどうしてもとまらないとやれないという状況があると。すると、やっぱりそのあたりは、隣接だけじゃなくて、例えば大上の自治会の皆さんに回覧か何かお願いするとか、それは行政としての、もう少し工事に当たってのお願いをちゃんとすると。 それから、工事車両は、特に隣の民地を契約するということですから、多少そこで解決すると思うんですけど、先ほどの2階の部分の北側を、玄関のところだから美的にやるとあるんですけど、1つ確認なんですけど、3歳児が2階にありますよね。ここが日影にならないのか、私はすごい心配なわけ。ほかのところは割と南側に面しているんですけど、3歳児だけは北側に面していると。それで、できるだけ日を当てたいところに、例えば屋根をもう少し、逆に北側に出っ張ると日影がちょっと心配なんですけど、そのあたりの3歳児のクラスの日影にこの美的感覚のほうが影響しないのかどうか。ちょっと私も、もう少し図面を見ればよかったんですけど、見ていないもので、そのあたりの日照上の影響はないのかどうか。 それから、これまでこういう大きい建築の場合はJVで作業をやったと。組んできたと。今回はJVじゃなくて単独になったと。確かに市内企業がこれだけの数は、建築はないというのも1つあるんでしょうけど、このあたりのJVを考えなかった理由は何かあるのかどうか。 それから、16号をちょっと聞きますね。契約上は、契約の関係で減った場合は精算とあるんですけど、このあたりの、市の職員はこの金額に対して、事業団から出された金額でオーケーと見たというのか、それとも、1個1個分析までかかわったのかという状況をちょっとお聞きします。 ○議長(青柳愼君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(見上久君) これから大上保育園につきましては建てかえ工事に入るわけでございます。周辺、特に接していられる部分につきましては、公園も含めまして、住んでいられる方、日常生活をされているわけでございますので、影響は大分出てくる部分はあるのかなというふうに思っているところでございます。それにつきましては、おっしゃるような御提案も含めまして十分に配慮した中で、皆さんに御理解をいただいた中で進めていきたいというふうに思っているところでございます。以上です。 ○議長(青柳愼君) 総務部長。 ◎総務部長(笠間敏男君) JVについての御質問でございますが、今回の建築工事につきましては、共同企業体の取り扱い基準にある、大規模で技術的難度の高い工事には該当しないというふうに判断したため、JVとしての発注形態はとっておりません。以上です。 ○議長(青柳愼君) 建設部長。 ◎建設部長(比留川正昭君) まず、大上保育園の外壁の関係でございます。北側の2階の3歳児保育室の日影の問題でございます。まず、出っ張りにつきましては、通常のひさし程度ですね、30センチ弱ぐらいの寸法が出るということでございます。それと、2階の3歳児保育室なんですけど、先ほどちょっと補足で説明いたしましたように、こちらのほうはトップライトが天井につきます。屋上から光が入るように配慮してございます。以上でございます。 それと、事業団の関係でございますが、設計書は事業団のほうから来て、一応市のほうでもチェックをいたします。それで、執行については、市と同じような形で一般競争の形で入札があるということでございます。最終的には会計検査もございますので、そういった中で適正が期されると解釈しております。以上です。 ○議長(青柳愼君) 松本春男議員。 ◆8番(松本春男君) 海老名の周辺住民、要するに、行政としては交渉しました、これからもまたお願いしますと。海老名の、その公園の周辺住民の方にかなりの期間、これから子供たちがそろって毎回行くと思うんですよ。週何回か。そうすると、やっぱりそのあたりは周辺住民に周知というのをどのように考えているのか。 それから、下水道事業団のほうで、今回確定したんですから、契約との関係で減額になったんですけど、このあたりは最終的にばーっと見て、契約金額がこれだけだったからというだけなのか。それとも、契約金額が正しかったのかどうか、そこまで検証されたのか。その2点、お願いします。 ○議長(青柳愼君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(見上久君) 海老名市の公園周辺の方への周知の仕方ということでございます。今のところ具体的なところは自分としても、これから検討していきたいなというところではあるんですけれども、皆様に御理解いただけるような、よりわかりやすいような形でやっていきたいなというふうに思っているところでございます。以上です。 ○議長(青柳愼君) 建設部長。 ◎建設部長(比留川正昭君) 事業団の関係でございます。繰り返しになりますけども、設計をして、それで、入札があって契約金額が決定してございますので、そういった中でもちろん市の職員も監督という立場では見ておりますので、事業団とあわせて管理をしているということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(青柳愼君) ほかに質疑はありませんか。出口けい子議員。 ◆13番(出口けい子君) 第13号議案のほうなんですけれども、園児の送り迎えを保護者の方がすると思うんですが、駐車場はどうなっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(青柳愼君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(見上久君) 今、園庭の端に、道に沿って駐車場を用意しておりまして、それで園児の送り迎えというのでやってございます。これにつきましては、そこも含めて工事に入るようなことになりますので、また別の場所、できれば隣接した場所にそのようなスペースを設けて、園児の送り迎えを安全にできるようにはしていきたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(青柳愼君) 出口けい子議員。 ◆13番(出口けい子君) 工事の車両と、それから、保護者の送り迎えの車ということについては、2倍ぐらいの駐車場を確保しないといけないのかな。そういうふうにしないと安全が確保できないのではないかと思いますので、その辺のところをしっかりと検討していただきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(青柳愼君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(見上久君) 自分たちは、やはりお預かりしている子供たちの安全というのが一番大事なものかなというふうに思っているところであります。また、御心配いただいている園庭が使えないというふうなこともございますので、いろいろ配慮しながら進めていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(青柳愼君) ほかに質疑はありませんか。笠間信一郎議員。 ◆6番(笠間信一郎君) 第13号議案の大上保育園の件で伺います。今回この工事は2億6,700万円で、来年2月までということですけども、関連します取り壊しとか、周りの整備というんですかね、その建物自体ではなくて、周りの庭とか塀とか、その辺を壊したり、つくったり、また復活したり、そういう工事があると思うんですよね。関連の事業、工事としてどの程度を今見込んでおられるか。取り壊し費用とか、周りの再整備費用、復旧費用というんですか、その辺について御説明いただけますか。ポイントは、トータルとして結局この建てかえ事業は幾らかかったのかと。その辺をちょっと目安にさせていただきたいと思います。 ○議長(青柳愼君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(見上久君) ちょっと来年度の予算の部分にもかかわる部分でございますが、今回の建てかえの金額につきましては、2億6,600万円ほどというふうになっております。これにつきましては建築工事という部分でございまして、新年度の話にちょっと触れてしまいますけども、5億100万円ほどの工事費を充ててございます。中身にいたしましては、これ以外に電気工事、あるいは機械工事、それから、いわゆる設計の委託の部分というのが入ってございます。それと、防音工事の関係、それから、先ほどちょっと出てきました太陽光の工事の関係がございます。それと、中身的な、備品とか消耗品とか、そのようなものが附属して出てくるものでございます。また、議員さんのほうでお話がありました周辺の部分ということでございます。今申し上げたのは23年度の部分でございまして、23年度で今の園庭のところに新しいものを建てるというふうな形でございます。その後24年度につきましては、今ある園舎を解体する、そして、園庭として整備をしていくと、このような工事をするような予定でございます。その中身につきましては、今後進めていく中で決めていくというふうな形になりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。 ○議長(青柳愼君) 笠間信一郎議員。 ◆6番(笠間信一郎君) ありがとうございました。確認ですけども、そうすると、この大上保育園の建てかえという一連の工事で、トータルとしてかかる金額は、今、新年度で5億円というようなことがございましたけども、トータル7億8,000万円ぐらいでできるよと、そういうとらえ方で、違うんですかね。そういう理解でいいですか。要するに建てかえ事業は、全体は結局幾らぐらいでおさまりそうなんですかということでございます。 ○議長(青柳愼君) 市長。 ◎市長(笠間城治郎君) 工事、新しい建物について5億円ちょっと出るということでございまして、それには解体は入っていないということなんですね。笠間議員、解体が2億円というふうに想像していらっしゃいますけども、よろしいでしょうか。解体はまだ設計がされていないということです。 ○議長(青柳愼君) 笠間信一郎議員。 ◆6番(笠間信一郎君) 私、今誤解していましたね。5億円というのはこの2億円を含めた5億円ですね、今、部長がおっしゃったのは。それで、解体は含まれていない。解体は予想とかつかないんですか。いや、別に言った言わないという問題にしないですけど、大体幾らぐらいのイメージを持って解体を見込んでいられるか。よく、例えばアスベストがあったから建設費以上かかった解体費とか、そんな話を伺うので、そんな問題はないのかなという、その辺ですけども、お願いします。無理でしたらもう結構ですけども。 ○議長(青柳愼君) 建設部長。 ◎建設部長(比留川正昭君) 全体の事業費、持っていればよろしいんですけど、ちょっと今手元にございません。大まかのお話でございますが、本体工事が今回の契約金額、建築、電気、機械、合計で約3億7,890万円のお金です。それに園庭整備、それから解体工事ということになりますので、5億円弱ぐらいかなと。ちょっと手元に資料がございませんので、申しわけございませんが。  (「解体費用」の声あり) 解体は、綾小が1億9,000万円という額のようでございますので、規模からしても半分ぐらいまでかからないと思います。済みません、申しわけございません。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) この際暫時休憩いたします。 午前11時47分 休憩 ――――――――― 午後1時00分 再開 ○議長(青柳愼君) 再開いたします。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) ほかに質疑はありませんか。渡部市代議員。 ◆17番(渡部市代君) 第13号議案の大上保育園建替え工事の件です。この件で2点ほど質問させていただきます。保育園という、また学校とは違った観点の建築の内容の検討が十分必要ではないのかと思いますけれど、その点で1点。女性や関係者、保育所関係ですね、そちらの関係者の声というものはこの中に反映されているのかどうか、確認させてください。それから、2点目、この工事概要の中で、ゼロ歳児、1歳児保育室とか、いろいろ部屋の間取り等はわかるのですが、そのほかの見えない部分としての大きな配慮が、特に保育園ですので必要だと思うんですが、化学物質等を含んだ塗料や壁紙等への配慮等は、この工事の中でどのように配慮するようなことが入っているのかどうか、それをお聞かせください。 ○議長(青柳愼君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(見上久君) 大上保育園の関係でございます。建設に当たりましては、自分のほうからいろいろなお願いをするなりしてこのような形に整ったわけでございます。お願いするに当たりまして、関係者、現場の声とか、あるいは、保護者の声とか、あるいは、周辺の方たちのお話とか、関係者のいろいろなお話を聞いた中で、何点かそういったものを反映させていただいたというふうな経過がございます。具体的に申しますと、例えば綾南保育園というのが一番の例としてあるわけですけれども、つくりといたしましては、1つ多目的ホールというのを今回つくりまして、ランチルーム的な使い方をしていきたいというようなことで考えております。資料のほうの8ページ、平面図のほうの右のほうの、多目的ホールというのがございます。ここにいわゆる食事をみんなでとろうよというようなことを今回つくるような形で考えてございます。あと、合同保育というようなことも考えてございまして、その部屋に隣接して可動式のパーティションをお願いしまして、場合によったらもっと広い使い方ができるような形にしていきたいなというのが1つございます。あと、大きな部分といたしましては、1階と2階の関係でございますけれども、特に1階に今回ゼロ歳児、1歳児、2歳児、それから、子育てサロンを設置させていただいたというようなことがございます。実は綾南保育園とは逆みたいな形になっております。これ、実はプラスマイナスいろいろあるんですけれども、今回につきましてはこういった形で整理をさせていただければというふうに思っております。より低年齢の方たちの使い勝手を1つ優先させていただいたというふうな状況にあります。 以上でございます。 ○議長(青柳愼君) 建設部長。 ◎建設部長(比留川正昭君) ホルムアルデヒドの関係でございますけども、綾瀬小学校やなんかも、今建設中のものも同じなんですが、最終的に室内の空中化学物質の測定を行いまして、基準内で安全であるということを確認いたします。ちなみにホルムアルデヒドとそれ以外のキシレンとかトルエン、そういった物質の2つの測定を見ております。以上でございます。 ○議長(青柳愼君) 渡部市代議員。 ◆17番(渡部市代君) 設計に当たり声を聞いたということで、それは理解しました。綾南保育園と反対になるということもわかりましたけれども、私がこの設計を見て、いろいろ要望も入っているんでしょうけど、従来の無難な設計だなという形で、ちょっと私はとらえました。というのは、今言われている食ですね、小さいうちから食文化を育てるという意味では、新しい保育園等ではにおいがするような、調理室のところに、例えば3歳、4歳、5歳のような、ある程度好き嫌いが出てくるような年齢の部屋を持ってきて、お腹がすいたところでにおいがしてくる、そこで食欲を増したところで嫌いなものも食べてしまうという、そういうような状況を必然的につくるような動きも新しいところでは出ております。というところで、大上保育園はこれとは反対の設計ですので、その辺もちょっと聞きたかったということでお聞きしました。まあ、意見は反映されているということで理解はいたしました。それから、化学物質の点は、今言われたことをぜひ調査していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳愼君) ほかに質疑はありませんか。上田博之議員。
    ◆7番(上田博之君) 2点ばかりお伺いいたします。 1つは、第1号議案・綾瀬市附属機関の設置に関する条例の一部改正についてです。これは、綾瀬市社会福祉審議会委員の任期の改正ですけれども、この審査会は過去10年ぐらいで振り返ると、何回ぐらい会議が行われているのか。また、この会議に諮問された事項はどういう内容だったのか。それからまた、現在の委員はいつ委嘱されたのか。そして、その委嘱はどういう基準で選ばれたのか。その点についてまずお伺いしたいと思います。 次に、皆さんが質疑されている第13号議案・大上保育園の建替えについてですが、これは園庭の南側に建設するということで、過去のこの議会の中でも保育室の日当たりについて注意が必要だということでお願いをしておりましたけれども、この南側に建設するということで、保育室の日当たりはどの程度なのか。非常に良好な状態をつくれる状態として設計できたのかどうかについてお伺いいたします。それから、3歳児の保育室だけ北側になっているわけですけれども、これは先ほど御答弁の中でも光をとる採光の窓があるということですけれども、1つは採光口がどのあたりにあるのか。この提示されている図面ですとわかりませんので、3歳児の部屋の南側のほうにあればかなり光は入ってくると思うんですが、部屋のど真ん中にあれば、部屋の北側半分ぐらいしか光は来ないということになりますので、その採光窓がどの位置にあるのかということをまず確認させていただきます。それから、南側に一時保育室というのがあるわけですけれども、この一時保育室の位置とこの3歳児の保育室の位置というものをこのように配置したのはどういう理由があるのか。どういう検討がされたのかについてお伺いしたいと思います。それから、もう1点、先ほどから工事中の駐車のスペースの問題がいろいろありましたけれども、完成時に駐車スペースが何台分確保できるのかについて確認させていただきたいと思います。以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 福祉部長。 ◎福祉部長(樋口賢一君) 社会福祉審議会につきましては、庶務が福祉部というようなことになっておりますので、私のほうから御質問にお答えをしたいと思います。 まず1点目の、過去10年の開催状況ということでございますが、14年度は、15年の2月に保健マスタープランの策定のために、市の保健・福祉・医療の目的について諮問をさせていただいております。そして、その後15年になりまして何回か審議会を開きまして、最終的には8月に答申をいただいて、そして、それを参考にしながらマスタープランを策定したというふうなことを承知しております。それから、委員の選び方でございますが、こちらにつきましては社会福祉審議会の規則がございまして、第2条に福祉団体の役員だとか、関係行政機関の職員及び学識経験を有する者のうちから、市長が委嘱するというようなことで委員を選んでおります。以上でございます。 ○議長(青柳愼君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(見上久君) 御質問いただきましてありがとうございます。まず、大上保育園の園庭の関係で、日当たりにつきましての考え方でございます。当方も、まず健康で健やかな育成というのを第一義的に考えたいというようなこともございます。ただ、このような現在の敷地の中で建てるというようなこともございまして、特にデザインというよりも機能性、それから、園児が生活しやすい保育室というのを念頭に置いてお願いをした経過がございます。特に採光であるとか、あるいは通風、それから、騒音等に十分配慮した形でお願いしたというふうに考えておりまして、結果として現状の中の設計としてはこれがベストなのかなというような形で、自分としては考えているところでございます。 それと、駐車場の件でございます。駐車場は、でき上がった後、今園舎が建っておりますところを園庭につくりかえるわけですけれども、その周辺の道に接した部分に駐車場をつくりたいというふうに思っております。自分のほうで考えているのは8台程度。今現在、実は5台ですかね、現状あるんですけれども、いろいろな機能もふえてきますので、あるいは、定員もふえてまいりますので、8台は考えたいなというふうに思っているところでございます。 それと、3歳児と、それから、一時保育室の関係でございます。これについては、1つは、3歳児の動線の問題もございます。ごらんのとおり隣にトイレをつくりまして、直接行けるような、より近くつくりたいなというのが1つございました。それと、一時保育ということで、低年齢の方が多く利用されるというふうなこともございますので、そういう意味ではこういった日当たりのよいところというようなことを考えたところであります。また、面積的なこともございまして、このような配置で設定をしているというところでございます。以上です。 ○議長(青柳愼君) 建設部長。 ◎建設部長(比留川正昭君) 2階の3歳児保育室の明かり取り、トップライトでございます。これにつきましては、部屋の真ん中ですね、中央に、大体寸法で2メートル真っ角の明かり取りが天井につきます。そこから採光がとれるように考えてございます。以上でございます。 ○議長(青柳愼君) 上田博之議員。 ◆7番(上田博之君) まず、第1号議案の綾瀬市附属機関の設置に関する条例の一部改正についてですが、今、社会福祉審議会が平成14年度、15年度にかけて開かれたということだけがありました。この本会議で往復3回しか質疑できませんので、こちらがつかんでいることを先に言ってしまいますけれども、その後平成16年度、平成17年度は、この審議会の委員が一応委嘱されているわけですけれども、先ほどの答弁のように、諮問したものはないということで、実際に会議が開かれたことはないということですね。それで、18年、19年については委嘱もされていないというふうに私のほうではつかんでおりますけれども、それで間違いないのかどうか。同じく平成20年、21年度も委嘱されていない。平成22年度は、委嘱されたけれども、ことしの、平成23年になって、1月になってから委嘱されたというふうに聞いておりますが、それで間違いないのかについての確認です。それで、3往復しかできないのでさらに進めますけれども、この条例で定められているのに、委員の委嘱すら行われていないということがあったということで、私はこれを聞いて非常に驚いたわけですけれども、今回この1月に委嘱されたということなんですが、それは、聞くところによれば、保育料の改定が必要だったから、そのために審議会を開かなきゃいけないと。審議会を開こうと思ったけれども、委員がいないので、慌てて――慌てなかったかもしれませんけれども、委嘱されたというふうになっているということになります。そうすると、これは行政が一応市民に諮問しましたよという、そういうお墨つきをもらうためだけにこの審議会があるのかというふうに思えてならないわけですね。今回こういう一部改正がされるわけですけれども、この改正でその辺の考え方、改善が見込まれるのか。それとも、こうした現状を追認するための改正なのか。その点のことをお伺いしたいと思います。それで、今の質疑の前段でこちらでつかんでいることを申し上げましたけれども、それが事実なのかどうか、まず最初に御答弁の上、御答弁ください。 それから、保育園のほうですけれども、南側に建築するということで非常に苦労されたと思うんですけれども、現状の中で最善の措置をされたというふうに理解したいと思いますので、それはいいんですけれども、ただ、最後に御答弁がありました光取りの窓が、トップライトとおっしゃっていましたが、部屋の真ん中にあるということで、これは確かに設計したりデザインしたりするときには真ん中に置きたくなる気持ちはよくわかるんですが、光をこの北側の部屋にできるだけ入れようと考えた場合には、真ん中よりももっと別の位置があるのではないかと。先ほど私が言いましたように、南寄りに位置させたほうが部屋全体に光が入るのではないかというふうに思うわけですけれども、そういう検討をした上で真ん中にしたのか、検討せずに真ん中にしたのかについてお伺いしたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 福祉部長。 ◎福祉部長(樋口賢一君) まず、委嘱の状況でございますが、今、上田議員がおっしゃいますような状況でございまして、16年、17年は委嘱ということで、22年度は保育料の諮問というような中で新たに委員を委嘱しているということで、その間は、18年、19年、20年、21年は委嘱をしておりません。この社会福祉審議会につきましては、社会福祉に関する事項につきまして、市長の諮問に応じて調査審議し、その結果を答申、また、意見を建議するというようなことで設置目的があるわけでございますが、その調査審議を行うべき社会福祉に関する事項ということで、幅が広いという中で、今回柔軟な形で対応できるような、そして、委員の任期も改正させていただいたというようなことでございます。したがって、審議する内容に応じまして専門的な委員を委嘱するということで、今まで固定した委員さんでお願いしていたんですが、これからはその諮問に応じて臨機応変な形で委員さんをお願いするということで、今回1月の審議会の委員にお願いした方々につきましては、先ほど私が御答弁した委員さんに加えて、保育料というようなことでございますので、まず経営者側ということで保育会、そして、親御さんの会のほうから保護者会という会がございますので、そちらのほうの方々に入っていただいたというような経緯でございます。以上でございます。 ○議長(青柳愼君) 建設部長。 ◎建設部長(比留川正昭君) トップライトの部屋に対しての位置ということでございますけども、太陽光が直接部屋に入るということを考えますと、北側の窓というのは、明るさはありますけれども、太陽光としては北側ですので直接入ってきません。そういう部分では、部屋の真ん中に直接的な光が入って、部屋全体に分散するというような、まあ、これは今私が考えたんですけども、そのような考え方があるのではないかと思います。特に廊下側に寄せて比較検討したかということはしてございません。以上でございます。 ○議長(青柳愼君) 上田博之議員。 ◆7番(上田博之君) 社会福祉審議会の件ですけれども、柔軟にとか、専門的な人にこれから審議してもらうということで、非常にイメージ的にはいいんですけれども、基本的には、そうすると、今回のように本当に市が必要としたときだけ、市の都合のいい方にお願いするという言い方をしてしまっては申しわけないかもしれませんけれども、そういうふうに市民からとらえられるような委員であっては困ると思うんですね。なので、今後のことですけれども、委員を委嘱するに当たって行政に辛口の意見を言ってくださる方にも入っていただくことが必要ではないかというふうに思います。そういった点から、一般市民の公募を取り入れていくという必要があると思うんですけれども、今回のこの社会福祉審議会においては、今後市民公募をその都度取り入れて審議会を構成していくというお考えがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。ぜひそういう方向に考えていただければと思いますので、その点お願いいたします。 それから、保育園のほうでの、3歳児の保育室の明かり取りですけれども、特に冬場の光が入るように考えるのが必要ではないかと思いますので、そうした意味では真ん中よりも南側のほうがよりベターだろうと思うわけですが、そういったことを検討されなかったということなので、それは非常に残念だったなと思います。普通デザイナーがデザインすると真ん中になりがちなので、やはり現場の使う人、そこで利用する人がそういった声を上げていかないと、なかなか設計される方の意識になっていかないのかなと思いますので、今後そういった細かいところにも配慮されて、こうした子供たちが、特に小さい子が使う施設ですので、きめ細かな配慮をしていただきますようお願いいたします。これは要望で結構です。お願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 福祉部長。 ◎福祉部長(樋口賢一君) 社会福祉審議会の委員でございますが、先ほども申し上げましたが、委員15名の定員というような中で、福祉団体の役員、そして、学識経験者2名、関係行政機関の職員2名というような形で、計9名を固定し、そして、残りの6名の中で、審議事項に応じて任意に専門家に委嘱する方法を考えております。そんな中でございますので、特に一般公募というのは今現在考えておりませんが、中にはいろいろ諮問に応じてそういう場合もあり得るのかなというようなときには、そのときにまた検討したいと思っております。貴重な意見ということでとらえさせていただきます。以上でございます。 ○議長(青柳愼君) ほかに質疑はありませんか。中野昌幸議員。 ◆9番(中野昌幸君) 13号議案、保育園のことでちょっとお聞きします。この入札の件なんですが、入札業者が30社ですか。この社名を見ますと、地元の業者が3社ぐらいしか入っていないですよね。あと残りの会社というのが、県下でもかなり大手が入札に参加しているのが見てとれます。この間聞きましたところによりますと、地元の業者じゃ資格等云々いろいろあって、できないというような回答をいただいたんですが、できれば、地元の業者を育てるという意味であれば、綾瀬小学校の建築のように共同企業体を組んで、大手と地元の業者をくっつけて工事に当たらせるというような手がとれなかったんでしょうか。そうすれば地元の業者も力をつけて勉強になると思うんですが、その辺のところは考慮していただけなかったのでしょうか。それと、これは建築ですから、残りの、あと電気工事、水道工事、空調工事も当然発生してきますが、その辺についても地元の業者をできれば使っていただけるような方策はとっていただけるんでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(青柳愼君) 総務部長。 ◎総務部長(笠間敏男君) まず、今回の大上保育園の建てかえ工事につきましては、これだけの金額になりますと、まず下請が出てきますので、当然下請を使うに当たっては特定建設業許可というのが必要になりまして、今現在綾瀬市内でこれの工事、Bランクということで経営事項審査総合評点が720点以上で、特定建設業許可を持っているのが2社でございます。ちょっとここに書いてありますけども、いずれにしてもこれだけの工事ですから、競争性の確保という点からすると、ある程度は、2社では競争がなかなか難しいので、まず業者のエリアを広げざるを得なかったというのがございます。あと、先ほどのJVでございますけども、共同体ですか、これにつきましては、ちょっと先ほど申しましたけども、大規模で技術的難度の高い工事には該当しないのかなというのと、あと、工期的に24年度中には必ず完成させたいという中で、当然ジョイントを組みますと、いろいろ組み合わせとか時間がかかりますので、その辺の工期の点も一考した経過がございます。以上です。 ○議長(青柳愼君) 中野昌幸議員。 ◆9番(中野昌幸君) わかりました。いずれにしろ、いろんな制約があると思うんですけども、地元を育てるという意味でも、ぜひとも共同企業体を組んでいただければ確実に勉強になります。地元の業者が嫌だよというなら別ですけども、何社かはそうしていただければ勉強になるからやりたいなという声も聞いています。今後いろいろあると思うんですが、よろしくお願いします。以上です。 ○議長(青柳愼君) 市長。 ◎市長(笠間城治郎君) 私ども綾瀬市のさまざまな事業を出すものについては、まず地元優先で何とかできないか、そういうことを基本に考えながら事業を出していこうということで、私以下皆さん、そういう認識で行っているわけでございますけども、しかし、その中にも競争性を入れていかなきゃいけない。このような中で、今回こういう結果になってしまったということでございますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(青柳愼君) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(青柳愼君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第1号議案、第14号議案及び第15号議案の3件は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案等付託審査一覧表のとおり、第1号議案は総務教育常任委員会に、第14号議案は市民福祉常任委員会に、第15号議案は経済建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) ○議長(青柳愼君) 御異議なしと認めます。よって本3件は、ただいま申し上げましたとおり、総務教育、市民福祉、経済建設の各常任委員会に付託することに決しました。 これより第13号議案に対する討論に入ります。討論はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(青柳愼君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。 これより第13号議案・工事請負契約の締結についての件を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(青柳愼君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 これより第16号議案に対する討論に入ります。討論はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(青柳愼君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。 これより第16号議案・工事委託契約に関する基本協定の変更についての件を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(青柳愼君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) これより第2号議案から第12号議案までの11件に関し、各担当部長の補足説明を求めます。初めに、総務部長。  〔総務部長(笠間敏男君)登壇〕 ◎総務部長(笠間敏男君) よろしくお願いいたします。 それでは、まず第2号議案・綾瀬市特別会計条例の一部を改正する条例につきまして補足説明を申し上げます。議案書の2ページをごらんいただきたいと存じます。提案理由でございますが、老人保健医療事業特別会計の廃止に伴い、所要の改正をいたしたく提案するものであります。内容につきましては、議案資料一部改正条例新旧対照表で御説明させていただきます。新旧対照表の3ページ、4ページをお開きいただきたいと思います。現行第1条中、第3号の老人保健医療事業を削除することに伴い、改正案では現行4号以下がそれぞれ繰り上がるものでございます。 それでは、議案書の2ページをごらんいただきたいと思います。附則の第1項につきましては、施行日を平成23年4月1日とするものです。経過措置としまして、附則の第3項でございますが、老人保健医療事業特別会計の出納完了後は、一般会計が引き継ぐこととするものです。 以上で第2号議案に係る補足説明とさせていただきます。 続きまして、第7号議案・平成23年度綾瀬市一般会計予算につきまして補足説明を申し上げます。 まず、総括的な御説明をさせていただきますので、お手元の予算書の補足資料、平成23年度予算概要版2ページをお開きいただきたいと存じます。平成23年度各会計の予算規模でございますが、一般会計につきましては269億5,000万円、前年度に比べ4.1%の伸びとなってございます。この増の要因といたしましては、主には大上保育園の建てかえに伴う建設工事費の増のほか、子ども手当や生活保護費などの扶助費の増、綾瀬スポーツ公園整備事業費などの増によるものでございます。また、5特別会計につきましては、その総額が168億7,500万円で、前年度比4.6%の増となってございます。これは、国民健康保険事業につきましては、被保険者の高齢化や医療の高度化等により医療費が増加していることなどから、4億9,700万円の増を見込んでおりますが、下水道事業につきましては建設事業の減少に伴い2億2,800万円の減、介護保険事業につきましては、高齢者数の増加等を要因に保険給付費が増加していることなどから、4億3,200万円の増などによるものでございます。したがいまして、一般会計及び特別会計の総額は438億2,500万円で、前年度比4.3%の増となっております。 次に、3ページをお開きいただきたいと存じます。一般会計歳入の状況でございます。まず市税でございますが、歳入の根幹をなす市税は127億9,770万3,000円で、前年度に比べ1億1,400万円余の減となってございます。市税のうち法人市民税は、企業収益に回復傾向が見られ、前年度よりも増が見込まれるものの、個人市民税で個人所得の減少などに伴う引き続きの減が大きいことによるものでございます。次に、地方交付税につきましては、普通交付税の交付団体になることが引き続き見込まれることから、前年度当初よりも7億2,000万円の増を見込んでおります。国庫支出金につきましては、9億2,600万円余、20.2%の増となっております。この要因といたしましては、子ども手当負担金や生活保護費負担金、綾瀬スポーツ公園の整備に伴う補助金の増によるものでございます。財産収入につきましては、前年度は不動産収入を見込んでいたため、前年度に比べ1億9,000万円余の減となっております。繰入金につきましては、公共用地取得基金や退職手当基金の取り崩し額を前年度に比べ減額いたしますことから、1億7,900万円余の減となっているものでございます。市債につきましては、綾瀬小学校新築工事の完了による教育債の減により、2億8,700万円余の減となってございます。 次に、4ページをお願いいたします。市税の状況でございます。市税につきましては、長引く景気低迷の影響が大きく反映しており、総額で127億9,000万円余、前年度比では0.9%の減となっております。市民税では、法人市民税が企業業績の回復で1億1,000万円余の増を見込んでおりますが、個人市民税は、個人所得の減少等により1億9,000万円余の減を見込み、市民税全体としては前年度に比べ8,000万円余の減となっております。また、固定資産税は、新増築分の増加で家屋を増と見込んでおりますが、土地と償却資産で合わせて8,000万円余の減が見込まれ、固定資産税全体では1,000万円余の減となってございます。 次に、5ページ、歳出の款別予算の状況でございます。まず構成比でございますが、民生費が歳出全体の3分の1を超える36.1%を占め、次いで土木費、教育費、総務費の順となっております。民生費につきましては、大上保育園建てかえに伴う建設工事費や、国民健康保険事業特別会計繰出金の増、子ども手当や生活保護費の扶助費の増により、15億840万円余の増となっております。土木費につきましては、綾瀬スポーツ公園などの整備事業費の増、深谷中央特定土地区画整理事業特別会計繰出金の増により、9億3,022万円余の増となっております。教育費につきましては、綾北小学校や綾西小学校などの改修工事費や、春日台中学校空調設備復旧工事費が増となったものの、綾瀬小学校新築工事費の減により、11億2,397万円余の減となっております。総務費につきましては、公共用地取得基金積立金の減や市庁舎維持管理委託料の減などから、3億7,072万円余の減となっております。 次に、6ページでございますが、性質別予算の状況でございます。義務的経費のうち、公債費と、また、前年の給与改定などにより、人件費は合わせて1億4,048万円余減少しておりますが、扶助費につきましては、子ども手当や生活保護費、障害者介護給付費の増により7億276万円余の増となっております。また、普通建設事業費につきましては、綾瀬小学校新築工事費の減などにより9,511万円余減に、その他の経費のうち繰出金につきましては、皆減となります老健会計を除き、新年度に計上のすべての5特別会計で増となり、5億8,848万円余の増となっております。 7ページをお願いいたします。歳入における自主財源、依存財源の状況でございます。自主財源の中では市税の落ち込みや繰入金、財産収入が減となっており、依存財源では子ども手当負担金や生活保護費に係る国庫支出金の増や、普通交付税の皆増に係る地方交付税が増となっております。また、市債の減は、綾瀬小学校新築工事の完了に伴う教育債の減が主な要因でございます。この結果、自主財源比率は前年度よりも3.7ポイント減り、56.3%となっております。 次に、8ページでございますが、予算規模と予算を構成する歳入歳出の主な性質別科目の年度別推移でございます。ごらんいただきたいと存じます。 次に、9ページでございますが、市債及び基金の状況の年度別推移をあらわしたものでございます。市債残高は毎年減少しており、18年度末と比べますと64億円の減となっております。平成23年度末では、市民1人当たりの市債残高は約46万5,000円となる見込みでございます。また、基金につきましては、23年度の市税等の減少を補うとともに、歳出での特別会計繰出金の増加などに伴う財源不足を補うため、財政調整基金の3億円の取り崩しを見込んでおります。 次に、10ページから12ページにかけましては、新規事業が26事業、拡充9事業を初め、合わせて40事業の主な事業を記載しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。 次に、13ページから60ページにかけましては、歳出のあらましでございます。目的別に主な事業174件の概要と、その主な実施予定項目、予算額及び財源内訳等を記載したものでございます。ごらんいただきたいと存じます。 それでは、予算書をお開きいただきたいと存じます。5ページをお願いいたします。一般会計の総額は、第1条歳入歳出予算のとおり269億5,000万円でございます。また、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、6ページから9ページに記載の第1表歳入歳出予算によるものでございます。第2条の継続費、第3条の債務負担行為、第4条の地方債につきましては、10ページ、11ページの各表のとおりでございます。第5条の一時借入金でございますが、借り入れの最高額を10億円と定めたものでございます。第6条歳出予算の流用につきましては規定のとおりでございます。 それでは、10ページをお開きいただきたいと存じます。第2表継続費でございます。8款土木費として、市道5号線改良舗装工事、綾瀬スポーツ公園整備工事の平成23年度、24年度で設定いたします事業費の総額を示したものでございます。第3表の債務負担行為でございますが、土地開発公社に対する債務保証及び23年度に公社へ依頼を予定した事業について、24年度以降の取得に伴いまして債務負担を設定するものでございます。電子計算機等借上料につきましては、電子計算機の借上料や、景観計画及び景観条例の策定に係る業務委託などについて設定するものでございます。 次に、11ページをお願いいたします。第4表地方債でございますが、綾瀬スポーツ公園整備事業、大上保育園建替え事業、早川本蓼川線電線類地中化整備事業、綾瀬小学校グラウンド整備事業、臨時財政対策債などに対しまして、合計で14億4,530万円を限度に借り入れを予定していますことから、その起債の方法や償還の方法などを記載したものでございます。なお、借入利率につきましては、後年度負担という点に十分配慮いたしまして、できる限り低利率で借り入れができますよう努めてまいりたいと存じます。 それでは、続きまして、総務部及び会計課が所管いたします予算につきまして御説明をさせていただきます。 まず、歳入でございます。18ページをお開きいただきたいと存じます。また、あわせて平成23年度税収見込算定資料も御参照いただきたいと存じます。 まず、1款市税でございますが、市税総額は127億9,770万3,000円と見込んでおります。前年度と比較いたしますと、1億1,440万6,000円、0.9%の減でございます。税目別の構成比につきましては、固定資産税が市税全体の47.8%、次いで市民税個人分が34.9%でございます。この2つの税で市税全体の82.7%を占めており、市民税法人分を加えますと、全体で89.5%、9割を占める状況にございます。 それでは、税目別に御説明申し上げます。1項1目個人分でございますが、前年度と比較いたしますと4.2%の減でございます。その要因といたしましては、世界的な金融危機以降、依然厳しい雇用情勢など個人所得は冷え込んでおり、総所得見込額の減によりまして個人市民税の減収が見込まれることによる減でございます。2目法人分でございます。景気は不安定な状況が続いておりますが、市内の一部大手企業に回復の兆しが見受けられる状況でございます。均等割では前年度比で4.1%の増、法人税割につきましては19.8%の増、法人市民税全体では前年度と比較いたしますと14.9%の増を見込んだものでございます。2項1目固定資産税でございますが、前年度比で0.2%の減を見込んだものでございます。土地につきましては、土地の下落などにより前年度よりも現年課税分で1.2%の減を、家屋につきましては新増築家屋の増によりまして、前年度よりも現年課税分で5,874万円余、3.1%の増、償却資産は景気悪化による企業の設備投資の減により経年減価を下回ったことにより、前年度よりも5,046万円余、3.9%の減を見込んだものでございます。2目国有資産等所在市町村交付金につきましては、法に基づき県や広域水道企業団等からの交付金でございます。3項軽自動車税でございますが、自家用軽自動車の登録台数の微減により、前年度比0.5%の減でございます。4項市たばこ税でございますが、昨年10月にたばこ税の改定がございました。値上げ後、喫煙率が低下し、売り渡し本数も25%ほど減少しておりまして、前年度よりも1,860万円余の減の4億9,156万円余を見込んだものでございます。5項都市計画税でございますが、固定資産税と同様の要因によりまして、前年度比で0.2%の増を見込んだものでございます。 次に、2款地方譲与税、3款利子割交付金、次の20ページになりますが、4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金、6款地方消費税交付金、7款ゴルフ場利用税交付金、8款自動車取得税交付金につきましては、それぞれの実績と地方財政計画等を勘案して見込んだものでございます。10款地方特例交付金につきましては、子ども手当への措置や住宅ローン控除による個人住民税の減収補てん、自動車取得税の減収補てんとして、合わせて1,900万円の増を見込んだものでございます。11款地方交付税につきましては、次の22ページになりますが、普通交付税の皆増で7億2,000万円の増を見込んでおります。14款使用料及び手数料、1項1目総務使用料でございますが、庁舎等に設置を許可しておりますATM、電話ボックスなどの使用料でございます。 次に、24ページをお願いいたします。中段でございます。2項手数料、1目総務手数料、2節徴税手数料は、所得証明、全資産証明などの発行に係る手数料でございます。 次に、34ページをお願いしたいと思います。16款県支出金、3項委託金、1目総務費県委託金、2節徴税費委託金でございますが、地方税法第47条の規定に基づきまして、県民税の徴収事務に係る経費として交付されるものでございます。 次に、17款財産収入、1項財産運用収入、1目財産貸付収入、1節土地建物貸付収入につきましては、普通財産の土地の貸し付けなど41件を見込んだものでございます。2目1節利子及び配当金でございますが、総務部所管は説明欄の1、財政調整基金、2、公共用地取得基金、11、職員退職手当基金、12、用品調達基金で、それぞれの基金に係る利子を見込んだものでございます。下段、2項財産売払収入、1目不動産売払収入につきましては、未利用市有地の売払収入を見込んだものでございます。次に、2目物品売払収入につきましては、不用物品の売払収入を見込んだものでございます。 次に、36ページをお願いしたいと思います。19款繰入金、1項基金繰入金でございます。1目公共用地取得基金繰入金でございますが、公園用地取得等に充てるため一部を取り崩すものでございます。9目職員退職手当基金繰入金でございますが、退職金支払いに充てるため一部を取り崩すものでございます。10目用品調達基金繰入金につきましては、用品調達基金の運用実績を勘案し見込んだものでございます。11目財政調整基金繰入金につきましては、基金の一部取り崩しによるものでございます。 次に、20款繰越金でございますが、平成22年度決算に伴う繰越金を見込んだものでございます。21款諸収入、1項1目延滞金でございますが、市税の期限後納付に係る延滞金でございます。 次に、38ページをお願いいたします。2項1目市預金利子でございますか、歳計及び歳計外預金の利子でございます。5項雑入、1目1節総務費雑入でございます。総務部所管は説明欄の1から7まで、及び9、10につきまして記載の金額の全部あるいは一部を受け入れるものでございます。このうち2につきましては庁舎内食堂や自動販売機の電気代等を、3につきましては地番図等複写代を、6の市町村振興協会交付金につきましては宝くじの収益金を、7につきましては市町村職員中央研修所で開催される研修の受講料の助成金を、財団法人神奈川県市町村振興協会から受け入れるものでございます。9のクリーンエネルギー自動車導入事業雑入につきましては、電気自動車購入に伴う社団法人次世代自動車振興センターから助成金を受け入れるものでございます。10のその他雑入につきましては、このうちの一部でございますが、市ホームページや玄関マット、公用車両の広告収入等を見込んだものでございます。 次に、40ページをお願いいたします。40ページ下段ですが、22款市債、1項1目民生債、2節児童福祉債につきましては、大上保育園建替え事業に係る市債でございます。2目土木債、1節道路橋りょう債につきましては、市道5号線、911号線の道路整備事業などに係る市債、2節河川債は寺尾本町地区河川環境整備事業に係る市債、3節街路債は都市計画道路上原東山線の用地取得事業、早川本蓼川線電線地中化事業に係る市債でございます。42ページになりますが、4節公園債は、厚木航空基地周辺まちづくり支援事業によります綾瀬スポーツ公園の整備、社会資本整備交付金の対象となります光綾公園などの遊具改修事業等に係る市債でございます。3目1節消防債は、消防車両購入事業に係る市債でございます。4目教育債、1節教育総務債でございますが、綾北小学校擁壁改修工事などに係る市債でございます。5目臨時財政対策債につきましては、適正な財政運営を行うにつき必要とされる財源に充てるため認められる市債で、記載のとおり借り入れをするものでございます。 以上が歳入でございます。 続きまして、歳出の御説明をさせていただきます。44ページをお開きいただきたいと存じます。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございます。この目につきましては、説明欄、効率的・効果的な行財政経営に係る3の契約検査管理経費につきましては、契約及び検査業務に係る事務的な経費でございます。職員給与費については、特別職や総務関係職員の人件費でございます。 次に、46ページをお願いいたします。2目人事管理費でございます。説明欄1の人事管理経費につきましては、職員採用試験に伴う委託料を初め、旅費等人事事務全般に要します経費でございます。2の臨時的任用職員等経費につきましては、職員の産前産後休暇、育児休業取得等に伴う臨時的任用職員等の任用に要する賃金及び社会保険料でございます。3の庁内研修経費及び4の派遣研修経費につきましては、多様化・複雑化する市民ニーズに的確に対応するため、職員個々のさらなる能力向上を図るため、庁内研修、派遣研修を実施してまいります。5の職員福利厚生経費につきましては、職員の健康管理に必要な定期健康診断、予防接種などに要する経費でございます。7の職員退職手当基金積立金につきましては、基金の利子を積み立てるものでございます。8の職員厚生会補助事業費につきましては、職員の福利厚生事業を行っております職員厚生会への補助金を計上したものでございます。 次に、48ページをお願いいたします。5目財政管理費でございますが、財政担当の事務的経費で、予算書等の印刷製本費や新財務会計のシステム賃借料、財政調整基金積立金が主な経費となってございます。6目会計管理費でございますが、会計課の事務的経費で、決算書等の印刷製本費が主な経費となっております。次に、7目財産管理費でございます。総合的・計画的土地利用の推進に係る1の公共用地取得基金積立金については、普通財産売払代や利子の積み立てでございます。効率的・効果的な行財政に係る経費については、庁舎や車両、市有財産などの維持管理に要する経費でございます。 次に、56ページをお願いいたします。2項徴税費、1目税務総務費でございます。この目につきましては、効率的・効果的な行財政経営に係る税務管理経費につきましては、臨時的任用職員の賃金のほか、各種納付書の印刷製本や賦課事務に要します事務的経費でございます。職員給与費については、税務担当職員の人件費でございます。2目課税費でございます。固定資産税に係る概要調書作成委託、土地評価のための固定資産税評価システム業務委託のほか、課税客体を正確に把握するための土地家屋現況図の作成委託などが主な経費でございます。3目徴収費でございます。徴収事務に要します納付書や督促状等の印刷製本費、神奈川県緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用した未納税者電話催告等業務に要します委託料などが主な経費でございます。 次に、大きく飛びますが、110ページをお願いいたします。110ページ中段、11款公債費でございます。市債の元金及びその利子の償還などでございます。下段から112ページにかけましての13款予備費でございます。不測の事態に対応するため計上いたしたものでございます。 次に、114ページをお願いいたします。給与費明細書でございます。このページから117ページにかけましては、特別職1,035人の給与費等計上額の内訳及び前年度との比較並びに一般職611名の給料、職員手当の内訳などを記載したものでございます。 次に、118ページをお願いいたします。継続費に関する調書でございます。平成23年度までのものと、新たに平成24年度に継続するそれぞれの事業費の年割額、財源内訳等を記載したものでございます。 次に、122ページから127ページにかけましては債務負担行為に関する調書であり、土地開発公社や教育施設整備公社等に対する債務保証、損失補償等の内容を記載したものでございます。 次に、128ページをお願いいたします。地方債に関する調書でございます。平成23年度中の起債見込額は14億4,530万円で、平成23年度末現在高見込額は164億6,631万9,000円でございます。以上が一般会計でございます。 次に、第8号議案・平成23年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計予算に係る総務部所管部分につきまして御説明を申し上げますので、予算書の140ページをお願いいたします。予算書の140ページ、まず歳入でございます。1款国民健康保険税、1項1目一般被保険者国民健康保険税、4節医療給付費分滞納繰越分及び5節後期高齢者支援金分滞納繰越分、6節介護納付金分滞納繰越分、また、2目退職被保険者等国民健康保険税、4節医療給付費分滞納繰越分及び5節後期高齢者支援金分滞納繰越分、6節介護納付金分滞納繰越分でございますが、それぞれの滞納繰越分を見込んだものでございます。 次に、144ページをお願いいたします。144ページ中段になりますが、9款諸収入、1項1目延滞金、1節一般被保険者延滞金及び2節退職被保険者等延滞金につきましては、それぞれの延滞金をこれまでの状況を踏まえ見込んだものでございます。 次に、歳出でございます。146ページをお願いいたします。1款総務費、2項徴税費、2目徴収費につきましては、徴収管理に要します事務的経費及び徴収嘱託員の報酬などが主な経費でございます。 次に、154ページをお願いいたします。9款諸支出金、1項1目保険税還付金につきましては過誤納還付金及び還付加算金で、実績等により計上したものでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 次に、企画部長。  〔企画部長(加藤行数君)登壇〕 ◎企画部長(加藤行数君) よろしくお願い申し上げます。 それでは、企画部及び秘書広報課が所管いたします平成23年度の一般会計予算につきまして、補足説明をさせていただきます。 初めに、歳入でございます。予算書の20ページをお開きいただきたいと存じます。下段にございます9款1項1目の国有提供施設等所在市町村助成交付金でございますが、基地内の国有資産に係ります交付金でございまして、固定資産税の代替的な性格を有する交付金でございます。次に、2目の施設等所在市町村調整交付金でございますが、米軍及び米軍人等にかかわります固定資産税、住民税等非課税措置に対します財政上の影響に考慮して交付されるものでございます。両交付金とも22年度の実績等に基づき計上したものでございます。 次に、24ページをお開きいただきたいと存じます。14款2項1目1節総務管理手数料につきましては、行政境界証明などの発行手数料を見込んだものでございます。 次に、28ページをお開きいただきたいと存じます。15款3項1目1節の総務管理費委託金でございますが、説明欄1の施設区域取得等事務費委託金は、基地対策等に係る連絡調整費として交付されるものでございます。また、説明欄2は、記載のとおり自衛官募集事務の委託金として受け入れるものでございます。 次に、このページ下段から30ページにかけまして、15款4項1目の特定防衛施設周辺整備調整交付金でございますが、前年実績等から見込んだもので、寺尾の森用地取得事業ほか11事業に充当する予定でございます。 次に、16款2項1目2節の市町村移譲事務交付金は、違反広告物等の除去など44の事務に対しての処理費として県から受け入れるものでございます。 続きまして、34ページをお開きいただきたいと存じます。16款3項1目1節の総務管理費委託金でございますが、説明欄1の騒音調査費委託金は、県が設置する2台の騒音計に係る回線使用料などを委託金として受け入れるものでございます。4節統計調査費委託金でございますが、説明欄1の基幹統計調査委託金は、学校基本調査や経済センサス活動調査など国の統計調査事業の経費として受け入れるものでございます。説明欄2の市町村統計事務交付金につきましては、調査事業の経費や統計調査員の能力向上のための経費として受け入れるものでございます。 次に、17款1項2目1節の利子及び配当金のうち、説明欄3の総合福祉会館複合施設整備基金利子につきましては、22年度末現在高見込みの3億7,000万余の運用から生じます利子を受け入れるものでございます。 次に、38ページをお開きいただきたいと思います。下段でございます。21款5項1目1節総務費雑入のうち、説明欄4の有償刊行物売払等代金の中には、広報あやせ縮刷版や各マスタープランなどの有償刊行物の売り払いによる歳入を計上したものでございます。また、説明欄10のその他雑入につきましても、広報あやせや市ホームページへの広告掲載料などを計上したものでございます。 以上で歳入の説明を終わらせていただきます。 続きまして、歳出に移らせていただきます。なお、平成23年度予算の概要でございますが、14ページから19ページにかけまして、主な事業として5事業を記載しておりますので、あわせて御参照いただきたいと存じます。 それでは、予算書の44ページをお開きいただきたいと存じます。2款1項1目の一般管理費でございます。説明欄、効率的・効果的な行財政経営の1、2の事業及び市長交際費でございます。市長、副市長の日々の秘書業務に要します経費のほか、市表彰条例に基づきまして、本市発展のためにお力添えをいただきました市民の皆様を顕彰いたします事業に要する経費でございます。 次に、46ページをお開きいただきたいと存じます。3目文書費でございます。この目では、法律上の助言を得るための弁護士に要する経費、情報公開・個人情報保護の審査会に伴う委員報酬のほか、法令関係図書及び市例規集の追録代等や、庁舎内各課で使用いたします郵便代、電子複写機などの浄書印刷に要します経費を一括して計上したものでございます。 次に、4目の広報費でございます。この目では、広報あやせ24回の発行と、行政PRのためのホームページ上で動画配信やタウンガイド発行に要する経費でございます。なお、平成23年度からは広報紙の割りつけデザインを外部委託し、編集時間の軽減と印刷技術の向上を目指します。 次に、48ページ下段から50ページにかけまして、8目の企画費でございます。説明欄、効率的・効果的な行財政経営の1の事業は、企画課の事務的な経費でございます。2の事業につきましては、平成22年度末で3億7,000万余となります総合福祉会館複合施設整備基金の運用から生じます利子を積み立てるものでございます。また、説明欄3の市民自治推進事業費につきましては、平成21年度に制定いたしました自治基本条例に基づき、市民自治を推進するための学習会を開催する経費でございます。 次に、9目情報化推進費でございます。説明欄1の情報管理経費につきましては、パソコンやプリンターなどのリースに要する経費でございます。リース期間の満了した機器を再リースすることで、経費の削減を図ってまいります。また、2の情報システム管理経費につきましては、行政ネットワークやインターネットの維持管理と、コンピューターウイルスや不正アクセスなどから庁内ネットワークを守るために要する経費でございます。 10目の基地対策費でございます。この目は、航空機騒音を初め、基地から派生する諸問題について迅速かつ的確に対応し、市民の負担軽減に努めるための経費を計上しているものでございます。説明欄の1、2の事業につきましては、国への要請のための費用や航空機騒音を監視するための騒音計の設置に要する経費でございます。説明欄3のTV共同受信施設事業費につきましては、既存の19の受信施設の点検委託維持管理に要する経費でございます。TV共同受信施設のデジタル化につきましては、既にすべての組合で改修工事が終了しておりますが、本年7月のデジタル放送への移行がスムーズに行えるよう、引き続き対応してまいります。4の基地対策協議会補助金につきましては、当会の活動を支援するための経費でございます。 次に、52ページをお開きいただきたいと存じます。14目の行政改革推進費でございます。この目では、これまでの行政運営から民間手法を取り入れた行政経営に移行するために策定いたしました行政改革大綱や、あやせ経営戦略プランを推進するための経費と、市民満足度を上げるために実施しております行政評価制度の推進に必要な経費を計上したものでございます。平成22年度から始まりました第2期の集中改革プランについて、引き続き取り組んでまいります。 次に、60ページから62ページにかけましては、5項1目統計調査総務費でございます。職員の人件費や事務的経費、統計調査員で組織する研究会への補助金でございます。2目統計調査費につきましては、学校基本調査や経済センサス活動調査に従事する統計調査員等の報酬などに要する経費でございます。 以上をもちまして、企画部並びに秘書広報課が所管いたします平成23年度一般会計予算の補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(青柳愼君) 次に、福祉部長。  〔福祉部長(樋口賢一君)登壇〕 ◎福祉部長(樋口賢一君) よろしくお願いいたします。 それでは、福祉部が所管いたします第3号議案から第8号議案、第11号議案及び第12号議案の補足説明を申し上げます。 最初に、第3号議案・綾瀬市重度障害者医療費助成条例の一部を改正する条例につきまして補足説明申し上げます。藤色の議案書につきましては3ページでございます。なお、例規集につきましては第2巻の1,152ページでございます。今回の一部改正につきましては、精神障害者保健福祉手帳1級の方を新たに助成対象といたすとともに、65歳以上の障害者の方は高齢者医療制度を利用できることによる公費負担の公平性の確保、増大する医療費助成額に対しまして将来にわたる制度の安定かつ継続的運営・存続を図るために、県が導入いたしました65歳以上の新規適用除外を本市におきましても導入させていただくため、所要の改正をいたすものでございます。 恐れ入りますが、議案資料一部改正条例新旧対照表でございます、5ページ、6ページをお開きいただきたいと存じます。第2条第1項の定義でございますが、新たに第4号を加え、精神障害者保健福祉手帳1級の方を重度障害者の対象として追加いたし、現行「第4号」を「第5号」といたすものでございます。第3条第2項に、第4号として65歳以上である方を加え、重度障害者医療費助成の対象としないものでございます。ただし書きといたしまして、65歳に達する日前から第2条第1項に掲げます身体障害者手帳1級または2級の方、知能指数が35以下の方、3級の身体障害者手帳の交付を受けている方で知能指数が50以下の方、精神障害者保健福祉手帳1級の方は本制度の適用を受けられるように定めたものでございます。第4条、助成範囲を明確化するため、ただし書きを改めるものでございます。議案書の3ページをごらんいただきたいと存じます。施行日でございますが、下段でございます。平成23年7月1日から施行するものでございます。 以上が重度障害者医療費助成条例の一部を改正する条例につきましての補足説明でございます。 引き続きまして、第4号議案・綾瀬市知的障害児通園施設条例の一部を改正する条例につきまして補足説明申し上げます。議案書につきましては5ページでございます。なお、例規集につきましては第2巻の975ページでございます。今回の一部改正につきましては、市立もみの木園におきまして知的障害児通園施設事業終了後の施設の有効利用及び不足している児童の保護者の負担を軽くする支援、レスパイトサービスとして障害児を一時的に預かる日中一時支援事業の実施に伴い、所要の改正をいたすものでございます。 恐れ入りますが、議案資料の7ページ、8ページをお開きいただきたいと存じます。題名を児童福祉法に基づきます知的障害児通園施設に加え、もみの木園におきまして障害者自立支援法に基づきます日中一時支援事業を実施することに伴いまして、「綾瀬市障害児通所施設条例」に改め、第1条の趣旨でございますが、児童福祉法に基づきます知的障害児通園施設に加え、障害者自立支援法に基づきます日中一時支援事業を実施することに伴いまして、障害児通所施設の設置等に関し必要な事項を定めるため改めるものでございます。第2条の設置については、児童福祉法に基づきます知的障害児通園施設に加え、障害者自立支援法に基づきます日中一時支援事業を実施することに伴いまして、趣旨規定の改正に伴い、「通園施設」を「通所施設」に改めるものでございます。第2条の2の事業では、通所施設として行う事業を規定するものでございまして、第1号に児童福祉法に基づきます知的障害児通園施設事業を、第2号に障害者自立支援法に基づきます事業として日中一時支援事業の条文を加えるものでございます。第3条の利用対象者では、第1項では現行もみの木園で実施しております、児童福祉法に基づきます知的障害児通園施設事業を規定しているものでございまして、第1項中「通園施設に通園」を「知的障害児通園施設事業を利用」に改めるものでございます。9ページ、10ページになりますが、第2項といたしまして、障害者自立支援法に基づきます、新たに事業として実施いたします日中一時支援事業を利用できる者の条文を加えるものでございます。第4条の費用の納付では、第1項中「前条第1号」を「前条第1項第1号」に改め、第2項として、日中一時支援事業を利用できる障害児の保護者は費用を納付しなければならない旨の条文を加えるものでございます。議案書の5ページをごらんいただきたいと存じます。施行日でございます。下段ですが、平成23年7月1日から施行するものでございます。 以上が知的障害児通園施設条例の一部を改正する条例につきましての補足説明でございます。 引き続きまして、第5号議案・綾瀬市介護保険条例の一部改正につきまして補足説明申し上げます。議案書につきましては7ページでございます。なお、例規集につきましては第2巻の1,093ページでございます。今回の一部改正につきましては、高齢化の進行に伴い、審査件数が年々増加傾向にあり、審査を迅速に対処いたすため審査会の開催をふやす必要があり、介護認定審査会の委員の定数を改正いたすものでございます。 恐れ入りますが、議案資料一部改正条例新旧対照表の11ページ、12ページをお開きいただきたいと存じます。介護認定審査会の委員の定数の第2条中、現行「19人以内」を「30人以内」とするものでございます。また、議案書の7ページをごらんいただきたいと存じます。施行日でございますが、附則でございます、平成23年4月1日から施行するものでございます。以上が介護保険条例の一部を改正する条例につきましての補足説明でございます。 引き続きまして、第6号議案・綾瀬市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして補足説明申し上げます。議案書につきましては8ページでございます。例規集につきましては第2巻の1,261ページでございます。今回の一部改正は、出産育児一時金につきまして、国民健康保険条例の附則により、平成21年10月から平成23年3月までの間の暫定措置として、本則の38万円を42万円として支給してまいりましたが、平成23年度以降におきましても被保険者の出産時の経済的負担軽減を継続するため、42万円とするものでございます。 恐れ入りますが、議案資料一部改正条例新旧対照表の13ページをお開きいただきたいと存じます。第5条第1項中、「38万円」を「42万円」に改め、現行の附則第3項の、平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間の出産に係る出産育児一時金に関する経過措置を削るものでございます。施行日でございますが、議案書の8ページをごらんいただきたいと存じます。附則第1項でございます。平成23年4月1日から施行するものでございます。第2項の経過措置といたしまして、この条例の施行の日以後に出産した被保険者に係る出産一時金の支給について適用し、同日前に出産した被保険者に係る出産育児一時金の支給については、なお従前の例によるものでございます。 以上が綾瀬市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましての補足説明でございます。 引き続きまして、福祉部が所管いたします平成23年度の一般会計並びに国民健康保険事業、介護保険事業、後期高齢者医療事業の各特別会計予算の補足説明を申し上げます。 最初に、第7号議案・平成23年度綾瀬市一般会計歳入歳出予算の補足説明を申し上げます。予算の概要版につきましては、20ページの(1)バリアフリー推進事業から、26ページ、(27)在宅障害児機能訓練事業まで、及び35ページの(9)広域大和斎場組合負担金まで28事業が記載されております。御参照いただきたいと存じます。 それでは、歳入から御説明申し上げます。恐れ入りますが、予算書の22ページをお開きいただきたいと存じます。13款分担金及び負担金、1項1目1節の社会福祉費負担金のうち、説明欄1の老人保護措置費負担金につきましては、養護老人ホームへの入所措置に要する負担金を受け入れるものでございます。2の障害者地域作業所等運営事業費負担金につきましては市外利用者に係る負担金を、3のもみの木園運営費負担金につきましては、従来の知的障害児通園施設事業と、新たに実施いたします障害児放課後等支援事業の利用者からの負担金を受け入れるものでございます。14款使用料及び手数料、1項2目民生使用料、1節につきましては綾北福祉会館の使用料と自販機、綾瀬市福祉会館敷地内の電柱、自販機に係る使用料を受け入れるものでございます。3目衛生使用料、1節保健衛生使用料につきましては、説明欄1の墓園永代使用料につきましては、普通納骨壇、合葬納骨壇の販売による使用料を受け入れるものでございます。 次に、24ページをお開きいただきたいと存じます。中段、2項手数料、2目衛生手数料、1節保健衛生手数料につきましては、本蓼川墓園の管理手数料を受け入れるものでございます。下段から26ページ上段の15款国庫支出金、1項1目1節社会福祉費負担金でございますが、説明欄1の中国残留邦人等支援費負担金につきましては、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立支援に関する法律の適用者に対する負担金を受け入れるものでございます。2の老人保健医療費負担金は、老人保健医療事業特別会計の廃止に伴います経過措置対応といたしまして受け入れるものでございます。3の特別障害者手当等負担金は、特別障害者手当等に係る負担金を受け入れるものでございます。4の保険基盤安定負担金は、国民健康保険税の軽減に係る保険基盤安定負担金を受け入れるものでございます。5の障害者介護給付費等負担金は、障害者への給付サービス費等に要する負担金を受け入れるものでございます。3節生活保護費負担金につきましては、生活保護法に基づく各扶助費に対する国からの負担金を受け入れるものでございます。2項1目1節社会福祉費補助金につきましては、障害者の地域生活支援事業費に係る補助金を受け入れるものでございます。3節生活保護費補助金は、生活保護適正実施推進事業費として受け入れるものでございます。 次に、28ページをお開きいただきたいと存じます。下段、3項委託金、2目1節社会福祉費委託金につきましては、国民年金事業に関する事務費を交付基準により受け入れるものでございます。 次に、30ページをお開きいただきたいと存じます。上段、16款県支出金、1項1目1節社会福祉費負担金につきましては、1の行旅病人・死亡人負担金は、行旅病人・死亡人の負担金を受け入れるものでございます。2の老人保健医療費負担金は、老人保健医療事業特別会計の廃止に伴う経過措置対応として受け入れるものでございます。3の障害児施設給付費負担金はもみの木園利用に伴う給付費負担金を、4の障害者介護給付費等負担金は障害者への給付サービス費及び施設入所・通所に要する負担金を、5の民生委員児童委員活動費等負担金は123名の民生委員児童委員活動費等負担金を、6の保険基盤安定負担金は国民健康保険税軽減に係る保険基盤安定負担金を、7の後期高齢者医療保険基盤安定負担金は後期高齢者医療保険料軽減に係る保険基盤安定負担金をそれぞれ受け入れるものでございます。3節生活保護費負担金につきましては、県負担分を受け入れるものでございます。2項民生費県補助金、2目1節社会福祉費補助金につきましては厚生統計調査の交付金を、2の緊急雇用創出事業臨時特例基金補助金は、住宅手当緊急特別措置事業及び生活保護受給者就労支援事業に係る補助金を受け入れるものでございます。このページから33ページの2節障害者福祉費補助金につきましては、重度障害者医療費給付や在宅障害者の自立を助成する福祉対策推進事業補助金、障害者の地域生活支援事業に係る補助金、障害者自立支援法施行に伴う激変緩和措置に対する障害者自立支援対策臨時特例交付金特別対策事業補助金、重度心身障害者を受け入れる拠点事業所の廃止に伴う障害福祉サービス等地域拠点事業所配置事業費補助金をそれぞれ受け入れるものでございます。3節老人福祉費補助金につきましては、1の外国籍県民高齢者・障害者等福祉給付金支給事業補助金は在日外国人等福祉給付金に係る補助金を、2の高齢者在宅福祉事業費補助金は高齢者の地域福祉活動の増進、及び老人クラブの育成に係る高齢者在宅福祉事業費補助金を受け入れるものでございます。 次に、34ページの中段、3項委託金、2目1節社会福祉費委託金につきましては、遺族援護事務交付金を受け入れるものでございます。17款財産収入、1項2目1節利子及び配当金のうち、説明欄5の社会福祉基金利子、13の国民健康保険高額療養費貸付金利子につきましては、それぞれ基金に係る利子分を受け入れるものでございます。 次に、36ページをお開きいただきたいと存じます。19款繰入金、1項3目社会福祉基金繰入金、1節社会福祉基金繰入金につきましては、福祉スポーツ奨励助成費等に充てるため、社会福祉基金から繰り入れるものでございます。 次に、38ページをお開きいただきたいと存じます。下段の21款諸収入、4項1目1節の介護保険事業収入につきましては、地域包括支援センターが作成する要支援者の介護予防サービス計画に係る経費を国保連合会より受け入れるものでございます。このページから40ページの5項雑入、1目2節民生費雑入のうち、説明欄1の福祉施設雑入、2の生活保護費返還金、3の重度障害者医療費返還金、4の給食用賄材料費の一部、6、老人保健交付金、そして、13のその他雑入の一部につきましては、それぞれ前年度実績等を勘案し見込んだものでございます。歳入は以上でございます。 続きまして、歳出に移らせていただきます。 62ページをお開きいただきたいと存じます。下段の3款民生費、1項1目社会福祉総務費における主な事業につきましては、説明欄、人にやさしいまちづくりに係る1のバリアフリー推進事業は、快適で安全・安心を実感できるよう市内公共施設バリアフリー化推進に取り組むものでございます。説明欄、参加と連携による地域福祉の推進に係る2の民生委員経費は、住民の幅広い相談に応じ、必要な援助を行っていただいております123名の民生委員・児童委員に係ります経費でございます。 65ページをお開きいただきたいと存じます。7の社会福祉協議会補助金は、新たに社会福祉協議会が取り組みます、認知症、知的障害、精神障害などにより物事を判断する能力が十分ではない所得の低い方々の権利を守る成年後見制度事業や、地域福祉の中核としての役割を果たす社会福祉協議会に事業運営費を補助し、地域福祉活動の推進を図ってまいります。説明欄、社会保障制度の充実に係る2の中国残留邦人等支援事業費は、中国残留邦人等の永住帰国後のニーズや地域の実情に応じた支援事業を行うものでございます。3の住宅手当緊急特別措置事業費は、離職者であって就労能力及び就労意欲があり、住宅を喪失または喪失のおそれのある方に対して、住宅手当を支給することで就労の機会の確保に向けた支援を行うものでございます。4の国民健康保険事業特別会計の繰出金につきましては、特別会計繰出事業の安定を図るものでございます。職員給与費は、福祉関係職員の人件費でございます。 次に、2目障害者福祉費における主な事業につきましては、説明欄、人にやさしいまちづくりに係る1の福祉タクシー及び自動車燃料費等助成事業費は、重度障害児(者)の日常生活の利便と生活圏の拡大を進めるために助成するものでございます。説明欄、障害者の自立と社会参加の促進に係る4の障害者介護給付費等給付事業費につきましては、障害者自立支援法に基づき障害者に必要なサービスを提供することにより、介護者の負担軽減及び障害者本人の社会参加を図ってまいります。7の障害者地域生活支援事業費は、障害児(者)が自立した生活や社会生活を営むため、地域での生活を支援するさまざまな事業を実施するものでございますが、日中一時支援事業として新たに障害児の居場所の確保や障害のある方の家族のレスパイト事業を、もみの木園において障害児放課後等支援事業を実施するとともに、新たに地域拠点事業所配置事業として支援困難な重度心身障害者に対しまして24時間365日のサービス提供を図るため、地域拠点事業所配置事業所に補助を行ってまいります。また、障害者の住宅設備の改良工事の助成限度額を40万円から80万円に引き上げ、障害者が住みなれた住居で生活が続けられるよう充実を図ってまいります。8の重度障害者医療費助成事業費では、医療費を助成することにより重度障害者の健康保持と家族の負担軽減を図るもので、新たに精神障害者1級の方を対象者として追加し、身体・知的・精神の3障害の一体化となったサービスの充実を図るとともに、65歳以上の新規適用者の見直しを行い、公費負担の公平性の確保、増大いたします医療費助成に対しまして将来にわたり安定的かつ継続的な制度の運営・存続を図ってまいります。13の地域作業所管理経費では、就労することが困難な心身障害者に対し、作業訓練等を行うことにより自立を支援するものでございます。 下段の3目老人福祉費における主な事業につきましては、説明欄、高齢者福祉の充実と生きがいづくりに係る3の老人保護措置事業費では、在宅での生活が困難な高齢者を養護老人ホームに入所措置することにより、高齢者の生活の安定を図るものでございます。4の在宅介護支援センター運営事業費では、24時間体制で在宅介護に関する総合的な相談や必要なサービスの提供を実施することによりまして、要援護高齢者及びその家族の福祉向上を推進するものでございます。新たに徘徊高齢者を在宅で介護される家族の肉体的・精神的な負担の軽減を図るため、GPS位置探索サービスの費用の一部を助成いたします。 次に、67ページをお開きいただきたいと存じます。12の高齢者見守り体制整備事業費では、新たにひとり暮らし高齢者の安全確保のために救急医療情報キットを配布するとともに、モデル事業として実施しておりましたひとり暮らし高齢者情報提供事業を全市域に広げ、高齢者見守り体制の充実を図ってまいります。13の高齢者保健福祉計画等策定事業費は、高齢者ができる限り住みなれた地域で生活できるよう地域包括ケアの実現を目指し、介護保険の安定的な運営を図るため、高齢者保健福祉計画及び第5期の介護保険事業計画の策定に取り組んでまいります。説明欄、社会保障制度の充実に係る1の後期高齢者医療事業費は、神奈川県後期高齢者医療広域連合を運営するため、市町村負担金を支出するものでございます。2の老人保健医療事業精算事業費は、老人保健医療事業特別会計の廃止に伴う経過措置に対応いたすためのものでございます。4、5の各特別会計の繰出金につきましては、それぞれの特別会計へ繰り出し、事業の安定を図るものでございます。4目国民年金費につきましては、説明欄、社会保障制度の充実に係る1の国民年金経費は、国民年金事務に要する事務的経費でございます。 職員給与費につきましては、国民年金関係職員の人件費でございます。5目福祉会館費は、福祉会館の維持管理経費でございます。下段の6目知的障害児通園施設費におけます主な事業につきましては、説明欄、障害者の自立と社会参加の推進に係る1のもみの木園管理経費、2のもみの木園維持管理経費は、施設の管理と維持管理経費でございます。 68ページをお開きいただきたいと存じます。職員給与費につきましては、もみの木園の職員の人件費でございます。中段になりますが、7目高齢者福祉会館費は、高齢者福祉会館の維持管理費でございます。 次に、72ページをお開きいただきたいと存じます。下段の3項1目生活保護費における事業につきましては、説明欄、社会保障制度の充実に係る1の生活保護管理経費は、生活保護事務に係る経費でございます。職員給与費につきましては、生活保護担当職員の人件費でございます。 74ページをお開きいただきたいと存じます。2目の扶助費は、生活保護法により生活・教育・医療などの扶助に係るものでございます。本年2月1日現在、被保護者世帯は619世帯、被保護人員は965人であり、保護率は11.62パーミルとなっております。 次に、76ページをお開きいただきたいと存じます。4款衛生費、1項3目環境衛生費における事業につきましては、説明欄、環境美化の充実に係る1の広域大和斎場組合負担金は、広域大和斎場組合の管理運営に要する負担金でございます。3の墓園維持管理経費は、本蓼川墓園の維持管理経費でございます。以上が一般会計予算の補足説明でございます。 引き続きまして、第8号議案・平成23年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計歳入歳出予算の補足説明をさせていただきます。予算の概要につきましては63ページから65ページとなってございます。 恐れ入りますが、131ページをお開きいただきたいと存じます。第1条歳入歳出予算のとおり、歳入歳出それぞれ93億2,900万円とするものでございます。被保険者の高齢化、医療の高度化等に伴い、1人当たりの医療費の増加により前年度比較では5.6%の増でございます。なお、23年1月末日の被保険者数は2万7,551人、加入世帯数は1万4,875世帯でございます。第2条の債務負担行為につきましては、134ページの第2表のとおりでございます。第3条の歳出予算の流用につきましては、規定のとおりでございます。 次に、132ページ、133ページは、第1表歳入歳出予算でございまして、款項別の予算となってございます。 次に、134ページをお開きいただきたいと存じます。第2表の債務負担行為でございますが、特定健康診査等事業費のうち、平成23年度の特定保健指導業務委託につきまして、平成24年度の債務負担行為を設定するものでございます。 次に、137ページから139ページにつきましては、歳入歳出予算事項別明細書の総括でございます。お目通しいただきたいと存じます。 それでは、140ページをお開きいただきたいと存じます。歳入から御説明申し上げます。1款国民健康保険税、1項1目一般被保険者国民健康保険税及び2目退職被保険者等国民健康保険税につきましては、医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分ですが、総体的に前年度の課税実績等を十分勘案して見込んだものでございます。なお、国民健康保険税につきましては、平成23年度から課税限度額を73万円から77万円に4万円引き上げる地方税法施行令の改正が予定されておりますので、地方税法等改正案の審議状況を注視してまいりたいと考えております。下段の2款国庫支出金、1項1目療養給付費等負担金につきましては、一般被保険者の療養給付費と老人保健医療費拠出金、後期高齢者支援金、介護納付金の負担金を受け入れるものでございます。 142ページをお開きいただきたいと存じます。2目高額医療費共同事業負担金につきましては、高額医療費共同事業に要する国庫負担分を受け入れるものでございます。2項国庫補助金、1目財政調整交付金につきましては、市町村の財政力の不均衡に対する交付金を受け入れるものでございます。2目出産育児一時金は、出産育児一時金の補助基準額の4分の1を受け入れるものでございます。3款療養給付費交付金、1項1目療養給付費交付金は、退職被保険者の療養給付費に係る社会保険診療報酬支払基金からの交付金を受け入れるものでございます。4款前期高齢者交付金、1項1目前期高齢者交付金は、前期高齢者の療養給付費に係る社会保険診療報酬支払基金からの交付金を受け入れるものでございます。5款県支出金、1項1目高額医療費共同事業負担金につきましては、高額医療費共同事業に要する県負担分を受け入れるものでございます。2目特定健康診査等負担金につきましては、特定健診に要する県の負担金を受け入れるものでございます。2項1目県財政調整交付金につきましては、一般被保険者の療養給付費に係る県財政調整交付金を受け入れるものでございます。6款共同事業交付金、1項1目共同事業交付金につきましては一定額を超える高額の医療費に対する共同事業交付金を、2目保険財政共同安定化事業交付金につきましては保険財政共同安定化事業による交付金を、神奈川県国民健康保険団体連合会より受け入れるものでございます。 このページから144ページの7款繰入金、1項1目1節保険基盤安定繰入金につきましては、保険税軽減世帯の軽減相当額を受け入れるものでございます。2節職員給与費等繰入金につきましては、職員の給与費及び事務費を受け入れるものでございます。3節出産育児一時金等繰入金につきましては、出産育児金総額の3分の2相当額を一般会計から受け入れるものでございます。4節財政安定化支援事業繰入金につきましては、被保険者の高齢化に伴う給付費増に対する支援として一般会計から受け入れるものでございます。5節その他繰入金につきましては、国保特別会計の財源不足を補うため一般会計から受け入れるものでございます。8款繰越金、1項1目繰越金につきましては、前年度の繰越金でございます。9款諸収入、2項1目第三者納付金につきましては、交通事故等の第三者行為による返還金を受け入れるものでございます。2目返納金につきましては、不当利得による返還金を受け入れるものでございます。3目雑入、1節指定公費負担金は、国が負担すべき保険給付費を市国保で立てかえた場合、後日国より負担金として受け入れるものでございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出に移らせていただきます。146ページをお開きいただきたいと存じます。上段の1款総務費、1項1目一般管理費でございますが、説明欄、社会保障制度の充実に係る1の一般管理経費につきましては、国保事務共同処理の業務委託などの事務的な経費でございます。職員給与費については国保職員の人件費でございます。2目連合会負担金につきましては、国保連合会への負担金でございます。下段の3項1目運営協議会費につきましては、次の149ページになりますが、国民健康保険運営協議会委員10名の報酬等でございます。2款保険給付費、1項1目一般被保険者療養給付費、2目退職被保険者等療養給付費につきましては、被保険者の疾病・負傷等に要する一般被保険者・退職被保険者に対する保険給付を行うものでございます。5目審査支払手数料につきましては、診療報酬審査に係る手数料でございます。2項高額療養費につきましては、一般及び退職被保険者の自己負担額が月額療養費の一定額を超えた分を給付するものでございます。 次に、150ページをお開きいただきたいと存じます。中段、4項1目出産育児一時金につきましては、被保険者の出産において、引き続き1件当たり42万円を給付するものでございます。5項1目葬祭費につきましては、被保険者の死亡において1件当たり5万円を給付するものでございます。下段、3款後期高齢者支援金等でございますが、1項1目後期高齢者支援金につきましては、後期高齢者の医療費についての財源とするため、次の152ページの上段になりますが、2目後期高齢者関係事務費拠出金につきましては、事務費をそれぞれ社会保険診療報酬支払基金へ支出するものでございます。4款前期高齢者納付金等、1項1目前期高齢者納付金につきましては、前期高齢者の医療費交付金事業に対して、社会保険診療報酬支払基金に納付するものでございます。5款老人保健拠出金、1項1目老人保健医療費拠出金につきましては、老人保健医療費の精算に伴い、社会保険診療報酬支払基金に拠出するものでございます。6款介護納付金、1項1目介護納付金につきましては、介護保険第2号被保険者の介護納付金を社会保険診療報酬支払基金に納付するものでございます。 このページから154ページになりますが、7款1項共同事業拠出金につきましては、高額医療費の発生による保険者の財政運営の不均衡を緩和するため、国保連合会が実施する共同事業に拠出するものでございます。中段の8款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費につきましては、40歳以上の国保被保険者に対して特定健康診査を実施し、健康の保持に努めるとともに、必要のある方に対して保健指導を行うものでございます。2項1目保健衛生普及事業費につきましては、国保被保険者の35歳から39歳を対象とした健康診査や医療費通知等の実施により、健康の保持・増進を図るものでございます。このページから156ページになりますが、10款予備費でございます。 歳出は以上でございます。 158ページから161ページは給与費明細書でございます。162ページ、163ページは特定健康診査等事業費の債務負担行為に関する調書でございます。 以上が国民健康保険事業特別会計予算の補足説明でございます。 引き続きまして、第11号議案・平成23年度綾瀬市介護保険事業特別会計歳入歳出予算の補足説明をさせていただきます。予算の概要につきましては、71ページから74ページとなってございますので、御参照いただきたいと存じます。 恐れ入りますが、予算書の219ページをお開きいただきたいと存じます。第1条歳入歳出予算のとおり、歳入歳出それぞれ30億9,300万円とするものでございます。高齢者数の増加に伴い、前年度比較では16.2%の増となってございます。なお、平成23年1月末日の要介護者、要支援者等の認定者数は、合計で1,852人でございます。第2条歳出予算の流用につきましては、規定のとおりでございます。220ページ、221ページは、第1表歳入歳出予算でございまして、款項別の予算となってございます。225ページから227ページにつきましては、歳入歳出予算事項別明細書の総括でございます。お目通しをいただきたいと存じます。 それでは、228ページをお開きいただきたいと存じます。歳入から御説明申し上げます。1款保険料、1項1目1節現年度分につきましては、第1号被保険者保険料を受け入れるものでございます。2款国庫支出金、1項1目介護給付費負担金につきましては、居宅介護サービス等介護給付費の国庫負担分を受け入れるものでございます。2項国庫補助金、1目地域支援事業交付金につきましては、介護予防事業の交付金を受け入れるものでございます。2目の交付金につきましては、地域支援事業のうち包括的支援事業・任意事業の国庫補助金を受け入れるものでございます。3款支払基金交付金、1項1目介護給付費交付金につきましては、介護給付費の第2号被保険者負担分を受け入れるものでございます。4款県支出金、1項1目介護給付費負担金につきましては、介護給付費の県負担分を受け入れるものでございます。2項県補助金は、1目介護予防事業に係る地域支援事業交付金、2目包括的支援事業・任意事業に係る地域支援事業交付金を受け入れるものでございます。5款財産収入、1項1目利子及び配当金につきましては、介護給付費準備基金利子、介護従事者処遇改善臨時特例基金利子を受け入れるものでございます。 次に、230ページをお開きいただきたいと存じます。6款繰入金、1項1目介護給付費繰入金につきましては、介護給付費の市負担分を受け入れるものでございます。2目地域支援事業繰入金につきましては、介護予防事業の市負担分を受け入れるものでございます。3目地域支援事業繰入金につきましては、包括的支援事業・任意事業の市負担分を受け入れるものでございます。4目その他一般会計繰入金につきましては、職員給与費、事務費等を一般会計より繰り入れるものでございます。2項1目介護給付費準備基金繰入金、2目介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金につきましては、介護給付費に充当するために基金から繰り入れるものでございます。7款繰越金、1項1目繰越金につきましては、前年度繰越金でございます。8款諸収入、1項1目第1号被保険者延滞金を、2項雑入、1目では第三者による返還金の科目設定、2目雑入はシルバーハウジング生活援助員派遣事業負担金を受け入れるものでございます。歳入につきましては以上でございます。 次に、歳出に移らせていただきます。 232ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費、1項1目一般管理費でございますが、説明欄、社会保障制度の充実に係る1の一般管理経費につきましては、介護保険事務処理システムの使用料、介護保険料の納入通知書の作成などの経費でございます。職員給与費は介護保険事業担当職員の人件費でございます。2項1目介護認定審査会費につきましては、審査を迅速に対処いたすため、認定審査会委員2名の増員を図り、合計21名分の報酬が主な内容でございます。2目認定調査等費につきましては、介護認定調査員の賃金、主治医の意見書に要する経費でございます。 このページから235ページになりますが、2款保険給付費、1項1目介護サービス等諸費につきましては、要介護者が利用する居宅介護サービスから居宅介護サービス計画までの給付費でございます。2項1目介護予防サービス給付費につきましては、要支援者が利用する介護予防サービスから介護予防サービス計画までの給付費でございます。3項1目高額介護サービス等費につきましては、利用したサービスの利用負担額が高額となり一定額を超えた場合、被保険者の経済的負担軽減を図るものでございます。4項1目高額医療合算介護サービス等費につきましては、医療及び介護の両制度における自己負担の合算額が一定額を超えた場合、被保険者の経済的負担軽減を図るものでございます。5項1目特定入所者介護サービス等費につきましては、介護保険施設の入所居住費、いわゆるホテルコストの一部を給付するものでございます。 このページから237ページになりますが、6項1目審査支払手数料につきましては、介護報酬請求の審査に係る県国保団体連合会への手数料でございます。3款地域支援事業費、1項1目介護予防事業費につきましては、日常生活圏域ニーズ調査で特定高齢者を把握し、保健医療センターで運動機能向上や栄養改善など介護予防サービスを提供いたします。2項1目包括的支援事業・任意事業費でございますが、説明欄、社会保障制度の充実に係る1の任意事業費につきましては、高齢者が地域で自立した生活ができるよう、食の自立支援、紙おむつの支給、あるいは権利擁護など、包括的支援事業を提供するものでございます。職員給与費につきましては、地域支援事業に係る職員の人件費でございます。4款基金積立金、1項1目介護給付費準備基金積立金につきましては、第1号被保険者保険料の余剰金を積み立てるものでございます。このページから239ページになりますが、2目介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金につきましては、基金利子を積み立てるものでございます。5款諸支出金、1項1目第1号被保険者保険料還付金につきましては、過誤納還付金を見込んだものでございます。6款は予備費でございます。 240ページから243ページまでは給与費明細書でございます。 以上が介護保険事業特別会計予算の補足説明でございます。 引き続きまして、第12号議案・平成23年度綾瀬市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出予算の補足説明をさせていただきます。予算の概要につきましては75ページとなってございますので、御参照いただきたいと存じます。 恐れ入りますが、予算書の247ページをお開きいただきたいと存じます。第1条歳入歳出予算のとおり、歳入歳出それぞれ5億9,600万円とするものでございます。被保険者数の増加により前年度比較では15.1%の増となってございます。なお、23年1月末の被保険者数は5,864人でございます。248ページ、249ページは、第1表歳入歳出予算でございまして、款項別の予算となってございます。253ページから255ページにつきましては、歳入歳出予算事項別明細書の総括でございます。お目通しいただきたいと存じます。 それでは、256ページをお開きいただきたいと存じます。歳入から御説明申し上げます。1款保険料、1項1目後期高齢者医療保険料につきましては、神奈川県後期高齢者医療広域連合として定めた保険料率により、特別徴収保険料、普通徴収保険料を見込んだものでございます。次に、2款繰入金、1項1目一般会計繰入金につきましては、保険基盤安定繰入金は保険料軽減相当額を一般会計より繰り入れるものであり、事務費繰入金は管理経費等の事務費を一般会計より受け入れるものでございます。3款繰越金、1項1目繰越金は前年度の繰越金でございます。4款諸収入、2項1目償還金及び還付加算金につきましては、過年度還付金を広域連合より受け入れるものでございます。 歳入につきましては以上でございます。 次に、歳出に移らせていただきます。258ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、市町村システムの運用業務委託や機器賃借料などの事務的経費でございます。2款負担金、1項1目広域連合納付金につきましては、後期高齢者医療被保険者等から徴収した保険料等や、保険料軽減分に充てる保険基盤安定繰入金を広域連合へ納付するものでございます。3款諸支出金、1項1目還付金につきましては過誤納還付金でございます。4款予備費でございます。 以上、福祉部が所管いたします第3号議案から第8号議案及び第11号議案、第12号議案の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) この際暫時休憩いたします。 午後3時00分 休憩 ――――――――― 午後3時15分 再開 ○議長(青柳愼君) 再開いたします。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) 次に、健康こども部長。  〔健康こども部長(見上久君)登壇〕 ◎健康こども部長(見上久君) よろしくお願いいたします。 それでは、第7号議案・平成23年度綾瀬市一般会計予算のうち、健康こども部が所管いたします歳入歳出予算の補足説明を申し上げます。 それでは、歳入から御説明申し上げます。恐れ入りますが、予算書の22ページをお開きください。中段になります。13款分担金及び負担金、1項1目民生費負担金のうち、2節子育て支援費負担金につきましては、保育所入所児童の保育料を受け入れるものでございます。14款使用料及び手数料、1項2目民生使用料、2節子育て支援使用料につきましては、綾南保育園、大上保育園の敷地内にあります東電柱の使用料を受け入れるものでございます。3目衛生使用料、1節保健衛生使用料の説明欄2の行政財産使用料につきましては、保健医療センターにおける自販機の使用料を受け入れるものでございます。 24ページとなります。下段、2項2目衛生手数料、1節保健衛生手数料、説明欄2につきましては、狂犬病予防登録等手数料を受け入れるものでございます。 もう1ページめくっていただきまして、26ページ上段です。15款国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金、2節子育て支援費負担金につきましては、市内の民間保育園5園及び市外の保育所運営費に係る国の保育所運営費負担金を受け入れるものでございます。また、助産施設措置費負担金につきましては、入院助産の入所措置に対する国の負担分を受け入れるものでございます。児童扶養手当負担金、子ども手当負担金、子ども手当事務取扱交付金につきましては、それぞれの負担率による国庫負担分を受け入れるものでございます。なお、子ども手当負担金につきましては、本年4月から来年1月まで分でございまして、子ども手当全額相当額となってございます。下段、2項1目民生費国庫補助金、2節子育て支援費補助金は、自立支援教育訓練給付金事業補助金、公立2園にかかわります防音事業関連維持事業補助金、幼稚園就園奨励費補助金及び大上保育園建てかえに対する防衛工事費補助金、施設区域周辺社会福祉施設整備事業補助金を受け入れるものでございます。4節次世代育成支援対策交付金につきましては、一時預かり推進事業、子育て支援事業に係る交付金として受け入れるものでございます。 28ページをお願いいたします。下段になります。3項委託金、2目2節子育て支援費委託金につきましては、特別児童扶養手当事務取扱交付金を受け入れるものでございます。 30ページをおめくりいただきます。上段になります。16款県支出金、1項1目民生費県負担金のうち、2節子育て支援費負担金につきましては、説明欄の保育所運営費、助産施設措置費、子ども手当事業に対し、国と同様に県負担分を受け入れるものでございます。なお、子ども手当負担金につきましては、本年の2月・3月分相当額となってございます。2項県補助金、2目民生費県補助金のうち、32ページをめくっていただきまして、4節子育て支援費補助金となりますが、説明欄1は民間保育園の振興及び経営基盤の安定を図る保育所運営費補助金。2、ひとり親家庭等医療費助成事業補助金は医療費に対する補助金でございます。3、小児医療費助成事業補助金は、通院・入院等医療費の県補助金を受け入れるものでございます。4の事業所内保育施設設置促進事業費補助金は、従業員300人以下の事業所が従業員のための保育施設の設置を促す補助金でございます。5はひとり親家庭の就労支援のための高等技能訓練促進費等事業費補助金、6は延長保育等保育推進のための保育対策等促進事業補助金、7は市外の認定保育施設への運営費補助金、8は保育士の研修を支援する事業費補助金、9は子育てハンドブック作成に対する地域子育て活動支援事業費補助金を受け入れるものでございます。また、10の青少年行政推進費補助金は次代を担う青少年の健全育成事業に要する補助金、11の放課後児童健全育成事業費補助金は学童保育の施設運営に要する補助金、12の放課後子ども教室推進事業費補助金は、あやせっ子ふれあいプラザ事業の運営に要する補助金、13は子ども手当に関する県負担金相当額について子育て支援事業市町村交付金として、それぞれ受け入れるものでございます。 続きまして、3目衛生費県補助金につきましては、説明欄1では健康増進事業についての補助金、2は妊婦健康診査に係る補助金、3は地域自殺対策緊急強化交付金、そして、4につきましては子宮頸がん、ヒブ、肺炎球菌ワクチンの接種に関して、感染症予防対策事業費等補助金を受け入れるものでございます。 34ページになります。中段でございます。17款財産収入、1項2目1節利子及び配当金では、説明欄6の親子のきずな育成基金利子を受け入れるものでございます。 36ページとなります。19款繰入金、1項4目親子のきずな育成基金繰入金につきましては、親子のきずな育成事業に基金を充当するものでございます。 38ページとなります。下段でございます。21款諸収入、5項雑入、1目2節民生費雑入につきましては、それぞれ前年度実績を勘案し見込んだものでございます。3節衛生費雑入のうち、説明欄1の保健医療センター雑入は、自販機電気料を受け入れるものでございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出に移らせていただきます。予算の概要版につきましては、26ページ中段、(28)児童扶養手当給付事業から35ページ上段、(8)高齢者肺炎球菌予防接種事業及び中段の(10)広域・休日救急医療確保事業まででございます。御参照いただければと思います。 それでは、恐れ入りますが、予算書のほうに戻らせていただきます。68ページをお開きください。中段です。3款民生費、2項子育て支援費、1目子育て支援総務費における主な事業でございます。説明欄、子育て環境の充実の、5の子ども手当支給事業費につきましては、中学校3学年までの児童生徒お一人につき月額1万3,000円、本年4月から来年1月までは、3歳未満につきましては7,000円を上乗せして支給するものでございます。その他の事業は従前どおりの継続事業でございますが、御説明申し上げます。2の児童扶養手当給付事業費では、母子家庭等に対する児童扶養手当の支給、6の小児医療費助成事業費では、罹患率の高い時期の小児について健康増進を図るものでございます。7の子育て支援センター運営経費では、子育て家庭の支援、育児相談など、子育て支援センターを拠点として幅広く取り組むものでございます。8のファミリーサポートセンター事業費では、センターを通じて育児の相互援助活動を行い、仕事と育児の両立できる環境づくりを推進するものでございます。9のひとり親家庭等医療費助成事業費では、医療費の一部を助成することにより生活の安定と福祉の増進を図るものでございます。13の幼稚園等就園奨励費補助金は、幼稚園に就園する3歳から5歳児の保育料を補助し、就園の奨励と幼児教育の振興を図るものでございます。14の幼稚園等補助事業費は、幼稚園の施設整備費補助金とともに、特に障害児教育を実施する幼稚園に対し補助を大幅に増額し、幼稚園教育の振興を図るものでございます。職員給与費につきましては、子育て支援総務事務に係ります人件費でございます。 70ページをめくっていただきます。2目児童保育費における主な事業でございますが、説明欄3の保育所待機児童対策事業費は、昨今の待機児童の急増に対応する緊急対策といたしまして、22年度からおおむね3年間を目途に実施するものでございます。綾南保育園の定員の増員、派遣保育士などを助成することによりまして民間保育園の増員を図るものでございます。その他につきましては従来の継続事業でございますが、2は保育所の管理運営費を入所児童数に応じて交付する保育所運営費交付事業、4は設置基準以上の保育士設置などに助成する民間保育所運営費補助金、5は延長保育等の特別事業に対する助成でございまして、保育対策等促進事業費補助金、6は認定保育施設に対する補助金をそれぞれ交付することによって、保育所の適正な運用を図るものでございます。 続きまして、3目保育所費における主な事業でございますが、説明欄、子育て環境の充実の、5の大上保育園建替え事業費につきましては、園舎の老朽化と保育所待機児童の急増に対応するため、40名の定員増を目的に工事期間の短縮を図り着手したものでございます。22年度に基本設計と実施設計を行い、補正予算により23年度と合わせまして建設工事を実施する予定でございます。園児の健やかな育成を図るため、採光、通風、騒音、環境等に配慮し、多様化する保育ニーズに対応するとともに、地域の子育て家庭を支援する子育て支援センターを併設いたします。22年度、24年度と合わせまして、総額といたしましては5億数千万の建築費に当たります。その他につきましては継続事業となりますが、説明欄1と2は大上保育園、綾南保育園に係る人件費、事務費等運営管理経費でございます。3の保育園児育成経費では、入所児童の生活習慣の自立など心身の健全育成を図るものでございます。4の延長保育事業費では、延長保育を実施し、保育ニーズに対する対応を図ってまいります。職員給与費につきましては、保育所費に係ります職員の人件費でございます。 続きまして、4目青少年育成費における主な事業でございます。72ページでございます。説明欄2の青少年指導員活動経費は、地域における青少年の健全育成活動を推進いたします指導員報酬でございます。4の青少年健全育成事業費では、各地域の子供会や青少年健全育成団体との連携を深めながら、子供たちがみずから学び、多くのことを体験できるちびっこ芸能会や、親子で参加するふれあいナイトウオークラリー大会など、多種多様な事業を展開することにより、参加と交流を通じて心豊かな青少年の育成に努めるものでございます。10のあやせっ子ふれあいプラザ運営費につきましては、ふれあいプラザ管理運営委員会への委託料でございます。各プラザでは、パートナーさんとの触れ合い、上級生との交流を通じて、遊びの中から責任感や思いやりを学ぶなど、児童の健全育成に努めるものでございます。13の学童保育対策事業補助金では、共働き等で放課後の保育に欠ける児童の生活の場となります施設の運営の充実を図るものでございます。保育環境の向上のために移転をする費用等につきまして助成を新設いたしたところでございます。 次に、5目青少年相談室費における主な事業でございますが、説明欄2の青少年相談員活動経費は、青少年相談員2名の報酬でございます。相談室では、青少年が抱えるさまざまな悩み事の相談に対応するとともに、青少年補導員連絡協議会との連携により、巡回パトロールや非行防止の街頭活動を行い、青少年の健全育成に努めるものでございます。 74ページとなります。中段です。4款衛生費、1項1目保健衛生総務費でございますが、主な事業といたしましては、説明欄の生き生きと暮らせる健康づくりの推進に係る、2の健康づくり推進事業費では健康あやせ普及員の育成を、食育の推進に係る食生活改善推進協議会補助金では食生活改善員の養成に取り組み、市民の健康増進と健康への関心を高めてまいります。職員給与費につきましては、保健衛生に係る職員の人件費でございます。下段になります。2目予防費における主な事業でございますが、説明欄の生き生きと暮らせる健康づくりの推進に係る1の母子保健事業費では、妊婦健康診査への助成14回分を継続し、母子の健康管理の一層の推進を図ります。2の感染症対策事業費では、予防接種法に基づく各種予防接種及び子宮頸がん、ヒブ、肺炎球菌ワクチンの接種を実施し、疾病の予防を図るものでございます。4のがん検診事業費では、昨年同様に女性特有のがん検診を無料で実施いたします。5の健康増進健診事業費では、75歳以上の高齢者及び40歳以上の生活保護受給者等を対象として、内臓肥満型の肥満に注目した生活習慣病予防のための健診及び保健指導を行ってまいります。7の高齢者肺炎球菌予防接種事業費では、肺炎の発症、重症化を防ぐための接種費用の一部を助成し、高齢者の健康保持・増進を図ってまいります。その下の地域医療体制の充実に係る歯科保健補助事業費につきましては、幼児の虫歯予防について推進するものでございます。 76ページをおめくりください。3目環境衛生費における主な事業でございますが、説明欄2、説明欄4、同じく5によりまして、犬猫管理及びそ族昆虫対策の事業を推進するものでございます。続きまして、4目地域医療対策費における主な事業でございますが、説明欄2の広域・休日救急医療確保事業費では、綾瀬市、海老名市、座間市医師会の御協力をいただく中で、平日夜間診療及び休日・祝日・年末年始における救急医療体制をそれぞれ確保し、市民の医療不安の解消と健康保持を推進するものでございます。5目保健医療センター費につきましては、施設の維持管理に要する費用でございます。以上で補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 次に、市民部長。  〔市民部長(中山利次君)登壇〕 ◎市民部長(中山利次君) それでは、市民部が所管いたします平成23年度予算につきまして補足説明をさせていただきます。 初めに、歳入でございます。予算書の22ページをお開きいただきたいと思います。中段でございます。14款1項1目総務使用料、1節総務管理使用料のうち、一部ですが、吉岡・寺尾綾北自治会館敷地内にございます東電柱の占用料を受け入れるものでございます。 次に、24ページでございますが、中段でございます。14款2項1目2節徴税手数料でございます。説明欄1の課税関係手数料でございますが、総合窓口として市民課が取り扱います所得証明書や住宅用家屋証明書などの課税関係証明書1万件余りの発行手数料を、実績を勘案し見込んだものでございます。次に、同じく3節戸籍住民基本台帳手数料、住民票または印鑑証明など9万4,000件余りの発行手数料を、実績を勘案し見込んだものでございます。次に、同じく4節臨時運行許可申請手数料、いわゆる仮ナンバーの申請手数料でございますが、実績を勘案し見込んだものでございます。 次に、28ページをごらんいただければと思います。下段になります。15款3項1目2節戸籍住民基本台帳費委託金でございます。説明欄1の外国人登録事務費委託金、外国人登録事務に要します経費を国の定める交付基準に基づき見込んだものでございます。 次に、恐れ入ります、30ページをごらんください。中段でございますが、16款2項1目1節総務管理費補助金でございます。説明欄1の市町村金融広報活動推奨事業費交付金は、金融に係る広報活動を推奨するために交付される定額の交付金でございます。また、説明欄2の消費者行政活性化事業費補助金、これは国の消費者行政活性化事業として、県を通じ市の消費者保護事業のため補助金を受け入れるものでございます。 次に、34ページをごらんいただければと思います。中段でございます。16款3項1目1節総務管理費委託金、説明欄2の人権啓発活動事業費委託金につきましては、人権啓発のための経費の一部を県より受け入れるものでございます。同じく4節統計調査費委託金、説明欄1の基幹統計調査委託金の一部でございますが、国民生活基礎調査の人口動態調査事務などに要する経費を国の定める基準に基づき見込んだものでございます。17款1項2目1節利子及び配当金のうち、説明欄4の市民活動推進基金利子は、その市民活動推進基金の利子を受け入れるものでございます。 次に、36ページをごらんいただければと思います。上段になりますが、18款1項1目1節総務管理費寄附金につきましては、交通安全対策に係る寄附金を受け入れるものでございます。 次に、19款1項2目1節市民活動推進基金繰入金につきましては、市民活動応援補助金、いわゆるきらめき補助金でございますが、その原資として基金から繰り入れるものでございます。 次に、38ページをごらんいただければと思います。下段になります。21款5項1目1節総務費雑入のうち、説明欄8の市民活動センター雑入は、市民活動センターの印刷機等の使用料を受け入れるものでございます。同じく説明欄の10その他雑入の中には、市のバナーの売り払いによる歳入を、一部ですけども計上しているものでございます。以上で歳入を終わらせていただきます。 続きまして、歳出に移らせていただきます。お手元の平成23年度予算概要版につきましては、15ページから19ページに、市民部で予定しております主な事業といたしまして14の事業を記載してございますので、御参照いただければと思います。 予算書につきましては、48ページをお開きいただければと思います。下段になりますが、2款1項8目企画費でございます。説明欄の国際化・国際平和の促進の1、平和思想普及啓発事業費では、昭和59年12月19日の核兵器廃絶平和都市宣言以来、各種事業を行って、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向け平和思想の普及啓発に努めておりますが、ここで新たに小学生を対象に広島への派遣事業を行うものでございます。これは市内の小学生を被爆地である広島市へ派遣し、戦争の悲惨さや平和のとうとさについて考える機会をつくり、平和意識の高揚を図ることを目的に、夏休み期間中に市内の小学生20名程度を1泊2日の日程で広島市へ派遣するものでございます。次に、2の文化・国際化推進事業費では、国際化といたしまして多言語情報誌「あやせトゥデイ」を継続して発行し、多数居住されている外国人住民の方に生活上の案内をしてまいりますとともに、あやせ国際フェスティバルの開催を支援し、外国と日本との相互の文化、習慣を理解していただくなど、国際化の啓発・推進をしてまいります。また、新たに外国人住民の日常生活支援といたしまして、窓口に通訳者を配置し、外国人住民の相談に応ずるようにいたしたいと思っております。 次に、50ページをお願いいたします。下段でございますが、2款1項11目地域活動推進費でございます。説明欄1の地域活動推進管理経費は、自治会活動の拠点となります自治会館の地デジ化やバリアフリー化対応工事費と施設修繕料、それと、市民協働課の事務的経費でございます。説明欄2の自治会育成補助事業費は、地域の連帯意識を高めるとともに、地域住民の自主的活動を推進するため、市内14の自治会に対し、活動費の一部を助成するものでございます。 次に、52ページをごらんいただければと思います。上段になりますが、2款1項12目の広聴費でございます。説明欄1の市民相談事業費は、市民の皆様が生活の中で生じますいろいろなトラブル、例えばDV問題、相続や借金などの事案解決に対応するため、DV問題の相談員や弁護士など専門の相談員を配置し、各種の相談事業を実施するものでございます。説明欄2の消費者保護対策事業費は、昨年の1月から名称を綾瀬市消費生活センターとして、消費者問題の解決を迅速かつ適切な対応ができますよう取り組んでおりますが、専門相談員の研修や市民向けの研修の充実をし、さらなる消費者保護の推進を図るものでございます。 次に、同じく13目防犯対策費でございますが、説明欄1の防犯対策管理経費、これは青色回転灯付安全・安心パトロール車3台の運転員や、市民防犯意識の高揚を図るため配置いたしております、あやせ安全・安心相談員の賃金が主なものでございます。説明欄2の防犯対策関係補助金は、防犯協会及び安全・安心まちづくり推進協議会への補助金で、引き続き防犯関係団体や大和警察署などと連携を図りながら、防犯体制の強化、犯罪発生の抑止に努めてまいります。 次に、15目男女共同参画推進費でございますが、この目は、男女共同参画社会に向けた推進協議会委員への謝礼や、情報紙「すてきに生きよう」の発行と講演会開催の経費でございます。 次に、16目交通安全対策費でございますが、説明欄1の交通安全対策管理経費は、交通安全思想の普及と交通事故対策の経費でございますが、予算書には金額の載ってこない事業、いわゆるゼロ予算事業といたしまして、新たに高齢者の自動車運転免許証自主返納促進策を行いたいと考えております。これは、運転免許証自主返納者を対象に、免許証のかわりに身分証明書の役割を果たす住民基本台帳カードの発行手数料を無料とするとともに、コミバスの無料券を配布することによって高齢者の自主返納を促進し、高齢者が第1次当事者となる交通事故抑止の一助とするものでございます。説明欄2の交通指導員活動事業費は、通学時の立哨、街頭指導や交通安全教室に従事し、交通安全対策を進めております交通指導員45名の報酬でございます。説明欄3の交通安全推進団体補助事業費につきましては、市の交通安全対策協議会、交通安全母の会などへの補助金でございます。なお、平成22年度におきまして市の交通安全対策協議会は、交通死亡事故抑止、死亡事故半減ということで、県の安全対策協議会から感謝状をいただきましたことを御報告させていただきます。 次に、54ページをごらんいただければと思います。上段になりますが、同じく2款1項17目の災害対策費でございますが、説明欄1の災害対策管理経費は、防災会議委員の報酬や、防災訓練及び気象情報提供委託などの経費が主なものでございます。説明欄2の市民防災活動推進事業費は、市民の防災意識の向上を図るためお願いしております防災アドバイザーへの謝礼と、地域防災リーダー養成に要する経費でございます。説明欄3の防災行政用無線維持管理経費は、防災行政用無線の維持管理に要する経費でございます。説明欄4の防災資機材整備事業費は、地震など災害時の応急対策に必要な防災資機材を防災用備蓄倉庫などに配備するもので、引き続き災害に強いまちづくりを目指し、充実・拡充に努めてまいります。説明欄5の国民保護対策管理経費は、国民保護協議会開催時の委員報酬が主なものでございます。 次に、18目人権啓発費でございますが、この目は、差別のない社会を構築するため、人権擁護の啓発、研修参加に要する経費や、人権啓発関係団体への補助金が主なものでございます。次に、19目市民活動推進費でございますが、説明欄1の市民活動推進事業費は、市民活動推進条例に基づきます市民活動の推進に関し御検討いただく市民活動推進委員会の報酬でございます。説明欄2の市民活動センターあやせ運営経費は、センターの運営管理に要するスタッフの人件費と、市民活動団体に使っていただきます印刷機、紙折り機等の維持管理経費が主なものでございます。説明欄3の市民活動団体支援事業費は、市民活動応援補助金、いわゆるきらめき補助金でございますが、市民活動団体が行う事業に対し財政的支援を行うものでございます。説明欄4の市民活動推進基金積立金は、きらめき補助金の原資を積み立てるものでございます。 最後に、58ページをごらんいただければと思います。上段になりますが、2款3項1目戸籍住民基本台帳費でございます。説明欄、効率的・効果的な行財政経営の1の戸籍住民基本台帳管理経費は、戸籍や住民登録、諸証明事務などの窓口業務に係ります賃金と、戸籍や住基ネットワークシステムの運営・保守管理に係ります経費が主なものでございます。前年度と比較してふえているのは、外国人住民の住民基本台帳システム機器賃借料を計上したためでございます。 以上で市民部が平成23年度に所管いたします一般会計歳入歳出予算の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 次に、環境部長。  〔環境部長(熊山茂君)登壇〕 ◎環境部長(熊山茂君) よろしくお願いいたします。 それでは、環境部が所管いたします平成23年度一般会計予算につきまして補足の説明を申し上げます。予算の概要につきましては、まず衛生費につきましては、概要版35ページの(11)の高座清掃施設組合負担金から39ページの(23)美化運動推進事業まででございます。また、土木費につきましては、51ページの(18)都市緑化推進事業から(20)の公園用地取得事業までに記載してございますので、後ほど御参照のほどよろしくお願いいたします。 それでは、初めに歳入から御説明申し上げます。予算書、22、23ページをお開きください。下段になりますが、14款1項3目衛生使用料、2節の清掃使用料でございますが、リサイクルプラザ内におけますガスガバナー及び東電柱が設置されておりますことから、それに伴います行政財産の使用料として受け入れるものでございます。5目土木使用料、3節都市計画使用料でございます。説明欄1の野球場等使用料につきましては、城山公園及び綾南公園炊事棟の使用料を、説明欄2の公園占用料は、公園内に設置された公衆電話や電柱等の占用料を受け入れるものでございます。 24ページをお開きください。中ほどになります。2項2目衛生手数料、2節の清掃手数料ですが、説明欄1の廃棄物取扱手数料から4の廃棄物取扱許可申請手数料までについては、戸別収集と直接搬入の粗大ごみ、合わせて約3万8,000個分の廃棄物取扱手数料、また、し尿・汚水の処理手数料を、また、23年度は廃棄物の取扱許可の一斉更新となることから、その申請手数料を見込んだものでございます。 次に、28ページをお開きください。一番上になりますが、15款2項2目土木費国庫補助金、2節都市計画費補助金でございます。説明欄1の施設区域周辺公園整備費補助金につきましては、綾瀬スポーツ公園整備工事と小園公園整備工事に係る補助金を受け入れるものでございます。説明欄4の社会資本整備総合交付金(都市公園等事業)につきましては、公園遊具長寿命化事業に係る補助金を受け入れるものでございます。 32ページをお開きください。下段になりますが、16款2項3目衛生費県補助金、2節環境保全費補助金でございます。説明欄1の住宅用太陽光発電システム設置事業補助金につきましては、平成21年度より開始されました県の補助制度でございます。23年度の補助額は、発電システムの出力1キロワット当たり1万5,000万円でございまして、上限を5万2,000円の補助制度に変更されてございます。この補助金の申請受け付け及び交付等を市が実施することから、県補助事業に係る経費の全額を県補助金として受け入れるものでございます。 次に、34ページをお開きください。下段になりますが、17款1項2目利子及び配当金、1節利子及び配当金、説明欄9のみどりのまちづくり基金利子につきましては、基金の利子を見込んだものでございます。 36ページをお開きください。中ほどになります。19款1項7目みどりのまちづくり基金繰入金、1節みどりのまちづくり基金繰入金につきましては、蟹ケ谷公園ほか目久尻川沿いの公園に桜を植樹するなど基金の有効活用を図るため、その一部を都市緑化推進事業費に充当するものでございます。 次に、40ページをお開きください。上段より21款5項1目雑入、3節衛生費雑入でございます。説明欄3の資源回収売払代から6のその他雑入まででございますが、あやせエコっと21推進事業への企業協賛金や、資源物収集所などから回収された有価物の売却などに伴います収入を見込んだものでございます。なお、アルミ・紙など有価物の売却につきましては、市況の悪化等、大変厳しい情勢ではございますが、見直しにつきましても積極的に努め、歳入の確保を図ってまいります。5節土木費雑入でございます。説明欄2の緑化事業雑入につきましては、財団法人かながわトラストみどり財団から緑の保全に対する助成を受け入れるものでございます。説明欄6の公園事業雑入につきましては、非常勤職員の駐車場代を受け入れるものでございます。以上で歳入の説明とさせていただきます。 続きまして、歳出について御説明をいたします。予算書、76、77ページをお開きください。下段になります。4款2項1目清掃総務費でございます。この目につきましては、説明欄、資源循環型社会の構築を目指すための各経費と、リサイクルプラザ職員の職員給与費でございます。この目は、ごみ・し尿などの廃棄物の収集運搬と処理に関する事務的な管理経費と、海老名・座間・綾瀬の3市でごみやし尿、浄化槽汚泥などの中間処理を行っております高座清掃施設組合への負担金が主な経費でございます。なお、高座清掃施設組合への負担金につきましては、焼却施設等の継続使用に伴います既存施設の整備・改修を行うとともに、新たに平成31年度稼働に向けたし尿処理施設や焼却施設等の次期更新整備に係る計画策定、調査業務や、これに伴う組合への職員の派遣に係る経費でございます。 78ページをお開きください。上段より2目塵芥処理費でございます。説明欄にございます資源循環型社会の構築に係る経費につきましては、じんかい車2台の更新を含め、ごみ収集業務に必要な車両21台の燃料費や修繕費等の維持管理経費及び資源化・分別収集処理に要する経費が主なものでございます。ごみの減量化・資源化につきましては、生活スタイルの変化などによりまして、なかなか指定の収集時間に資源物を収集所に出すことが困難な方にも資源分別に取り組みやすいよう、地域に指定収集日以外にも資源物を出せる場所を新たに設置し、より一層のごみの減量化・資源化に努めてまいります。家庭ごみの減量化として、昨年度より開始した大型生ごみ処理機による生ごみ減量化モデル事業の対象地域を拡大するとともに、家庭用生ごみ処理機のさらなる普及促進を図るため、購入補助制度の補助率及び限度額の改正や、生ごみ処理機の効果を実際に体験してもらう貸出制度を創設いたします。また、事業系ごみの対策につきましては、22年度に作成した減量化や適正処理の実践を促すための冊子、あるいは、専門家を招いて行った講演会などを生かし、特に多量排出事業所に対する減量化の指導徹底を図るとともに、収集運搬事業者にも引き続き減量化の取り組みの指導と啓発に努めてまいります。環境美化の充実につきましては、道路等の公共施設におけます動物死体の処理経費でございます。3目し尿処理費でございますが、この目につきましては、し尿や雑排水の地下浸透ますの汚水収集に必要な車両の維持管理経費でございます。4目リサイクルプラザ費でございますが、この目は、説明欄にございます同プラザの維持管理と3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進する運営経費を計上したものでございます。この中で同プラザ運営経費につきましては、市民が主体に3Rに取り組む参加型の企画を提案し、より広く啓発効果の高い事業を実施してまいります。 3項1目環境保全総務費でございます。この目は、説明欄、地球環境保全事業に取り組むための各種経費でございます。1の環境政策管理経費から4の環境行動計画活動事業費までにつきましては、御存じのとおり地球温暖化対策は喫緊の課題となっており、二酸化炭素排出量の削減に向けた市民一人一人の取り組みを促進していくことが大変重要なことでございます。そのために市民の皆様には地球温暖化を初めとする環境問題への認識を深めていただき、身近なところから、そして、できることから環境に優しい行動、暮らしを実践していただくため、環境都市推進講演会や子ども環境教室、エコドライブ講習会など、各種の環境講座を開催し、より多くの市民に環境に対する啓発を行ってまいります。また、環境団体や企業と市民が触れ合うあやせ環境デーの開催、あやせエコっと21の普及にも引き続き努めてまいります。ISO14001環境マネジメントシステムにつきましては、市民環境審査員によりますISO規格の適合性の確認を受けるとともに、より綾瀬にふさわしい環境管理システムとなるよう改善してまいります。5の環境保全対策補助事業費につきましては、環境に優しい新エネルギー、省エネルギーの普及促進を図るため、個人住宅への太陽光発電設備設置補助事業につきまして、県の補助制度とあわせ、より多くの市民の皆様への普及促進を図ってまいります。また、雨水貯留槽設置補助事業につきましても、引き続き実施してまいります。そのほか今年度より走行時に一切排気ガスを出さない電気自動車の普及促進を図るために、市民や市内事業者を対象に電気自動車の新規購入に対します補助制度を開始いたします。次のページの説明欄、一番上になりますが、職員給与費につきましては、環境政策課職員の人件費でございます。 2目の公害対策費でございます。市民の皆様から騒音や振動、悪臭等の苦情につきましては減少傾向にございます。継続的な環境把握と水質汚濁事故の未然防止を図るため、水質調査とダイオキシン類調査などを引き続き実施してまいります。 3目美化推進費でございます。この目は、環境美化の充実に取り組むための各種事業費でございます。ごみの投棄防止によるきれいなまちづくり条例の施行後、4年が経過し、市民や事業者の皆様の御理解と御協力によりまして美化活動が積極的に行われております。今後におきましても引き続き条例の普及を図りながら、ごみの投げ捨てをしない・させない・許さない環境づくりを推進し、市内統一美化キャンペーンやごみ投棄防止キャンペーンなど、市民、事業者と協働してまちの美化活動を推進してまいります。また、美化運動推進協議会と一体となりまして、市民一人一人がごみを捨てないことを宣言する、まち美化マナー宣言登録制度の普及拡大を図り、地域におけるまち美化活動や美化パトロールを積極的に支援し、きれいで暮らしやすい地域環境づくりを推進してまいります。 次に、少し飛びまして、92、93ページをお開きください。8款4項4目公園費でございます。この目につきましては、説明欄、緑の保全、創出、育成に係る1のみどりのまちづくり基金積立金につきましては、緑地保全事業を進めるための基金として毎年積み立てを行っているものでございます。2の都市緑化推進事業費につきましては、緑の保全と緑化の推進を図り、より良好な都市環境を形成するための経費で、緑化フェア及びガーデニングフェアの開催経費や、公園愛護団体への活動助成、緑地指定などを行うものでございます。23年度につきましては、広く市民の方々に参加していただき、緑への関心を深めてもらう事業として展開をしてまいります。さらに、公園愛護会による潤いのある公園づくりを進めてまいります。また、昨年末ふるさと納税によりまして積み立てられた基金を活用いたしまして、納税者の思いを実現するために、蟹ケ谷公園にシンボル的な樹木としてシダレザクラを、そのほか目久尻川沿いの堀之内公園やせせらぎ広場にも桜の木を植栽してまいります。 次に、魅力ある公園づくりに係る1の公園維持管理事業費は、既存の118の公園の除草や遊具の補修など、利用者に安全で快適な公園施設を提供するための維持管理に要する経費でございます。また、公園遊具につきましては、国土交通省の交付金を活用し、公園遊具の長寿命化計画に基づきながら、光綾公園を初め、寺尾公園など順次改修してまいります。2の公園整備事業費でございますが、新たな公園の整備や設計・測量などに要する経費でございます。23年度におきましては、平成19年度から整備を進めてまいりました綾瀬スポーツ公園のソフトボール場、テニスコート及びレストハウスの整備を継続するとともに、硬式野球場の整備にも着手してまいります。また、宅地化が進んでおります深谷中央特定土地区画整理区域内の早川本蓼川線以北の公園につきまして整備を行ってまいります。3の公園用地取得事業費につきましては、引き続き目久尻川親水公園、寺尾の森の用地を取得するほか、東山公園の土地開発公社への債務を償還する経費でございます。 以上で環境部の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳愼君) 次に、都市経済部長。  〔都市経済部長(馬場勉君)登壇〕 ◎都市経済部長(馬場勉君) よろしくお願いいたします。 それでは、都市経済部が所管いたします平成23年度の一般会計予算並びに深谷中央特定土地区画整理事業特別会計予算の補足説明を申し上げます。予算の概要につきましては、労働費、農林水産業費、商工費につきましては概要版の40ページから44ページに、土木費のうち都市経済部所管分につきましては49及び50ページにかけまして、それぞれ所管いたします23の事業を記載してございますので、御参照いただきたいと存じます。 それでは、初めに歳入でございますが、予算書の22、23ページをお開きいただきたいと存じます。下段でございます。14款使用料及び手数料、1項使用料、4目農林水産業使用料につきましては、農業用水路の占用料及び本蓼川コンポスト内にございます電柱1本の行政財産使用料を受け入れるものでございます。 次に、24ページをお開きいただきたいと思います。2項手数料、3目農林水産業手数料、1節農業手数料のうち、説明欄2の鳥獣飼養登録票交付手数料につきましては鳥獣の飼養登録票の交付手数料を、また、3の諸証明手数料につきましては農用地証明の発行に伴います手数料を、それぞれ実績見込みにより計上したものでございます。下段にございます4目土木手数料、3節都市計画手数料につきましては、都市計画に係る証明や屋外広告物の許可申請手数料をそれぞれ実績見込みにより計上したものでございます。 続きまして、28ページをお願いいたします。上段になりますが、15款国庫支出金、2項国庫補助金、2目土木費国庫補助金、2節都市計画費補助金のうち説明欄3の社会資本整備総合交付金(市街地整備)につきましては、コミュニティバス試験運行や防災まちづくり計画基礎調査事業に対します補助金を受け入れるものでございます。 次に、32ページをお願いいたします。下段になります。16款県支出金、2項県補助金、4目労働費県補助金、1節労働費補助金につきましては、9課12事業に該当いたします緊急雇用創出事業臨時特例基金市町村補助金を受け入れるものでございます。5目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金、説明欄2の鳥獣保護管理対策事業補助金は、カラス、ドバトなど有害鳥獣の捕獲事業の経費として、また、3の農とみどりの整備事業補助金は、農業振興地域内農業用道路の補修整備に要する経費の一部を受け入れるものでございます。 次に、34ページをお開きいただきたいと思います。上段になります。6目土木費県補助金、1節都市計画費補助金は、都市計画法第6条の規定に基づき、おおむね5年ごとに実施いたします都市計画基礎調査業務に要します経費の一部を受け入れるものでございます。17款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金、1節利子及び配当金、説明欄7の農業後継者育成基金利子及び8の都市基盤整備基金利子につきましては、それぞれ基金の利子を見込んだものでございます。 次に、36ページをお願いいたしたいと思います。19款繰入金、1項基金繰入金、5目農業後継者育成基金繰入金につきましては、農業後継者を育成するための事業に対し基金から繰り入れるものでございます。6目都市基盤整備基金繰入金は、深谷中央特定土地区画整理事業に対します基金からの繰入金でございます。 次に、38ページをお願いいたします。21款諸収入、3項貸付金元利収入のうち、2目勤労者総合資金貸付金収入から7目創業支援資金貸付金収入は、勤労者の生活資金や商工業者の事業資金など、金融機関に預託をいたしました元金を受け入れるものでございます。 次に、40ページをお願いいたします。5項雑入、1目雑入、5節土木費雑入のうち、説明欄1及び4につきましては、都市計画図や有償刊行物の売り払い代金を受け入れるものでございます。5のコミュニティバス事業雑入につきましては、社会実験運行に伴います運賃や車内広告収入などを受け入れるものでございます。以上で歳入を終わらせていただきます。 続きまして、歳出について御説明させていただきます。 80、81ページをお開きいただきたいと存じます。5款労働費、1項1目労働諸費でございます。説明欄1の労政管理経費につきましては、事務的経費が主なものでございます。2の障害者雇用促進報奨金につきましては、障害者の雇用促進を図るため、市外在勤者を含め、障害のある方を雇用する企業に対し報奨金を交付するための経費でございます。3の勤労者総合資金預託金、4の勤労者生活資金預託金につきましては、勤労者の生活資金や教育費、医療費など生活資金の融資の円滑化を図り、住宅の取得や生活支援を行うため、前年に引き続き中央労働金庫へ預託を行うものでございます。5の職業技術校等就学奨励金につきましては、昨年より若者の雇用につながる新たな取り組みとして、技術的なスキルを高める就業支援を推進するため、引き続き神奈川県立職業技術校などに入学する市内在住者に対しまして、年間授業料の2分の1の額を奨励金として交付するものでございます。6の中小企業退職金共済制度補助金につきましては、中小企業退職金共済制度に加入した企業に対し、掛金の一部を助成するための経費でございます。7の勤労者住宅資金利子補給金につきましては、中央労働金庫から住宅取得資金を借りた方に対し、借り入れに伴う利子を助成し、勤労者の定住化に向けた持ち家の促進を図るものでございます。8及び9につきましては、労働団体や職業訓練校に対し助成をするものでございます。 82ページをお開きいただきたいと思います。6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費でございます。この目につきましては、農業後継者育成対策協議会への補助金や基金積立金と、農業振興課職員の人件費でございます。 次に、3目農業振興費でございますが、農業の振興1の農業振興事業費につきましては、園芸農家の栽培管理技術の向上を図るため、施設トマト、キュウリなどの共進会の開催や、作物を荒らすカラスやハクビシンなどの有害鳥獣の駆除に要する経費でございます。2の援農ボランティア養成事業費につきましては、農繁期における農家の労働不足などの解消をするため、農業に関心のある市民を対象に3カ年をかけてボランティアを養成するための経費でございます。現在、1期生5名、2期生4名、3期生6名の計15名の方が研修や実習を続けられており、引き続き援農ボランティアを養成し、農家の支援などにつなげてまいりたいと考えております。3のアグリパーク構想策定事業費につきましては、本市の重要な環境資源でございます農地の保全と、食をテーマとした都市農業の再生を目指し、観光農園や大型直売所、地場産レストランを配置するなど、農業を初め市内産業の活性化を多角的にリードする新たな拠点づくりを推進するための基本構想策定などに要する経費でございます。4の都市農業啓発(園芸)補助金につきましては、地元農作物の消費拡大に取り組むための事業に要する経費で、地場食材を使用した料理教室を初め、いきいき祭りや収穫祭などのイベントで農産物マップを配布するなど、綾瀬の農畜産物のPR活動を行ってまいるものでございます。5の園芸振興対策事業補助金につきましては、園芸農家の生産性の向上と高品質化を進め、体質の強化と経営安定を図るため、施設整備や機械化を進める農家に対して支援するための経費でございます。特に新規作物発掘事業では、ブロッコリーに次ぐ本市を代表する作物を発掘し、農業の振興や経営の安定化を図るため、新規農作物の種や苗の全額補助に加えて、新規農作物を作付する場合に、その圃場に係る収益の一部を補償するなど事業を拡充したものでございます。6の農業経営強化事業資金利子補給金につきましては、経営の合理化や機械化を促進するために、施設の整備や機械の導入を行った農家に、借り入れた利子の一部を助成するものでございます。また、7のふれあい農業推進事業補助金につきましては、都市型農業を進める上で、農業への理解を深めていただくために実施する農家体験留学や親子ふれあい農業体験事業の経費でございます。 次に、4目畜産業費でございます。説明欄1の畜産振興事業費につきましては、畜産経営の安定化のため、家畜改良、増殖及び優良種豚の導入、環境汚染防止の継続、かつ伝染病疾病の予防など、畜産各事業に対して助成をし、畜産の振興を図る経費でございます。 次に、5目農地費でございます。説明欄1の農業用水施設維持管理経費につきましては、農業用水施設の維持管理や用水路のしゅんせつなどに要する経費でございます。 84ページをお開きいただきたいと思います。2の農道整備事業費につきましては、農道の除草、不陸整正や補修など、農業振興地域内の道路の維持管理に要する経費を計上したものでございます。 次に、7款商工費、1項商工費、1目商工総務費でございます。この目につきましては、商工振興課職員の人件費及び事務的経費でございます。2目商工業振興費でございますが、説明欄、商業の振興、1の優良事業所等表彰事業費につきましては、経営の合理化・近代化等を進めた事業所、永年勤続や技能のすぐれた従業員を表彰し、市内産業の発展に寄与するための経費でございます。2の商工業小口事業資金預託金から5の創業支援資金預託金までは、それぞれ記載のとおり、中小企業者が経営の安定や設備投資のための融資を金融機関などから円滑に受けられるように預託をするものでございます。6の商工業振興補助事業費につきましては、市内商業者、中小企業の活性化、経営基盤の強化を図るため、商工会へ支援を行うほか、経営安定のための利子補給や信用保証料の助成など、商工業の育成・支援に要する経費でございます。7の商業振興補助事業費につきましては、商店会や協同組合が行います販売促進事業への助成や、商店会が維持管理いたします街路灯の電気料の補助、あやせ名産品会が行う地場産物の普及啓発事業への助成など、商業の活性化を図るための経費でございます。この事業費では、新たに市内商店街の空き店舗対策や、人材の確保につながるコミュニティビジネス創出に向けた調査研究費や、商店街が行います共同施設の設置及び改築など、環境改善に対する経費を支援していくものでございます。 次に、工業の振興、1の工業振興補助事業費につきましては、市内中小企業の技術力の強化及び販路拡大への支援を行うため、特許などの産業財産権取得に要する経費や、技術者研修の費用の一部を助成するための経費でございます。また、新たな事業として、中小企業診断士などの専門家によります市内企業への巡回訪問を積極的に行い、経営改革と技術力向上の促進や、販路拡大につながる企業支援専門相談業務や、国内または海外で開催されます見本市や展示会などへの出展に要する経費の一部を支援してまいるものでございます。なお、去る2月17日に、綾瀬・海老名・座間の3市と各商工会に神奈川県が加わりまして、第2回県央ものづくり交流会が海老名市民ギャラリーで開催をされております。各企業の技術や製品をPRする展示会、経営に関する講演会や金融機関などの相談コーナーが設けられ、企業の連携の強化及び取引拡大が図られているものと考えております。 次に、観光の振興、1の観光推進補助事業費につきましては、いきいき祭りや、冬の観光事業として取り組んでございます市役所周辺のイルミネーション事業を展開するための経費のほか、松蔭大学と連携した観光資源創出調査をもとに、市内の観光資源や名産品店や推奨品店などを自転車でめぐる、仮称ではございますが、あやせサイクルツアーを実施し、本市の魅力を再発見していただくための新たな観光事業として取り組んでまいりたいと考えてございます。 次に、90ページをお開きいただきたいと思います。8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費でございます。説明欄記載の総合的・計画的土地利用の推進、1の都市計画管理経費につきましては、都市計画図などの印刷製本費のほか、都市計画事業に要します事務的な経費でございます。2の都市計画調査事業費につきましては、東京都市圏パーソントリップ調査をもとに、本市の人の動きの変化を解析し、今後の交通施策評価を検証する調査業務を初め、総合交通計画に掲げた公共交通ネットワークの利便性向上に向けた研究業務、また、都市計画法第6条の規定に基づく土地利用や建物の現況など、おおむね5年ごとに実施いたします都市計画基礎調査業務のほか、大規模地震時の延焼や避難の際における市街地の安全性評価など、災害に強いまちづくりに向けた防災まちづくり計画基礎調査を実施していくものでございます。 次に、タウンセンター計画の推進、1の都市基盤整備基金積立金につきましては、基金の受け入れに伴います利子を積み立てるものでございます。その下の職員給与費につきましては、都市政策課の職員の人件費でございます。 次に、2目都市整備総務費でございます。説明欄、良好な都市環境づくり、1の住居表示管理経費につきましては、住居表示を円滑に執行するための事務的経費でございます。2のまちづくり推進事業費につきましては、屋外広告物の許可事務や違反屋外広告物除却協力団体の活動助成に要します経費と、本市の景観を守り、つくり、育て、快適な生活環境の創出と個性的で活力ある地域社会の実現を推進するため、今年度実施いたしました景観基本調査をもとに景観計画及び景観条例策定に要する委託経費を計上したものでございます。 次に、公共交通ネットワークの整備促進、1のバス対策事業費につきましては、コミュニティバス5路線の社会実験運行などに要する経費でございます。路線バスやコミュニティバスの円滑な運行を図るとともに、バス停環境などの整備を推進し、市民のバス利用の促進と利便性の向上を図ってまいります。特に4号車、上土棚北-中原公園ルートにつきましては、利用者数やアンケート調査を踏まえ、バスの小型化と長後駅乗り入れを進めてまいりたいと考えてございます。 次に、92ページをお開きいただきたいと思います。5目タウンセンター計画費につきましては、都市基盤施設の整備など土地区画整理事業に要する費用として、深谷中央特定土地区画整理事業特別会計へ繰り出し、事業の促進を図るものでございます。 以上で一般会計の補足説明を終わらせていただきます。 続きまして、第10号議案・平成23年度綾瀬市深谷中央特定土地区画整理事業特別会計予算の補足説明を申し上げます。195ページをお開きいただきたいと存じます。また、予算の概要につきましては、概要版の69、70ページに記載してございますので、あわせて御参照いただきたいと存じます。第1条歳入歳出予算につきましては、歳入歳出それぞれ9億5,800万円と定めるものでございます。2項の歳入歳出予算款項の区分及び金額につきましては、196、197ページ、第1表に記載したとおりでございます。第2条の継続費並びに第3条の地方債につきましては、198ページの第2表及び第3表に記載したとおりでございます。201ページから203ページにつきましては、歳入歳出予算事項別明細書でございます。お目通しをいただきたいと存じます。 204、205ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございます。1款保留地処分金収入、1項1目保留地処分金収入につきましては、保留地の処分金を見込んだものでございます。2款使用料及び手数料、1項手数料、1目土木手数料につきましては、仮換地指定証明などの発行に伴います手数料を受け入れるものでございます。3款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金でございます。4款繰越金、1項1目繰越金は、平成22年度の決算の見込額を計上したものでございます。5款市債、1項市債、1目都市計画事業債は、事業に対します借入額を計上したものでございます。 以上で歳入を終わりまして、次に歳出について御説明をさせていただきます。予算書206、207ページをお開きいただきたいと思います。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございます。この目につきましては、土地区画整理審議会委員報酬のほか、事務的経費と深中職員の人件費でございます。2款事業費、1項工事費、1目公共施設整備費につきましては、都市基盤施設として都市計画道路や区画道路及び橋りょうなどを整備するためのものでございます。道路につきましては、都市計画道路長峰大邸線を含め、延長234メートルを、橋りょうにつきましては、比留川に(仮称)7号橋の築造を平成23、24年度、2カ年の継続事業で行ってまいります。この橋りょうの工事箇所につきましては、タウンヒルズの下流、比留川氏宅南側に23年度は下部工事を行うというものでございます。2目工事負担金につきましては、都市基盤施設として給水施設の整備に対する負担金でございます。3目宅地整地費につきましては、造成や擁壁整備工事などに係る経費で、面積約2.46ヘクタールを整備するものでございます。 2項1目移転移設補償費でございますが、208ページをお開きいただきたいと存じます。上段でございます。工事の実施に伴う建物、樹木等の移転移設や使用収益の停止に伴います補償経費などでございます。3項1目調査設計費につきましては、擁壁設計と換地点くい打ち業務などにかかわる経費でございます。3款公債費、1項公債費、1目元金、2目利子につきましては、長期債の元金及び利子を償還するための経費を計上したものでございます。4款予備費につきましては、不測の事態に対応するために計上したものでございます。こうした事業の推進によりまして、平成23年度末の整備状況を96%と見込んでいるものでございます。 次に、210ページから213ページにかけましては、職員9人の給与や土地区画整理審議会や評価委員会の委員など15人の報酬などを記載した給与費明細書でございます。また、214ページ、215ページにつきましては、継続費に関する調書でございます。また、216ページにつきましては、地方債の調書でございますので、ごらんいただきたいと思います。 以上をもちまして、平成23年度綾瀬市深谷中央特定土地区画整理事業特別会計予算の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(青柳愼君) 次に、インター推進担当部長。  〔インター推進担当部長(渡邊晴樹君)登壇〕 ◎インター推進担当部長(渡邊晴樹君) よろしくお願いいたします。 それでは、インター推進担当が所管をいたします平成23年度一般会計予算の補足説明を申し上げます。歳入でございます。予算書の28ページをお開きください。上段でございます。15款国庫支出金、2項国庫補助金、2目土木費国庫補助金、2節都市計画費補助金のうち、説明欄2、土地区画整理事業調査費補助金につきましては、土地区画整理の事業化を促進するための補助金で、工業系の特定保留区域でございます深谷落合地区の区画整理調査に対する補助金を受け入れるものでございます。 続きまして、歳出でございます。予算の概要でございますけども、概要版49ページをお開きください。(12)広域道路対策事業と(13)市街地整備事業の2事業でございます。御参照いただきたいと存じます。予算書は90ページをお開きいただきたいと存じます。中段の8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費でございます。説明欄の利便性に富んだ道路ネットワークづくり、2の広域道路対策事業費でございます。この事業には3つの経費がございます。1つ目といたしましては、(仮称)綾瀬インターチェンジ代替地調査検討でございます。これは、(仮称)綾瀬インターチェンジの早期完成を目指し、早川字上原地内にございます東ソー北側の元日産自動車のモータープール、区域面積約2ヘクタールにおいて、インターチェンジの設置により移転をされる事業所のための代替地確保として土地区画整理事業の調査に要します経費でございます。2つ目といたしましては、寺尾地区まちづくり検討調査でございます。これは、広域的な主要幹線道路で、本市のまちづくりの骨格をなす道路でございます都市計画道路寺尾上土棚線のうち、県道40号横浜厚木線の寺尾台交差点より北側の未整備の北伸部分につきまして、北部地域の交通渋滞解消や生活道路への通過交通から地域の安全を確保するなど、抜本的な道路交通体系と地域環境を整え、持続可能なまちづくりを進める上で、開通した部分に引き続き周辺土地利用と一体的に整備することが大変重要でございます。そのため昨年10月に設置をいたしました寺尾地区まちづくり検討会で、権利者や周辺住民との検討調査に要します経費でございます。3つ目といたしましては、生活道路進入防止策の検討でございます。これは、(仮称)綾瀬インターチェンジの設置により懸念をされます生活道路への通過交通進入防止策につきまして、平成22年度に寺尾釜田の地域の方々と実施をしてございます、地域交通対策委員会で策定した案を現地で検証するための経費でございます。事故のないよう細心の注意を図ってまいります。 次に、予算書の同じページ、下段にございます8款土木費、4項都市計画費、2目都市整備総務費でございます。説明欄の総合的・計画的土地利用の推進、1の市街地整備事業費でございます。この事業費には2つの経費がございます。1つ目は、まちづくり業務に関する検討調査でございます。これは、県の第6回線引き見直しにおいて、工業系の特定保留区域となりました深谷落合地区約50.2ヘクタールと吉岡西部地区約32ヘクタールの、工業系新市街地整備の事業化に向けた調査に要する費用でございます。深谷落合地区は、現在約300名弱の権利者の方々と本地区の整備計画を検討してございますが、土地区画整理事業の実施に向けてさらに概算事業費の検討や区画整理の概略設計を行ってまいります。また、吉岡西部地区につきましては、権利者を初め地域の方々のご意見から、この地区だけではなく、根恩馬地域のまちづくり構想を策定する中で、地域の整備、開発及び保全を進めてほしいということで、その形で進めてまいります。2つ目といたしましては、環境影響評価実施計画書に関する検討調査でございます。これは、深谷落合地区の環境アセスメント手続といたしまして、実施計画書を作成する経費でございます。区域面積が40ヘクタールを超えてございまして、神奈川県環境影響予測評価条例に基づきます手続が必要となるため、評価項目の選定を行うための手続を開始するというものでございます。両地区とも権利者の方々の御理解、御協力をいただき、今回の線引き見直しの目標年次でございます平成27年度までには、市街地整備の見通しを明らかにするとともに、企業誘致を鋭意進めてまいりたいと考えてございます。 インター推進担当からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(青柳愼君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) ○議長(青柳愼君) 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。 午後4時46分 延会...